「一隅を照らすもの 此れ即ち国の宝なり」
私が好きな言葉です。私は、この言葉を「人生の中で出逢えた目の前のあなたの心に燈火を灯すことが出来る人は、それだけで国の財産なんだ」というような意味合いで受け取っています。
ご挨拶が遅れ、失礼しました。
はじめまして、株式会社Arinosでスリランカ事業を担当している北村です。
現在はスリランカを拠点として、日本企業の組織変革とスリランカ人材の育成を目指しながら事業創出に取り組んでいます。
Arinosという会社は少し不思議な会社です。コンサルティング会社なのに、開発事業を始めとする自社事業を展開してる。その上、カンボジアやスリランカというちょっとマイナーな海外まで…
今回は、私の入社理由と併せて、そんなArinosの会社についても私なりの視点「変わる」というテーマでお伝えできればと思っています。
「変わった」会社な Arinos
Arinosは「コンサルティング」サービスを幹として展開しながらも、さまざまな自社「事業」を国内外問わず創出しているという少し、というか結構「変わった(≒変な)」会社です。しかし、だからこそArinosには、事業を進める困難さとダイナミクスを肌身で以て経験しているコンサルタントと、課題解決までの筋道を仮説立てながら適切に事業を進められる事業責任者の両者が絶妙のバランスを持って存在しています。
それはArinosが、「正当な事業(=ビジネス)創出は、社会に新たな付加価値を生み出す事である」という信念と姿勢をもっているから(だと私は思っています)です。
現在、テクノロジーの発達や輸送・物流網の発展、価値観の多様化等から、変化のスピードは過去のそれに類を見ません。そんな中で生存していくのは、何よりも「変化を好んで受入れ」、「変化を自分たちで創り出せる」企業であると思っています。そしてその変化を受入れる為には、変化の本質を瞬時に整理して捉える思考力と、それを実際のビジネスに組み込める推進力が必要になってきます。
つまり、Arinosは「コンサルティングと自社事業推進の両立をさせる事で、時代の『変化』の半歩先を見据える会社」なのかなと私は思っています。
そして、私がArinosに惹かれた理由の一つもそこにあります。
「変わり」続ける会社なArinos
ここで、私のお話を少しだけ。
私は前職で、株式会社アバージェンスという会社で経営コンサルタントをしていました。
みなさんは「経営コンサルタント」と聞くとどんな職業だと考えていますか?
-「分析をして、大量の資料や提案書を作成する仕事」
-「クライアントの売上を伸ばしたり、余分な費用削減を提言する仕事」
私は、「クライアントの大事な何かを『変える』仕事」だと思っています。
何故なら『売上を伸ばすの』も、『費用を減らすの』も、『利益を拡大させるの』もクライアントは最初に自社内で一度はやろうとしているはずです。しかし、それがどうしても出来ないから、、自分達では組織の中の奥深くに脈々と続いている慣習や文化を「変え切れない」から、コンサルタントに頼むのです。
クライアントは好きで高いお金を払って外部のコンサルタントを雇うわけではありません。
会社を成長させる/生存させるために、恥を忍んで外部のコンサルタントに自身の会社の出来ていない点を変革して(=変えて)もらうのです。
そして、コンサルタントはそのクライアントの想いに最大限の付加価値で以て応えなければなりません。
ここまで話して分かるかもしれませんが、正直全く楽な仕事ではありません。
クライアントの方々が何年、何十年と築いてきた企業の「働き方・品質・文化」を容赦なく、一度破壊するという事も時にしなければなりません。そして、その後に改めて創造し、組み上げます。「変革する(=変える)」という事はそれほど厳しい選択をクライアントに迫るのです。
だからこそ、その担い手である私たちコンサルタント自身が「変わり続ける」ことが出来なければ、クライアントにそんな変化(≒変革)を求めることなど出来ないと思っています。
そして、Arinosという会社は自分たちの組織の中での変化のスピードがとても速く、厳しい環境の中でも特に若手はスポンジのように目に見えて短期間で変わっていけるような組織だと思います。
これが、私がArinosを好きになった二つ目の理由です。
(※現在はスリランカで事業責任者をしていますが、決してコンサルタントが嫌になったわけではありません。むしろ世の中の仕事の中で最もエキサイティングで、目の前の相手が変わっていく生き様を見られるとても素敵な職業の一つだと未だに思っています。そして勿論、前職の会社は今でも大好きです。当時思い切って自身のやりたい事を打ち明けた時に、まだ未熟な私の背中を押してくれた代表の方からの後押しがあったからこそ今の自分があると思っています。)
未来を「変えよう」と奮闘するAri(働き蟻)たち
突然ですが、弊社Arinosの名前の由来は何でしょうか?
そう、「蟻の巣」です!
上述しているように相当に「変な」会社ですが、勿論そこにに住んでいる「働き蟻(=社員)」達もなかなかに変わった方々が多いです。いわゆる「コンサルティングファーム」と聞くと、一般的には「頭がよかったり、高学歴だったり」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、その点Arinosはとても多様性に富んでいます:元美容師、元客室乗務員、元お笑い芸人、元アパレルのブランドモデル、文系出身プログラマー等々。
この変化のうねりの強い時代だからこそ、人材の多様性は本当に重要だと思っています。
かのダーウィン曰く、
「最も強い人が生き残るのではなく、最も賢い人が生き残るのでもない。唯一生き残ることが出来るのは最も『変化に適応できる』人である。」
こんな多様なバックグラウンドを持っている人がいる組織、聞いているだけでもワクワクしませんか?
その一方でもう一つArinosには「一隅を照らす」人がとても多いというのも大きな特徴だと思います。
自分さえ良ければ周りはどうでもいいと言うのではなく、「今目の前にいる、向き合っている」相手の心にどうやったら火を灯せるのかを考え続けられる人。
それが、Arinos最後にして最大の魅力なのかな…なんて私は思っています。
おわりに
ここまで記事を読んで頂き、本当にありがとうございます。自身の入社理由よりもArinosの会社紹介が多いという展開になってしまいましたが、如何でしたでしょうか?
この記事を読んで少しでもArinosに、そしてコンサルタントに興味を持った方は是非一度オフィスに来て私たちと話しましょう。あなた自身の何かに「火」を付けてくれる人がきっといると思います。
Arinosには、そんなあなたが将来『在りたい自分』になる為の舞台は「おそらく」全て整っています。あとは、あなたの行動次第です。周りや、世界や、昨日までのあなたが何を言おうとも、未来への意思決定をするのは『現在(いま)の』あなたです。
あなたの人生の意思決定を決して他の人に委ねないで下さい。
最後に、私の好きな西野亮廣さんの言葉をお借りして終わりたいと思います。
僕は間もなくこの本(=記事)を書き終える。
そして直後に、次の行動を起こす。
キミはまもなくこの本を読み終える。
さあ、何をする?
キミの革命のファンファーレを鳴らすのは、キミしかいない。
頑張ってください。応援しています。
(『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』より)
この記事を読んで、少しでも心の火が大きくなったあなたと、Arinosという舞台で出逢えることを楽しみにしています。