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エンジニアリーダーから聞く理想のチーム像とは?【社員紹介:服部公祐】

今回ご紹介する方は、エンジニアリーダーの服部公祐さんです!服部さんは、エンジニア陣とディレクター陣の橋渡し役として安定したプロジェクト進行に貢献するだけでなく、社内プログラミング勉強会『ENGINE』の運営にも携わり、積極的な活躍をされています。そして社内外問わず絶大な信頼を置かれているところが評価され、150名規模の全社員の中から数名しか受賞できない社内アワードを入社してわずか7ヶ月で受賞されました。

現在、エンジニアチームのリーダーとして10名弱のメンバーをまとめている服部さんに、転職のきっかけから現在のお仕事の話まで幅広くうかがいました。ビットエーの強みであるチームで本質的な課題解決を目指す姿勢がいたるところで感じられる内容になっているので、ぜひ最後までお付き合いください!


プロフィール
名前:服部公祐(はっとり こうすけ)                             経歴:新卒でHR系SaaSのスタートアップに入社し、カスタマーサポートに携わる。2社目はフロントエ        ンドエンジニアとしてアパレル系ECサイトの制作を担当。2021年にビットエーに参画し、エンジニアリーダーとして、大手飲料メーカーのECサイト構築に携わる。                   趣味:ギター。14歳から続け、Spotifyの公式プレイリストに載ったり、コンテストで賞をとったりと、         本気でやっていたそうです!


転職のきっかけ

ビットエーに転職した経緯を教えてください。

エンジニアになったのは、新卒で入った会社での苦い思いがきっかけでした。スタートアップで、HRテック領域のSaaSを提供している会社です。社員も10人ほどで、とにかく色々やりました。

その中でも苦い思いをしたのは、カスタマーサポートの仕事。お客さんと話したり、プロダクトの活用方法をアドバイスしたりしましたが、自分は開発側の人間ではなかったので、いくらユーザーの声を聞いても、何もできなかったんです。それがどうしてももどかしく思ったので、退職してエンジニアの道を歩み始めました。

2社目は、フロントエンドエンジニアとしてベンチャーに就職しました。アパレルのクライアントが中心で、ECサイトなどの制作がメインでした。やっと開発に関われるようになり満足かと思いきや、実はそうでもありませんでした。人数が少なかったのもあり、次から次へと案件をこなす日々。自分の仕事が本当にクライアントのためになっているのか、という疑問が常に頭にありつつも、振り返る時間すらありませんでした。それでは成長にも繋がらないと思い、再び転職を考え始めたところ、 Wantedlyを通じてビットエーに出会ったんです。

ビットエーの入社の決め手は何でしたか?

決め手はクライアントとの関係性です。というのも、ビットエーはデジタル領域のプロフェッショナルとして、上流工程からクライアントと関わっています。僕がやりたかった、”エンジニアとして、クライアントと一緒にサービスを作り上げていく”ということが実現できそうだと感じました。また、エンジニアの皆さんのスキルアップに対する意欲には驚きましたね。自分も成長していく姿を想像できました。

ビットエーの仕事について

現在の仕事について教えてください。

健康食品やサプリメントを扱っている大手メーカーのECサイトでリーダーをやっています。こちらのECサイトは、歴史が10年以上とかなり長く、月間PV数も国内上位にランクインするほどユーザーがいるサイトになっています。その中で、技術的負債の改修や、長期的にビジネスをスケールさせるためのシステム作りをミッションとしてECの再構築を行うのが僕たちのチームです。

エンジニアとして実装を行いつつ、リーダーとしてチームメンバーのタスク進捗の管理とモチベーションの管理をやっています。開発の進め方は、クライアントや他のチームと一緒に考えて決めていきますね。そしてクライアントが目指したいプロダクト像を拾い上げつつ、バックエンドチームなどと連携していきます。

メンバーのモチベーション管理の方では、「最近どう?」みたいな軽いコミュニケーションから、「何を目指していきたいのか」のようなキャリア感まで情報のキャッチアップをしています。そして成長を促せるようなタスクを割り振り、メンバーのモチベーション向上につなげられるようにしています。

仕事をするうえで気をつけていることはありますか?

チーム力を高めていくために、現状の課題や自身に足りていない部分を考えることを大事にしています。チーム力を高めるためのアクションとしては、以前こんなことがありました。

以前所属していたチームでは、チーム内だけではなく複数の関係各所との連携が重要で、そこが課題でした。当時、リーダーの自分に全てのコミュニケーションが寄ってしまうという課題があり、それを解決するために、夕会を設けて業務の悩みやプライベートのことなどなんでも話していい時間を設けました。いままでエンジニアって1人でガリガリ仕事をこなすイメージがあったんですけど、ビットエーに入ってから、エンジニアもたくさんのコミュニケーションをし、チーム連携を取っていくことが必要であることに気づかされました。なので、夕会ではメンバーのプライベートの話を引き出して、メンバー同士が共通点が見つけられるような場づくりをしていましたね。そうすることでメンバー同士や僕に対してコミュニケーションを取りやすい関係性が築けました。その結果、メンバー全員が関係しているステークホルダーと接点を持つことができ、メンバーひとりひとりが当事者意識を持って業務を進められるようになりました。

また、プロジェクトの知識が属人化しないようにするために、ドキュメント作りをしました。そのチームは、去年の10月から参画したメンバーで構成されていて、参画した時点では、開発業務に関わるドキュメントなどが整備されておらず、自分たちで情報を取りに行く必要がありました。さらに、プロジェクト途中でフロントエンドだけではなくサーバーサイド言語も触っていく方針になったため、今までのナレッジもなくあやふやな状態に。そこで、Q&Aリストを作成し、解決したナレッジをストックしていくようにしました。結果、みんながQ&Aに記入するようになって、ナレッジのボリュームも出てきて、新しくメンバーがジョインした際に、Q&Aリストを見れば、ほとんど解決できる状態にまで持っていくことができました。

このように、チームの心理的安全性を担保するためにもメンバーと一緒に試行錯誤して、悩んで、案件を解決していくチーム作りを実行してきましたね。

最後に、これからやりたいことや目標を教えてください。

個人のスキルアップは間違いなくしていきたいことですが、どうやったらもっとパフォーマンスの高いチームを作れるかをこれから考えて実践していきたいです。ビットエー社員は日常的に何を求められているのかを考え、自分達で仕事を取りに行く姿勢を持っています。そのぶん、求められるレベルが高く難しかったりしますが、メンバーそれぞれが主体性を持って、チームとして感度高く取り組むことができています。リーダーだけが頑張るチームではなく、みんなで協力してやっていく雰囲気のなかで、クライアントから高い評価をいただけるチームを作っていきたいですね。

社内的なことを言うと『ENGINE』や勉強会など、社内でおもしろいことができたらと思っています。ソフト面のコミュニケーションも頑張ることでいろんなチャンスが巡ってくると思いますしね。社内のコミュニケーションづくりの場でも僕の名前が上がってくるように存在感を出していきたいです。

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いかがでしたでしょうか?

クライアントの期待に応えるために、メンバーひとりひとりが思考するチーム環境を作っている服部さんのお話は、ビットエーのエンジニアカルチャーを知る良い機会だったのではないでしょうか?ビットエーには他にも活躍しているエンジニアの方々がたくさんいます。ぜひこちらの記事を読んで、もっとビットエーについて知ってみてください!


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