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キャリアの「不完全燃焼」に出会った26歳丨消防士→大手ベンチャー企業→アスエネの転職決意【社員紹介No.7】

サッカーで培った”1番になりたい”というマインド

大西)今日は社員の齋藤さんを深掘りしていきます、宜しくお願い致します!!早速ですが、幼少期はどんなお子さんでしたか?

齋藤)よろしくお願いします!5歳くらいから兄の影響でサッカーを始めて、小学校ではずっとキャプテンをしていました。幼い頃からチームで「勝つ」ということに対して異常にこだわるタイプの性格で、ディフェンダーのポジションだったんですが、失点しただけで悔しくて大泣きするような子供でした。

大西)齋藤さんって負けず嫌いですよね・・!

齋藤)かなり負けず嫌いです!中学時代はJr.ユースチームを経て、その後は埼玉県の昌平高校で、全国高校サッカー選手権大会に初出場することを果たしたのですが、そこがまさにスタートアップみたいな環境で。昔ながらの部活にありがちな「ザ・縦社会」といった雰囲気がなくて、先輩のことをくん付けで呼ぶなど関係性がフラットだったり、結果主義だったところが今の自分の価値観にも影響していますね。選手権では初戦で敗けてしまいましたが、チームで全力で目標を追っていくことに「あぁ生きているな」という実感があって、この時は人生の中でもものすごく楽しかった時期ですね。

大西)めちゃくちゃ良い経験ですね。高校卒業後もサッカーは続けたんですか?

齋藤)はい。ただ、大学1年生の時に怪我をして続けられなくなってしまって。それまで常にサッカーという目標があったのですが、追うものが急になくなったことで、尋常でない虚無感に襲われたのを覚えています。この虚無感をどう埋めようか色々考えた結果、その答えはここにはないなと大学を辞める決断をして、公務員試験を経てファーストキャリアに消防官を選びました。

大西)それはよく決断されましたね。実際に消防士になってみていかがでしたか?

齋藤)人の命を守る仕事に対してかっこいいなというリスペクトは実際になる前となってからも変わらず、非常にやりがいはありました。ただ、自分にはサッカーで培った「勝ちたい」「1番になりたい」というマインドを燃やす先が必要なんだ、ということにも気付かされました。どうしても公務員はある程度決められた環境で経歴を積む必要があるので・・それで改めて長期的なキャリアを見据えて、ビジネスの世界に飛び込みました。

上場企業のSaaSセールスを辞める決断

大西)大学を辞めた時もそうですが、決断力がすごいですよね。アスエネに入る前の転職決断についても聞いていいですか?

齋藤)前職では医療系事業を展開する株式会社メドレーで営業職として働いていました。2019年に上場して優秀な人がたくさん集まっている会社ですが、それ故にポストが詰まっていたり、社長・役員との距離が遠かったりと、元々希望していた新規事業を創出するポジションにはなかなかつけないな、という悩みがありました。自分は会社において、ただ一つの要素に過ぎない、駒のような感覚が、少し物足りなくなってきてしまったんです。

自分のやっていることが社会に対してどのようなインパクトを与えているか、もっと直に感じたいという想いから、個人の影響がより大きく作用する場所として、スタートアップを考え始めました。

大西)5年くらい働き続けて少しずつポストを登るという道もあったと思いますが、あえて転職を選んだ理由は何だったんですか?

齋藤)自分の中で20代の5年は貴重で計り知れない価値があると思ったんです。そのため、早い段階でマネジメントやビジネスの根幹にたずさわる経験を積みたかったこと、また自分自身がより事業に対して当事者意識を持てる環境にいたかったことが踏み切った理由ですね。

「張っておくべき」クライメートテック市場への興味

大西)なるほど、アスエネのコアバリューのひとつ「Ownership」をひしひしと感じます!アスエネに興味をもったきっかけは何でしたか?

齋藤)当時キャリアの相談に乗っていただいたVCの方から「これから伸びる市場」としてクライメートテック市場(*)を教えてもらったのがきっかけですね。「張っておいた方が良いぞ!」ということで業界を見始めましたが、こんなにも爆発的に伸びている市場とは想像していませんでした。メドレーの事業領域であった医療の世界も、大きい市場を持ち、課題が多く、社会貢献性が高い業界でしたが、脱炭素領域もすべて同じことが言えて、且つ専門家が少なくスタートアップでも業界の中心になれるかもな、という直感があってアスエネに辿り着きました。

大西)業界からだったんですね!ちなみにアスエネの情報はどうやって集めましたか?

齋藤)YouTubeに挙がっているCOO岩田さんのインタビューや、CEO西和田さんのピッチは沢山見ましたね。私、カーボンニュートラルって、初めは新しい原料か何かだと思ってたんですよ(笑)実はそんなところから始まってるんですが、動画でビジネスモデルだったり目指すべき世界といったアスエネの思想に触れたことで、これは絶対勝てる組織だと確信しました。

(*クライメートテック:クライメートテック(気候テック)とは世界的な気候変動の問題を解決するため、CO2排出量の削減や地球温暖化の影響への対策を講じる革新的なテクノロジーのこと。)

入社2ヶ月で掴んだ新規事業へのチャレンジ


大西)齋藤さんが入社したのは2022年11月でしたっけ?今よりも全然人数が少なかったかなと。

齋藤)少なかったですねー、組織が目に見えて成長してます。ただ、当時も社内整備だったりガバナンスが想定以上に整っている、というのは入社して驚いたことのひとつです。30人くらいのフェーズだともっとぐちゃぐちゃした状態を覚悟してたのですが、前職とあまり変わらなくていいな、働きやすいな、と率直に感じました。

大西)それはコーポレートチームも喜びます!配属は営業部でしたが、初めはどんな業務を担当されていましたか?

齋藤)インサイドセールスです!

大西)スタートダッシュで何か意識されてたことはあります?

齋藤)圧倒的な成果を残すことですね。入社後、✕✕件アポイントをとれたら次のステージに進めるというセールスの研修制度があったのですが、1日で達成してやる、と思って初日から気合いを入れて臨みました。とにかく「とてつもない奴がくるぞ!」というインパクトを残したくて。結果的に入社日での達成はできたものの、SFA(*2)の入力方法は思いっきり間違えて怒られました(笑)

大西)有言実行すごいですが、そこは怒られたんですね・・。

齋藤)はい、しっかりとメンターに・・。でもそれもポジティブな印象でした。スタートアップってそんなものじゃないかと予想していたのですが、ちゃんとルールやフローが整えられていて、第二新卒や経歴が浅い方でもワークする体制が出来上がっているな、と思いましたね。

大西)ちなみにその後はどういった業務を?

齋藤)西和田さんから一緒に新規事業やろう!と声をかけてもらい、入社2ヶ月後に営業本部から異動して「アスエネESG(*3)」というプロダクトを0→1で始動することになりました。今は立ち上げも完了して、営業のチームリーダーとしてメンバーの予算管理や営業プロセスのルール管理など、組織を向上のための内製化をガシガシ進めている状態ですね。

(*2 SFA:営業活動や顧客情報の管理システム)

(*3 アスエネESG:アスエネが展開中の、持続的なサプライチェーン調達を実現するESG評価クラウドサービス

エンタープライズセールスで得られた成長実感

※半期に一度行われるAsuene Awardでの表彰の様子

大西)アスエネに入ってからの成長実感はありますか?

齋藤)それはもう自分でも驚くほどありますね。いま無形商材のエンタープライズセールスって、人材市場ですごく価値があると言われていますが、未経験からやってみて分かったのは、特に高単価商品になると、その企業の社内政治的なところや、誰をキーマンとして動いていくだったり、予算の進め方、顧客の事業に合わせて提案内容やストーリーを変えていく、など様々なフローを積み上げる必要があるんだなと。難易度の高さを実感していて、単純に決まったスクリプトを読み上げて受注できました、ということは殆どなく、こういった一連のプロセスを体験することができていて、本当に糧になっています。

あとはKPI管理や立ち上げフェーズといった、今までやりたくてやれていなかったことを任せてもらえているので、キャリアにおいてはかなり自信がついてきていますね。

大西)それはこれまでの経験が活かせているのか、パッションなのか、強いて言うならどちらでしょう?

齋藤)完全にパッションですね。通常、転職して1、2ヶ月というのは前職のやり方を取り込みながら新しい場所に適合していく転換期にあたると思いますが、基本的にはアスエネのカルチャー・在り方みたいなものには自分で合わせに行きました。

大西)軌道修正の仕方、みたいなこともすごく意識されてたってことですね。

数値化の魔力(*4)による仕組み化されたカルチャー

大西)アスエネに入る前と後でのギャップはありましたか?

齋藤)今だから言えるのとオフレコ前提ですが、実は岩田さんてめっちゃ怖いんだろうな、と思ってたんですよ。結構激しそう、詰められるかもしれない、という勝手なイメージがあって覚悟していたのですが、入ってみたら全く怖くない・・!むしろ、数値管理ってすごく良くて、KPIでロジカルに会話できるから、無駄な詰めがない。気合い先行になっちゃうとどうしてもその人の主観で理不尽になってしまうこともあり得ると思うので、それはホワイトさを生んでるいいカルチャーだな、というギャップでした。

大西)たしかに、メンバーにとってはどう頑張ればいいかわかりやすいですよね。

齋藤)あとは意外とキャリア設計などについても、何をやれば良いかをちゃんと示してくれる、まとめてくれているので、大企業出身の人もフィットするだろうなという側面もありつつ、自分のように自由にやりたい人は新規事業のチャレンジといったカオス味溢れる選択肢もあって、希望に沿って選べるのはいいなと思いましたね。

大西)そういえば新規事業配属は自分で希望されたんでしたっけ?

齋藤)いや、何も言ってないのに西和田さんが選んでくれたんですよ。やりたいことやれてて、文句のつけようがないですね。

(*4 数値化の魔力:COO岩田による著書。キーエンスで学んだ「仕事ができる人」になる自己成長メソッドが詰まっています。)

アスエネにマッチするのは「ひたむきになれる人」

大西)これからさらにメンバーも増えていきますが、どのような人がアスエネで活躍できると思いますか?

齋藤)不器用でもいいので、結果を残すためにひたむきになれる人。あとは組織力というか、チームで達成していこうという、メンバーと補完関係を持てる人がいると働きやすいですよね。部活の延長というのはすこし違うかもしれませんが、自分のように何かを燃やしたい人にはマッチするはずです。

大西)アスエネESGのリーダーとしては、どんな人にきてほしいですか?

齋藤)負けず嫌い、大歓迎ですね!目的意識が「怒られない」「ちゃんとやる」ではなくて、結果を残すために何を改善すればよいか、を常に求めていける貪欲さは、カオスな状況を乗り越えるために必要だなと思っています。あとは、正解がない新規事業だからこそ、ぶつかりながらそれを一緒に導き出していける、自分の意見を持っている人と働きたいですね。

顧客の中長期経営計画へダイレクトに貢献できる面白さ

大西)最後に、今の仕事の楽しさがどんなところにあるかを教えてください。

齋藤)業界柄、上場企業の役員の方などが「これが主軸の課題だ」といって面談に出てきてくれて、サービス導入の意思決定もそうですし、顧客の中長期経営計画策定などに実際に関わったり組み込める位置にいるのは、この市場の非常に面白いところです。また、ESG経営の実現は色んな業種の方がもっている、世界共通の課題なので。そこにクラウドサービスが携われることに、事業としてのやりがいをめちゃめちゃ感じています。

そしてそれができるのは、やっぱり業界トップだからこそで。1番には1番の景色があって、勝てる組織、伸びる組織の雰囲気を直に見られる、作っていけるのは、アスエネの良さですよね。

大西)今日は齋藤さんの熱いお話しをたくさん聞くことができました。スタートアップやアスエネへジョインすることを迷ってる方に向けて、メッセージをお願いします!

齋藤)若いうちにマネジメントスキルを身に付けられることは、単純にビジネスパーソンとしての市場価値も上がりますし、20代30代前半で自己成長を遂げたい方にとってはアスエネは絶対向いていると思うので、ぜひ挑戦してほしいです!

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