こんにちは! Attack黒木です。弊社は、採用支援(RPO)サービス【TARGET】を展開しており、採用コンサルティングから採用に関する実務までを一気通貫で対応しています。
今回は転職活動において、候補者の最初の印象を左右する履歴書や職務経歴書の書き方をテーマにお届けします。履歴書・職務経歴書には、それぞれ採用担当者が注目するポイントがあり、それらを踏まえて準備することが大切です。
最後に、採用代行(RPO)だからこそお伝えできる、よく散見されるもったいない履歴書・職務経歴書の改善点についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください!
履歴書のポイント
履歴書は対面のコミュニケーションに限らず、企業との立派なコミュニケーションであり、重要なファーストコンタクトです。採用担当者は履歴書の内容や志望動機・自己PR欄に記載されている内容から、
・応募ポジションのスキル、企業の理念やカルチャーにどの程度マッチしているか
・入社意欲があるか
・人柄、ビジネスマナー、仕事への姿勢
を読み取っています。そのため履歴書は、
・応募ポジションで活かせる、具体的な職歴やスキルが書かれている
・企業の理念や事業内容を理解し、活かせる志望動機になっている
・読みやすい、簡潔な文章で書かれている
ことが大切です。
記載されている内容と同様に、印象を左右するのが履歴書全体の完成度や丁寧さです。書き方の印象から、応募者の性格や仕事への姿勢が間接的に評価される可能性もあるため、誤字脱字といった基本的な部分もおろそかにはできません。読み手を意識して、適切なレイアウトで、必要な情報を簡潔に記載することが大切です。
さらに、履歴書の写真も重要です。写真不要の指示がない限り、必ず添付しましょう。履歴書の写真は、その人がどのような雰囲気を持っているかが直感的に伝わるため、採用担当者に与える第一印象を大きく左右します。清潔な身だしなみと明るい表情で、きちんとピントが合っている写真を用意しましょう。
職務経歴書のポイント
採用担当者は、職務経歴書を通じて、
・必要とするポジションに対して、スキルや経験を満たしているかどうか
・プレゼンテーション能力があるか
・発揮できる強みを候補者自身が理解しているか
といった点を確認しています。
そのため、職務経歴書で最も重要なポイントは
・企業が求めるポジションに対し、自身が持っているスキルが適していて、さらに再現性があること
を伝えることです。担当した業務を書くことはもちろんですが、これまでの実績と実績を挙げるためにした具体的な取り組みを記載し、企業にとって自分が戦力になれる人材であることをアピールすることが重要です。
以下、3つのポイントを意識して作成しましょう。
1、応募企業が求める実績に重点を置く
企業の求める人物像を理解し、自身の経験やスキルから合致するものを優先的に記載することが大切です。行ってきた業務内容に対し、実績と成果に繋がった行動を記載します。その際、数字を用いたり影響範囲まで記載したりすると、より具体性が増し、採用担当者にイメージしてもらいやすくなります。
2、ストーリー性を重視する
業務内容やスキルを箇条書きにするだけでは、経験を伝えるのに十分ではありません。職務経歴書では具体的に価値を伝えるため、ストーリー性を意識することが大切です。例えば「ある課題を発見し、それを解決するために行動した結果、成果やスキルを得た」という風に一つの流れで記載できれば、その人ならではの経験として伝えることができます。
3、再現性のある実績であることをアピール
職務経歴書を通して、採用担当者に「自社でも活躍してくれそうだ」という期待感を持ってもらえることが大切です。そのため実績については、状況分析や課題の特定、施策の立案・実行・改善など、成果に繋がった思考や戦略的な行動を説明します。成果を出せた要因を論理的に説明し、学んだことを整理して記載すれば、再現性を示すことができます。
最後に、よくある履歴書・職務経歴書の改善点をご紹介します!
弊社でもよく散見される、もったいない履歴書・職務経歴書の改善点を3つご紹介します。読み手の立場となり、正確かつ簡潔な履歴書・職務経歴書の作成を心掛けましょう。
① 誤字脱字・記載ミス
例:日付や年齢が更新できていない・住所とふりがなで記載内容が違う
履歴書と職務経歴書とで在籍期間が違う・在籍企業の前株と後株が違う
誤字脱字・記載ミスがある履歴書は、採用担当者に不注意な印象を与え、選考結果に影響を与える可能性があります。選考に直接的な影響を与えるかは企業や応募職種にもよりますが、信頼性低下につながるため、信頼される人材であることの証明として正確な書類を作成することが重要です。
➁ PDF化・URLリンク先のミス
例:PDF化したデータが途中で内容が切れている・履歴書の向きが正しくない
URLのリンク先に飛べない
誤字脱字・記載ミスと同様、採用担当者に不注意な印象を与え、選考結果に影響を与える可能性があります。ささいなミスが原因で、せっかくの内容が伝わらなくなってしまいます。書類を完成させたら、最終チェックを行うことが不可欠です。提出前に、必ず確認するようにしましょう。
③ 長すぎる職務経歴書
アピールできることや伝えたいことがたくさんあるのは良いことですが、情報が多過ぎれば大事なことが伝わりにくくなり、印象に残りません。細かな部分については面接の場で説明する意識で、職務経歴書にはどうしても伝えたいポイントのみ簡潔に伝えることが大切です。
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