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目指すのはビットコインのような“オープンでフェア”な組織。”フラットさ”が人を育て、事業を発展させる【代表インタビュー】

※本記事は2020年7月にnoteにて公開された記事の転載です。各情報は掲載当時のものです。


こんにちは、ビットバンク採用担当です。

「オープンでフェアな社会を実現する」。
当社が掲げるこのミッションは、組織づくりにおいてもベースになっており、創業から6年経ち従業員が約90名になった今でも、フラットな組織で事業運営ができています。

その根底となった考え、そしてビットバンクが目指す組織の形とは?――前回に引き続き、代表取締役 廣末紀之(ひろすえ・のりゆき)に組織づくりについて語ってもらいました。

▼前回の記事はこちら

ビットコインの"究極"の技術で、オープンでフェアな社会の実現を目指す【代表インタビュー】 | ビットバンク株式会社
こんにちは、ビットバンク採用担当です。 今回お届けするのは、当社代表取締役CEO・廣末紀之(ひろすえ のりゆき)のインタビュー。野村証券・GMOインターネットを経て、2014年5月にビットバンクを創業した背景、これまでの企業としての歩み、今後の展望について語ってもらいました。 ...
https://www.wantedly.com/companies/bitbank/post_articles/357377


階層をなくし、情報をオープンに。フェアな組織を目指す

――2014年5月に創業してから、丸6年が過ぎました。改めて、組織づくりにおいて大切にしていることを教えてください。

廣末:社員間に「権限格差」「情報格差」が生まれにくい、オープンでフェアな体制づくりを心がけています。

まず、当社の組織には“階層”がほとんどありません。組織図を見れば一目瞭然なのですが、全9部門に代表取締役である私がすべて直結しているという、非常にフラットな形を成しています。従業員数約90名の会社にしては、珍しい体制かもしれません。

情報に関して言うと、日々のチャットコミュニケーションや議事録など、すべてのアクティビティが可視化され、どの社員も閲覧できるようオープンな状態にしてあります。また、業務についてはチームでOKRを設定し、その進捗を管理しながら全社に共有しています。
このように、権限や情報に格差はありませんが、パフォーマンスは1人ひとり違うので、その点が人事評価のポイントにはなりますね。


時に「常識」を疑いながら、業態にマッチする体制を追求

――どのような考えから、現在のようなフラットな組織に落ち着いたのでしょうか。

廣末:ビットバンクという会社に相応しい体制を追求したら現在の組織になった、という感じですね。そもそも階層という概念、権限の集中や情報の集約といった考え方は、18世紀、工業化を進めるために生まれたもの。
大企業や製造業には適合すると思いますが、当社のような情報産業、特に暗号資産(仮想通貨)を扱う新しい事業体には、マッチしないと捉えていて。

「世間的には常識」であっても、自分にとって疑わしいことは他にも多々あります。トップダウン型についても、個人的に好きじゃないんです。理由は、上から強く指示されると大抵の人は思考停止状態に陥ってしまうから。自身で考え、実行できる環境こそが、社員を育てると考えています。

私自身は会社法を守るために、社長という役職に就いているだけ。実際は1プレーヤーとして、ドキュメントの作成からサービス開発、営業、ファイナンスまで幅広い業務を日々こなしています。フラットな組織の中で「気軽に相談してもらえるような社長」を目指していますね。

ビットコインそのものが、国家や会社の在り方に問題を提起している

――廣末さんが理想的だと思える組織はありますか?

廣末:世界最大の暗号資産取引所「バイナンス(Binance)」です。2017年からつい先日まで会社組織ではなく、単なる「個人の集合体」で運営していたんです。
給与はすべてビットコインなどの暗号資産で支払われるため、銀行口座も国際送金も必要なし。世界各国にいるメンバーは、好きな時間や場所で業務をしながら、顧客に価値を提供し、自分たちのニーズを満たしている――「会社、取締役、規定、そして銀行口座をつくらなければ、社会的営利活動ができないという常識がバイナンスによって、覆されたんです。

――このような運営体制が成立したのは、バイナンスが暗号資産(仮想通貨)事業者であることも1つの要因なのでしょうか。

廣末:そう思います。もっと言うと、ビットコインの仕組みこそが、究極の組織の理想形だと私自身は考えていて。
管理者不在で、誰に指示強制されることもなく、11年間正確に、ひと時も休むことなく、関わる人のニーズを満たしながら動き続けている。(※詳細はコチラの記事をご覧ください)
このビットコインの仕組み、存在そのものが「現代における国家や会社、団体の在り方に対する問題提起」とも思っているんですよね。


重要なのは、関わる人すべてがハッピーになれる仕組み

――改めて、会社にとって最も重要なのは何だと思いますか。

廣末:社会・社員・顧客・株主など関わる人すべてがハッピーになること。この一言に尽きますね。そのためには、当然、社員がハッピーでないといけないと思います。
採用に関して言えば、当社のミッションやビジョンに賛同してくれる人がジョインしてくれて、自身のやりたいことや得たいものとニーズが合致できたら、こんなに嬉しいことはないと思っています。

――社員がハッピーになるよう、意識して取り組んでいることは何でしょうか。

廣末:社員間のコミュニケーションの場は、積極的に作るようにしています。
「シャッフルランチ」「チームランチ」のほか、「部活動」の費用も会社で負担しています。映画部や麻雀部、NBA鑑賞部、2000円以上のハンバーガーを食べ歩きする「ハンバーガー部」など、さまざまな部活動が乱立していて(笑)。コロナ禍ではオンラインに移行しつつ、みんな楽しそうに活動していますね。

――廣末さん、ありがとうございました!

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