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アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その2:Inside Out編 ~


こんにちは!!

アーキベース採用チームです!!

前回に引き続きアーキベースのValue/Credoについて一つずつ語っていきます!


Value×3⇒Credo×3と、順々にご説明出来ればと思っておりまして、今回は「Inside Out」についてです。

宜しければ最後までお付き合いください♪


関連記事:

Value

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その1:Change Forward編 ~

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その2:Inside Out編 ~ ⇐今回ココ

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その3:Be the Best編 ~


Credo

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その4:Take Action First編 ~

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その5:Stretch編〜

アーキベースのValue/Credoを説明します!! ~ その6:Future Pull編〜 


■アーキベースのValueにおける2番セカンド、「Inside Out」とは?


野球で2番打ってたらセカンドだろ、という勝手な偏見を持っているのは私だけじゃないはずです。(これも偏見)

さておき、Inside Outの項目ではInside(内側)からOutside(外側)へ、みたいな気の流れを言いたいわけでして、、こう言うとちょっとスピリチュアルっぽいですが伝わりますかね??

ごちゃごちゃ言わずHPに掲載している文章も載せておきましょう。

公式って大事だし便利。


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【 Inside Out 】

 ー 内側から湧き出るものを ー


  動きたくて仕方がないと思えるほどの

  ワクワクする気持ちに従おう。

  内側から湧き出る思いは、

  自分自身を駆り立て、

  周囲を突き動かす原動力になる。

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あれ、Inside Outって直訳すると裏返しとか裏表反対とかだよあ、って書いててふと思いましたが、同様の想起をした方は一旦ソレ横に置いといてください。

そしてそのまま忘れてください。


要はモチベーションの性質について言及しておりまして、それが外発的ではなく内発的なものである方が健全だし総量としてのエネルギーって大きいよねと我々は考えています。

更に言うと、内発的な人たちが揃っていれば、組織の発展もある程度自律的に成し得るのではないかという仮説も持っておりまして、永続的な成長というテーマからしても重要なValueなんです。


■内発的なモチベーションってなんだろう?


では一体どういうものが内発的モチベーションと見做されるのでしょう。


安易な発想ですが、例えば「好きなこと」をやっている状態は恐らく誰しも内発的に行動しているのではないかと思います。

早く学校から帰ってゲームやりたくて授業中もソワソワしたりそのことばっかり考えたりしたこと、ありません??

子供の頃のゲームは多くの人にとっては「好きなこと」であり、誰から言われるでもなく内発的にやりたいことです。

当然思い浮かべるのはゲームだけじゃなくて大丈夫です。

スポーツでも、上手くなりたくて、強くなりたくて、あいつに負けたくなくて、、色んな動機の形や表現はあるでしょうけど、それらはきっと心の奥から湧き上がるものです。

だからこそ寝食よりも優先して延々と出来ちゃいますし、極めるとか飽きるまで没頭することができたりします。

この時のエネルギーって凄い量ですし、そもそもそのプロセスにいる時って幸せですよね?

そんなわけで、内発的なモチベーションは健全でありエネルギーが大きい、という風に我々は考えているのです。


例えば各分野で成功を収めている方々や歴史的な偉人たちは、みんな内発的に突き動かされてその成果を獲得してきたのではないでしょうか。

直接偉人たちにインタビューしたり脳波測定したわけではないのでエビデンスが足りないと言われたらその通りですが、例えばスティーブ・ジョブズは「オカンに言われたから Macintosh作ってん。ホンマしゃーなしやで?めっちゃしんどかったわ。」とは言わない気がしています。(こんなエセ関西弁でもないと思います。)

世の中で賞賛されるような成果が「誰かに言われたから」などの外発的なモチベーションで得られることは少ないような気がしておりまして、だったら内発的なモチベーションを追求しよう、その内発性を前提とした組織作りをしよう、というのが我々アーキベースの立場です。


■そりゃ内発的であるに越したことはないけど、、とは言っても難しいよね??


そうなんです、何にせよ我々が日々取り組んでいるのはお仕事でして、ゲームとは違うんです。

仕事って一般通念上、多くの人にとって「好きじゃないもの」であり、生活のために、とか嫌々仕方なくやっているというのが所謂“普通”なんじゃないでしょうか。

困ったもんだ。


じゃあ「好き」を仕事にすればいいじゃん!とか短絡的な事を言いたいわけではありません。

勿論、そうできるならそれに越したことはありませんし、それ自体はInside Outだとは思うのですが、実現できる方は少数派であるはずです。

なので、別のアプローチを考えてみましょう。

さて、こんな時に便利な寓話があります。

アレですアレ、レンガ積みのやつです。


~~~~~~

 旅人が道を歩いていると、道路脇でレンガを積んでいる男Aがいました。

  旅人「何をやっているんですか?」

  男A「見りゃわかんだろ、レンガ積んでんだよ。」

  旅人「大変っすねー。」

  男A「マジ大変だよ、やってらんねー。」

その先に同じくレンガを積んでいる男Bがいたので、もう1つサンプルを取ることにしました。

  旅人「何をやっているんですか?」

  男B「これね、壁を作ってるんですよ。」

  旅人「大変っすねー。」

  男B「いやでもこれ俺の仕事だし、これで家族を養えるから有難いもんだよ。」

 更にもう一人レンガを積んでいる男Cがいたので、これはn数が増えてデータの信頼度が上がるぞ、と思いながら話しかけました。

  旅人「何をやっているんですか?」

  男C「ここに大聖堂を作ってるのよ!」

  旅人「大変っすねー。」

  男C「いやでも素晴らしいと思わん?めっちゃやりがいあるわ!」

~~~~~~


良く聞くこの話、元は何なんだろうと思いググってみたら「イソップ寓話」と出ました。

ホントなんすかね?(謎の問いかけ)


ともあれ言いたいことは概ね伝わったかと思いつつ、、要は、男ABCはそれぞれ同じ行為=レンガ積みをしているんですが、それぞれの視点によりモチベーションが異なるというお話でした。

特に男Aは外発的でやらされている感があり、特に男Cは内発的で内側から湧き出る何かに突き動かされているように感じますよね。

男Cは放っておいたら夜通しレンガを積んじゃいそうです。

この没頭感といいますか、ゾーンに入るといいますかフロー状態と言いますか、その状態ってそれ自体が凄く幸せですし、恐らく時間当たりの生産性や成果物も異なってくるのではないでしょうか。

理想論を言えばかくありたいな、と。


というわけでどうやら、何に向かっているのか、が重要なようですね。

何に向かっているかが明確であり、今取り組んでいる仕事がそこに繋がっている、というだけでもモチベーションの内発性を維持する十分な理由になりそうではあります。


営業マンなら誰でも通る道、テレアポなどもレンガ積みと同じです。

やらされテレアポってホント辛いですよね。

知らない人にいきなり電話かけるって、どんだけ精神力使うんだよと。

「かけてくんな!」とか普通に怒られますしね、知らない人に。

でも例えばですが事業責任者を目指すための一つのステップとして見ている人は、割とポジティブに電話できるのではないでしょうか。

自分が事業責任者になった時のオペレーション構築に活かせるよう、どんなトークスクリプトが刺さるのか、適した声のトーンや声量、時間帯はどこが繋がり易いか、相手はどんな気持ちで電話を受けているのか、成功/失敗事例からの要素分解などなど、考えること、試せることは沢山ありますし、テレアポって数やる分データも溜まりますしね。

ちなみにアーキベースでは社員個々人の人生の目標や夢を個人ミッションと呼んでおりまして、会社がミッションを大事にするのと同じく個人ミッションも大事にしてほしいと思っています。

更にはアーキベースでは、各自の個人ミッションにとって今の業務がどのような意味を持つのかなどを毎月の1on1で上長と確認したりもしているのですが、その話は長くなりそうなのでまた機会があれば別の記事にて。


■少し立ち止まって、割と大事にしたい「男B」の話


「何に向かっているか」が大事であると言った舌の根の乾かぬ内に、別の角度の話をしますよ?

先ほどの寓話の男B、彼の在り方も良いじゃないかと思っておりまして、そのまま通り過ぎずに立ち止まってみる次第です。


そもそも、「自分が何に向かっているか」というものを明確に決めており本気でコミットして没頭している人って少数派だと思うんです。

これって結構難易度高いですよね。

加えまして、世の中の流れが速いのは前回のChange Forwardでも述べた通りでして、状況は絶えず変化しており、具体的なゴールを定めにくいという背景もあります。

なので数年後、数十年後の未来を見据えて今を全力で生きる、も当然美しいことであると置きつつ、今まさに周囲にいる人たちに貢献したい、という動機も十分Inside Out的でもありますし、エネルギー量も十二分なのではないかと考えています。

誰かに言われたからやる、とは違った意味合いで、「お客さんから頼まれたからやる」って割と力出ますよね。

だって頼られちゃったワケですし、今まさにお客さんにペインが発生しており、それを撃退するという貢献が目の前にあったら、自然とポジティブに「しゃーなしやで?一肌脱いだるわ!」ってなれると思うんです。

同様に、家族のため、とか、仲間のため、というのも素敵なモチベーションではないでしょうか。

そして誰かのためなら自分の事以上にエネルギーを発揮できる、という方は少数派ではないと我々は信じています。


■追加の創作寓話、男Dと旅人自身の話


もう少し話を展開してもいいですか?

下記は勝手に付け足したさっきの寓話の続きです。


~~~~~~

 旅人が更に先を歩いているとまたレンガを積んでいる男Dを発見したので、正直このヒアリングにはもう飽きていたのですがなんとなく惰性で話しかけてみました。

  旅人「何をやっているんですか?」

  男D「自分、レンガ積んでます!」

  旅人「大変っすねー。」

  男D「いや見てくださいよ、レンガ積む時のこの二の腕、美しくないっすか??始めたころはホントヒョロッヒョロで色も白かったんですが今は日焼けもしたし色黒マッチョって自称してもいいですよね!?あとやっているうちに栄養も大事だって気付いて、最近はプロテインが〇×△□、、」

 ああこれは触れてはいけない人だった、と思い踵を返そうと思った時、今度は男Dが聞いてきました。

  男D「お兄さん旅人っすか?なんで旅してるんですか?」

  旅人「なんでって、そりゃ旅が好きだからでしょ。」

end

~~~~~~


というわけで、男Dも旅人もアーキベース的にはInside Outです。

男Dの話に類するキーワードは、成長意欲とか達成意欲とかですかね。

自分が成長していることを実感するのって嬉しいものですし、〇ヶ月先にはこんな姿になっている、なんて想像はワクワクしますよね?

そのワクワクに駆られて行動したり研鑽したりする、というのも在り方としてはとても素敵なのではないかと思っています。

言いたかったのは、必ずしも向かうべき方向を厳密に定めなくてもいいですし、誰かのためでなくても良いです、自分のためだけであっても、内発的で健全なモチベーションは存在し得るからあまり難しく考えないでね、ということです。


ついでに、自分のため的な話で言うと、お金のため、でも全然良いと思っています。

お金を稼いでフェラーリ買いたい、めっちゃワクワクする、だから営業頑張る、稼ぐ、コミットする、、これって十分内発的なモチベーションじゃないですか。


そして旅人の話は更についでですが、この記事の冒頭に戻ってきましたね。

結局「好きだからやる」はとても強いモチベーションです。

そういやこの旅人はどうやって生計を立ててるのかしら?旅系のYoutuber?とか考え出すとまたややこしいのでこれくらいにしておきましょうね。


■みんなのInside Outを邪魔しないよう、アーキベースができること


Inside Outってそれこそ内発的なものであり、みなさんの心が形成する在り方なので外からできることって少ないと思います。

だからせめて邪魔しないように、というのが会社としての考えです。


例えばですが、アーキベースが運営するサービスや生み出すプロダクトがしっかりとした社会貢献になっている、というのも大事な約束です。

折角レンガを積んでいても、それが悪の組織のアジト作りに繋がっているようであればいつかその人の心は離れていくでしょうし、その状況下で「Inside Outでいなさい!」というのは無理があります。

あくまで組織としてのミッションも実態も、大聖堂的な良きものでありたいな、と。


また、Inside Outを阻害しないという意味では意見や発案が通る、というのも大事な要素かと思います。

あれやりたい、これやりたい、がどのくらい通るのか。

当然、経済合理性や社会的意義、優先度などが何も伴わない場合は採択されにくいでしょうけど、割と個人の意見は尊重される文化ですし、そんなにトップダウン的でもないと思います。

でもこれって客観的に納得感のある程度とかファクトを示すのが難しそうですし、ちょっと材料集めていずれこれも別の記事にて!

ともあれ、Inside Outが大事だよ!と言うからには組織全体としても矛盾のないようInside Out応援カンパニーで居たいですし今のところはそう居られているのではないかと勝手に感じております。

でもInside Outな性質を保ったまま組織として成長するって、ホントはかなり難易度が高いことなんです。

ぶっちゃけ統制を強めてトップダウンで軍隊式に組織を作った方が短期的には成長が早いケースも多いのではないかと思います。

ただ、永続的な成長や関わる人のQoLを考えると、意味のあるチャレンジですし、そのつもりでアーキベースは市場に挑んでおりまして、是非応援していただけると嬉しく思います。


いやー、やっぱりValue/Credo系は書くと長くなっちゃいますね。

それでも最後まで読んでいただき本当に有難うございます。

ではまた次回!!


P.S.

全方位で採用活動もやっていますので皆様からのエントリーを心からお待ちしております!

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