「ビットエーには新しいことに挑戦しやすい風土、文化があります。作ってみてもいいですか、ではなく作ってみたんですけど見てくださいと言える環境です」
そう話してくれたのは、バックエンドチームのマネジャーを務める杉田です。
事実、ビットエーが現在使用している勤怠管理アプリは、内部のエンジニアが作ったもので、iBeaconがiPhoneで使えることがニュースになったことから開発がスタートしました。
そこで今回は、ビットエーのバックエンドエンジニアの働き方を中心に、これからの未来と、どんな人と一緒に働きたいかをインタビューした模様をお伝えします。
【杉田文一(すぎたふみかず)】京都大学理学部卒業後、国内最大手半導体メーカーに入社し、ソフトウェア開発に8年間従事。その後Webエンジニアとして2013年にビットエーに参画。現在はインフラ、データベース設計、サーバサイドプログラムを一手に引き受けるバックエンドチームのマネジャーとして活躍中。
新しいことに挑戦しやすい環境とは
ビットエーのバックエンドエンジニアは、一般的なWeb制作会社が受けているCMSカスタマイズやサーバサイドでの設計や開発などだけでなく、社内で使用するツールの開発もしています。「なかったもの」をつくり、自社で活用し、外部案件に応用していくことも多いです。
いまも案件が進行中でも空いた時間で何かを作ってくれています。現在ビットエーで使用している勤怠管理アプリは、iBeaconエリアに入る、出ることで自動的に勤怠が記録される簡単さが社員からは喜ばれました。
それだけでなく、稼働管理システム(個人のリソース管理)、会議室の利用状況を閲覧するシステム、そしてビットエーで働くメンバーの一覧管理システムなど、多くをバックエンドエンジニアが主体となって開発してくれました。変わり種では、懇親会で利用するゲーム開発もあって、とても盛り上がりました。
さらに、エンジニアチームで更新している「bitA Tech Blog」は、外部CMSを利用せず、自分たちで開発しました。
立ち上げたのは2017年の10月になります。当時、まだ社内ではあまり使われていなかった Laravel と Vue.js を採用し、せっかく自分たちで作るならと勉強も兼ねて開発しました。おかげで詳しくなれましたし、そこで培った技術や知見を実際の案件でも活用しています。この体制、環境があるのは、エンジニアにとってかなり魅力的だと自社ながら思います。
これらの開発は、普段から「ものづくりをする、なかったものをつくる」という思考、文化だからこそ実現できていると思っています。メンバーは、課題から考えて動くことに長けていますし、そんな人がこれからもっとビットエーに入社してもらえたら嬉しいですね。
受託案件ではどのような仕事をしていますか?
最近の例では、ダイナミックプライシングの案件があります。ダイナミックプライシングとは、状況に合わせて価格を変動させることです。時期によって価格が変動するもの、例えば観光における移動や宿泊などがありますよね。これらの価格設定は乱暴に言ってしまうと担当者の「勘」や「感覚」に頼って値付けしていることが多いです。
それを機械学習やデータ分析を活用し、適切な価格が自動設定されるようにする仕組みをつくっています。クライアントからは課題解決だけが求められるため、すべてビットエーで考えて提供しなくてはいけません。
もちろん簡単ではありませんが、課題に対して自分たちは何ができるかを考えて提案できたり、ゼロから構築する面白さがあります。もっと言えば、「なかったもの」を生み出すので、適切な価格付けが簡単に可能となれば、業界のスタンダートとなる可能性も秘めています。
こんな感じのワクワクすることを、ビットエーのエンジニアは日々取り組んでいます。
バックエンドエンジニアチームは、この先どんな未来を描いていますか?
これまで以上に楽しくものづくりが出来るチームにして行きたいですね。そのためには新しい技術や開発手法にどんどんトライできる環境にする必要があると思っています。社内開発で新しいものを取り入れて、受託案件で習熟度を上げる。そのサイクルを今よりももっと速くたくさん回していけるようにして行きたいです。ゆくゆくはそこで培った技術力や出たアイデアを活用しての自社開発を目論んでいます!
どんな人と一緒に働きたいですか?
前述しましたが、ビットエーには新しいことに挑戦しやすい風土、文化があります。さらに、バックエンドエンジニアチームにはものづくりを楽しむ思考があります。もし、今現在のスキルレベルがマッチしないかも…と感じている方でも構いません。社内勉強会もありますし、入社してから大きくスキルを伸ばしているメンバーもいます。
なので、まずは一度テストしてみる、トライしてみるつもりで応募してしてもらえると嬉しいです。エンジニアリングでも同じと言いますか、テストを繰り返していくことが大切なので、開発を好きな気持ちがあって、チームでの仕事を楽しめる方からのご応募をお待ちしています。