ビットバンクではこれまでに全従業員を対象としたオンラインでの研修を実施してきました。
しかし、管理職のみを対象とした研修を実施する機会がありませんでした。
そこで、組織の成長に合わせてメンバーの成長を支えるマネジメント力の向上と、管理職同士のつながりを深めることを目的に、初の管理職研修を実施しました。
1日を通して、より良いマネジメントやリーダーシップのあり方を考える時間となりました。今回は、本研修を実施するに至った背景や、当日のプログラム内容をご紹介します!
拡大する組織に必要な“共通のマネジメント基盤”を
現在当社にはマネージャー・部長職を合わせて27名が在籍しています。初めて役職に就いたメンバーも多く、これまで体系的にマネジメントを学ぶ機会が限られていました。
当社では「マネジメントの役割」を事業運営上のタスクとして定義していますが、管理職としての一般的・体系的なスタンスや考え方については、共通認識が十分に形成されていませんでした。
また、フルリモートワークが基本の当社では、管理職同士が日常的に顔を合わせる機会が少なく、横のつながりが生まれにくい環境です。
研修実施前に行ったアンケートでは以下のような結果となりました。
- 96%の管理職が「管理職間の横のつながりは業務に役立つ」と回答。
- 交流を希望するテーマは「部下育成」「チームビルディング」「目標設定支援」が上位。
このように、多くの管理職が「つながり」や「学び」の必要性を感じていたことを受け、行動につなげていくための学びの機会や、共通の指針を整えることが今後の課題として見えてきました。
研修の目的
今回の研修には、次の3つの目的がありました。
1.「管理職とは」を体系的に学ぶ
現状の研修では補いきれなかった、マネジメントの基本と考え方を整理する
2.組織拡大に備えたチームビルディング力の向上
実践的なワークを通じて、現場で使えるマネジメント手法を身につける
3.管理職同士のネットワークを築く
グループワークで互いの考えや経験を共有し、視野を広げる
マネジメント層全体の基盤を強化し、組織を支えるリーダーとしての総合力を高めることが狙いです。
研修当日
午前:グレートチーム ― ゲームで体感するマネジメント
午前のプログラムでは、カードゲーム型ワーク「グレートチーム」を実施しました。
4名1チームで、能力やストレス耐性が異なる“部下カード”をマネジメントしながら、チームとして成果を上げることを目指します。
このワークを通じて、
- 自分のマネジメントスタイルや癖を知る
- 他の管理職のリーダーシップを体感する
- チーム運営を模擬体験する
といった学びを得ることができました。
午後:講義で深める「マネジメントの基本と実践」
午後は座学形式で「管理職に求められるマネジメントとは」をテーマに講義を実施しました。
理論とワークを組み合わせながら、自身のマネジメントを振り返り、今後の行動につなげる時間となりました。
- 管理職の役割と行動基準
- マネジメントのPDCAサイクル
- チームを動かすための人材育成・評価・関係構築
- 部下との信頼関係を築くコミュニケーション方法
最後はCEOの廣末さんからのメッセージと全体の振り返りを行い、懇親会で一日の学びを語り合いました。
業務を離れ、同じ立場の仲間と“マネジメント”に対する意見を交わす時間は、参加者にとって貴重な機会となりました!
参加者の声
- ピープルマネジメントですぐに実践できるアイデアが得られた
- メンバーそれぞれの強み弱みを再把握し、弱みを改善サポートして、強い安定したチーム作りをしていきたい
- 普段あまり会話のない部長とマネジメントについて話すことができた
- 他の管理職の意見は大変参考になり、自身のチームに取り入れることができるものも多かった
- 学びになり、また気持ちを新たに明日から頑張ろうとモチベーションがあがった
最後に
今回の研修を通じて、管理職全体のマネジメントに対する意識が高まり、今後の業務に活かせる充実した時間となりました。
参加者からは多くのポジティブな意見が寄せられ、管理職共通の課題解決に向けた一歩となったと感じています。
今後も、全従業員の心理的安全性や働きやすさを重視し、社員一人ひとりにとって、より良い成長機会を提供していきたいと考えています。
ビットバンクでは、一緒に働く仲間を募集しております。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひエントリーをお待ちしています!
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