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「つなぐ」技術で新しい価値創造に挑戦するソフトウェア企業「アステリア(Asteria)」。
本記事は、アステリアの採用担当・ウツミが運営するpodcast【つなぐラジオ】の内容をまとめ、テキストでお届けする読み物コンテンツです。
今回のテーマは「若手社員の成長とキャリア形成」。新製品「Platio Canvas*1」の立ち上げプロジェクトに携わる営業本部の河井さん(中途入社5年目)とマーケティング本部の工さん(新卒入社4年目)を迎え、新製品推進の取り組みや入社してからの成長について聞きました。普段はオンラインでのやりとりが中心で、対面で話すのはほぼ初めてという2人の等身大のストーリーをお届けします!
*1 Platio Canvas(プラティオキャンバス)…「Platio」ブランドの新製品である、エンタープライズ向けのノーコードアプリ開発プラットフォーム。
<出演者>
内海 詩織/コーポレート本部 人事総務部
河井 恒希/営業本部 パートナー第1営業部
工 実香/マーケティング本部 プロダクトマーケティング部(現在はGTM推進部に所属)
思いがけない縁から始まったキャリア。今取り組む仕事とは
――本日はよろしくお願いします!まずはお2人の経歴と入社の経緯について教えてください。
河井:営業本部でパートナー営業を担当している河井です。2020年に中途入社して現在5年目になります。前職でもIT関連の営業をしていましたが、実は転職活動を始めた理由は「IT業界をやめたい」ということでした。元々農学部出身でITに特別興味があったわけではなく、2〜3年経験したし違う業界に行こうかなという軽い気持ちだったんです。
実際に他業界からも内定をいただいて、入社承諾の連絡をしようとした1週間前に鎌倉の神社でおみくじを引いたら2回連続で大凶が出て(笑)。「今やろうとしていることは一回やめた方がいい」というメッセージだと受け取って、結果的に同じIT業界での転職となりました。結構スピリチュアルな決め方でしたが、今思えば良い縁だったと感じています。
工:マーケティング本部の工です。私は2022年4月に新卒で入社して、現在4年目になります。就活の時は特に業界を絞らずに活動していました。アステリアを選んだ決め手は、オフィスの雰囲気や働き方が自分に合っていそうだと感じたことです。皆さんテレワークをされていて、ワークスタイルが自由そうだなという印象がありました。実際に入社してみても、あまりギャップもなく働きやすい環境だと感じています。
――現在の業務内容についても教えてください。
河井:現在はASTERIA WarpとPlatioの両製品を扱うパートナー営業をしています。
工:私はプロダクトマーケティング部で、導入事例*2 の制作がメインの業務です。製品のデモ動画やブログ制作を担当していたこともありますが、現在は導入事例の方により集中している感じですね。
*2 導入事例…アステリア製品を導入頂いているお客様の声や、得られた効果などを伝えるコンテンツ
ゼロから創り上げる面白さ。新製品「Platio Canvas」立ち上げの挑戦
――続いて、現在お二人が推進している新製品「Platio Canvas」についてお聞きしたいと思います。それぞれどのような役割で関わっているのでしょうか?
河井:僕の主なミッションは、Platio Canvasを販売・開発支援していただけるパートナー企業の立ち上げです。まずは製品に興味を持ってもらうためのアプローチから始まって、具体的な協業プランの提案、学習スケジュールの策定など、パートナー企業と一緒に販売戦略を考えています。既存のPlatioパートナーをメインターゲットにしつつも、Platio Canvas独自の特徴を活かせる新規パートナーの開拓も視野に入れています。
工:私はコンテンツ制作とシステム整備などを担当しています。製品カタログの作成、営業資料の制作、パートナー企業のランディングページのチェックなど、マーケティング側のコンテンツはほぼ全て手がけています。また今回は新製品ということで、受発注システムの改修作業も担当していて、営業事務の方と連携しながらテストを進めています。
――それぞれの立場から新製品の立ち上げを支えているんですね。その過程では、やはり大変なことも多かったのではないですか…?
工:大まかな業務内容自体は今までと変わらないんですが、資料など全て新しく作ることになるので、ゼロから何かを生み出すという段階が一番大変でした。また、受発注システムの改修は今まで全くやってきたことがなくて、営業事務の方ともあまり関わりがなかったんですが、Platio Canvasを担当するようになって新しい人とコミュニケーションを取りながら進めるのが結構苦労しました。
河井:パートナー企業とのやりとり自体は今までの経験があるので特に苦労は感じていませんが、新製品の知識を身につけるのが大変でした。Platio Canvasはいろいろなことができる製品なので、まずパートナーさんに説明できるレベルまで理解する必要があって、他の業務をしながら勉強するのは大変でしたね。
――なるほど。「新しいものを理解して形にしていく」という点で、お二人とも苦労を感じられたんですね。そのようなチャレンジの中で、やりがいや面白さを感じた瞬間はありますか?
河井:自分の仮説やストーリーがパートナーさんにしっかりとハマって共感いただけた時は、すごく面白いですね。ASTERIA Warpは既にシェアナンバーワンの製品なので、共感を得られても「自分の力ではない」という感覚があるんです。でもPlatio Canvasは全く新しい製品なので、自分が考えた提案が刺さった時の手応えは格別です。
例えば「Platioだけを扱うのと、PlatioとCanvas両方を扱うのでは、獲得できるお客様の幅が全然違いますよ」といった具体的な提案がパートナーさんに響いた瞬間は、営業としての醍醐味を感じます。
工: Platio Canvasは、従来のPlatioブランドではありますが、まったく違う製品なので、カタログの雰囲気やターゲット設定も従来とは違ったアプローチになっています。デザインも濃い青を基調にして高級感を演出するなど、新しい表現にチャレンジできるのが面白いです。ゼロから何かを生み出すのは難しいですが、その分やりがいも大きいですね。
小さなきっかけが大きな変化に。ビフォーアフターで振り返るそれぞれの成長
――ここで「私の成長ビフォー・アフター」というテーマで、入社当時と現在の自分を比較して、どのような成長や変化があったかを一言ずつで表現していただきました。まず、工さんは「個性」→「協調」と書いていただきましたが、詳しく教えてもらえますか?
工:私は入社当時、「文章を書くのが好き」という個性だけで、ITやマーケティングの知識は皆無でした。でも、マーケティングの「何でも屋さん」として様々な業務に取り組む中で、いろんな人といろんなことができるようになったと感じています。デモ動画制作、ブログ執筆、チラシ作成など、求められたものには何でも挑戦する姿勢が着実に力として蓄積されて、関わる人の幅も大きく広がっています。
ーー最初は“好き”という個性からのスタートが、周りと一緒に動く中で協調へと広がっていったんですね。続いて河井さんは「なんとなく」→「覚悟・意思」とのことですが、どのような想いがあるのでしょうか?
河井:はい。これまでの話を聞いていただいて分かると思いますが、新卒でIT業界に入ったのも、アステリアに入社したのも結構「なんとなく」だったんです。それが、今年30歳になったんですが、年齢のせいもあるのか覚悟を決めて仕事したり、意思を持って仕事をするということがすごくできるようになりました。
一番のきっかけは、家で飼っている犬なんです。路頭に迷わせるわけにはいかない、養わないといけないという責任感から始まったんですが、それによって仕事に対する意味付けができるようになりました。「なぜWarpを売るのか」「なぜPlatioを売るのか」ということを考えられるようになり、国産ソフトウェア企業として世界を目指しているアステリアに対して、自分がどう貢献できるかという意識を持つようになりました。
ーー大切なペットの存在がきっかけで、仕事に対する姿勢が変わっていったのですね。何が成長のスイッチになるか分からないのが面白いです!
マネージャーの言葉に映る、それぞれの成長と未来への一歩
ーー実は、お二人のマネージャーから、それぞれの成長についてコメントをいただいています。まずは河井さんに対して頂いたコメントです。
入社当初はパートナー営業という未経験の分野に不安も見えましたが、学習と経験を積み重ねる中で、今では自信を持って提案や判断をリードできるようになりました。パートナーとの良好な関係づくりを通じて成果へとつなげる姿勢は本当に頼もしく、チーム全体のモチベーションを高める力にもなっています。
河井:嬉しいメッセージをありがとうございます。僕は営業の中で特別個性があるタイプではないんです。何か尖った趣味があるとか、見た目が華やかなタイプでもない。なので、本当に基本的なところをただまっすぐに誠実にやるということを意識しています。例えばメールが来れば24時間以内には絶対何かしら返すとか、曖昧な回答はしないとか、そういう誠実な対応を心がけています。
また、最近変わったのは、パートナーさんから「こういうことしたい」と言われたことに誠実に応えるだけでなく、「僕はあなたとはこういうことをやりたいです」と意思を持って伝えて、「一緒にやりましょう」という風に自分から協業を持ちかけるようになったことですね。
ーー基本を大切に積み重ねながら、新たな挑戦に踏み出している姿が頼もしいです。次に、工さんについてもマネージャーからの成長コメントをいただいています。
工さんは入社当初に比べて、自分の役割をしっかり理解し、主体的に行動できるようになりました。課題があれば自ら調べ、関係者やチーム全体を意識して動けるようになった所は大きな成長だと思います。これからはぜひ、自分の意見や提案をさらに前に出していってほしいです。その経験はどんな環境でも通用する力になるはず。今後のさらなる成長を楽しみにしています。
工:そんなに褒められることはあまりないので(笑)、他の人から見てもちゃんと成長しているんだなということが分かって嬉しいです。
まだまだITのことなど勉強不足なところがあるので、そういうところで提案や自分の意見がまだ表現できないかなという部分があります。今後もう少しいろんなことを勉強しつつ、視野を広く持つというのが一番の課題だと思っています。
――成長を実感しつつも、さらなる学びや挑戦への意欲が伝わってきますね。それでは最後に、今後どんな挑戦をしていきたいのか、目標を教えてください。
工:IT知識の向上に加えて、自分の考えや提案を発信する「アウトプット」の部分も伸ばしていきたいと思っています。それは意識的に改善しないと変わらないと思うので、ぼんやり仕事をするのではなく、一つひとつの業務を自分の成長につなげていきたいです。
河井:明確な目標は、自分が担当するパートナーさんの売上をASTERIA Warp部門・Platio部門の両方で一番にすることです。人としては、後輩からは憧れられる存在に、先輩からは意識される存在になりたいですね。与えられた業務で100点以上の成果を出すのは当然として、そのうえで誰もやっていない取り組みや活動に挑戦し、それを発信できる人を目指しています。自分が頑張ることで組織全体も強くなっていくと思うので、常にその意識を持ちながら取り組んでいきたいです。
ーーお2人の今後の活躍がとても楽しみです。本日はありがとうございました!
\アステリアで働くって、どんな感じ?/
会社の雰囲気が伝わるPodcastはこちらから視聴できます。
Podcastでは、成長に影響を受けた人物やアステリアで活躍できる人の条件など…web版では紹介しきれなかったエピソードをたっぷりお届けしますので、ぜひ聞いてみてくださいね♪