こんにちは、バチェラーデート採用チームです!
今回は、サービスの立ち上げから先頭に立ち続けているCEO 祖山由佳さんにインタビューしてきました。
とにかく熱量がすごい祖山さん。
「恋愛を科学する」「出会いの歴史を変える」なんて大きなテーマを掲げながらも、話してみると驚くほどまっすぐで人間味あふれる人です。
マッチングアプリをどう変えたいのか?
なぜ「実際に会う」ことにこだわるのか?
そして今、どんな未来を本気で目指しているのか?
今だからこそ聞けた本音を、ぜひご覧ください。
祖山由佳 (Yuka Soyama)
-2008年、アフリカのウガンダに行ったことをきっかけに世の中をよくしたいと強く思う。
-2010年、友人とママチャリで日本一周しながら47都道府県で[対話]の場を創るプロジェクトを企画
-2012年、成長過程にあった事業会社に新卒入社。新卒採用の責任者に抜擢。
-2019年、複数の事業会社にて、事業責任者・人事・広報を歴任した後、「バチェラーデート」を創業
サービス立ち上げの背景
― まず、なぜ「恋愛」をテーマに事業を始めたのでしょうか?
恋愛って、人生における一番大きな意思決定のひとつだと思っているんです。仕事も大事だけど、誰と生きるか、どんな関係を築くかって、その人の人生の幸福度に大きく関わるので。
ハーバードの研究でも、「人生の幸福度を最も強く予測する要因は良好な人間関係である」と出てますよね。
それでマッチングアプリに興味を持って、自分でも色々使ってたんですが、使っているうちに最初は恋愛を求めて入れたのにだんだんと目の前の画面に出された顔写真が良いか悪いかを判断することが目的になっている気がして。。
これは本質的なのか、とずっとモヤモヤしてたんです。
― 確かに、マッチングアプリってちょっとスワイプとかいいねの「ゲーム」っぽい感覚になっている人多い気がします。
そうなんです。マッチングすれば成功!みたいなゲームっぽい感覚にななってきちゃうんですよねどうしても。
これってなんでなんだろうって自分なりに考えたんですが、そもそものビジネスモデルに問題があるんじゃないか、という結論に至ったんです。
マッチングをして、メッセージを送るのに課金する。だからマッチングの数をとにかく増やすような設計になっていて、マッチングの後に関してはかなりシンプルなアプリになっている。こういう構図だと思ったんですね。
でも大事なのってマッチングした後じゃないですか、100人とマッチできても1人にも会えなかったら意味がないので。
だから私たちはそこを逆にして、「実際に出会うこと」に課金してもらう形にしました。マッチングとかメッセージじゃなくて、"実際に出会う"ことにフォーカスしようということです。
― だからバチェラーデートはいいねとかスワイプがないんですね。
はい。会う前提で動くからこそ、アプリの中でのスワイプとかメッセージだけじゃなくて"出会う"という体験そのものを設計できるし、お客様の習慣に入り込めている気がしてとっても楽しいです!
今では月間4万人以上の方がバチェラーデートを通じて出会っていますが、AIが選んでくれた相手とデートに行くという体験をもっともっと多くの方に試して頂きたいなと、日々考えています。
バチェラーデート、そして恋愛の未来
― 今後やりたいことを教えてください。
「恋愛を科学する」というのは、私たちがずっと掲げてきたテーマです。たとえば、見た目・性格・会話の感想、関係の進展パターンをもとに、「AさんがBさんとデートをしたら、お互いこういう感情になって、こういう関係性に発展する確率が高い」みたいなものをかなりの精度で予測できた上で、
「この人とこの人が会うのが最もお互いの幸福度が高い」
という提案をAIを活用してできる未来を目指しています。
― 単に好みの相手を見つけるだけじゃないと。
そうです。"なんとなく写真に写っている見た目が好み"だけ、とか、"直感的に良い"と思う人だからといってその人と付き合うのが幸せとは全く限らないじゃないですか。
だから、"誰と付き合うか"よりも"誰とどういう関係性を築けるか"のほうが大事だと思っていて。だからマッチングのその先の幸福までをサポートしていきたいですね。
ー 他にやりたいことはありますか?
はい。日本では"AIが決めた人といきなり会う"という文化が全国に浸透する未来は見えていて、なので次はやっぱり海外展開ですね。"いつでもどこでも、自分にぴったりな人と出会える"という世界を作りたいです。
愛って国や文化を超えて共通するテーマなので、日本発で世界中に届けられるチャンスがあると思っています。
チームについて
― 今、このタイミングでバチェラーデートにジョインする魅力はありますか?
いま目下ではまず国内No.1のマッチングアプリになるという大きな目標があります。これと同時に、世界展開も一部の国でも検証していきたいなと思っています。
大きな野心とそれを実現できる確信はあるのですが、実はまだ人数的には全然少なくてスタートアップフェーズでもあります。
事業もプロダクトも組織もまだまだ成長フェーズだからこそ、いまはエンジニア、デザイナー、CS関係なくメンバー全員に経営の議論をする場に参加してもらっています。
どんなプロダクトにしたいか、どんな未来を作りたいか、そこから職種や役職関係なく全員と話しながら作っていくフェーズだと思っています。
どんなチームにするか、どんな出会いを届けるか、出会いの歴史をどう変えるか、今なら全部一緒に決められます。
― 最後に、この記事を読んでいる方に一言お願いします。
バチェラーデートはただのマッチングアプリでもなく、ただデートをセッティングするだけのサービスでもないです。我々が作っているのは、世界中の人々の幸せに合わせて最適な人と最適な関係性をお届けするプラットフォームです。
いま、ビジネスの場面で広く使われているAIのテクノロジーは、人の幸福を最大化するためにもフル活用されるべきだと考えています。
その先に、「誰もが、いつでも、どこでも、自分にぴったりな人と当たり前に出会える社会」があると確信しています。
これは、単なるプロダクトの改善ではなく、出会いという人類の営みの構造そのものに挑むプロジェクトです。恋愛という最もパーソナルな領域に、テクノロジーの光を当てる。私たちは、本気で「出会いの歴史を変える」つもりです。
この想いに共感してくれる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一緒にこの未来を創っていきましょう。
祖山さんのお話を聞いて、「出会いの歴史を変える」という言葉が決して誇張ではなく、祖山さん自身の覚悟から出てきたものなんだと感じました。
まっすぐでエネルギッシュ、だけど誰よりもユーザーの幸せを考えている——そんな代表の想いに触れて、私たちも改めてこのサービスの未来にワクワクしました!
祖山さん、お話ありがとうございました!