株式会社anveilの募集・採用・募集条件 - Wantedly
株式会社anveilの新卒・中途・インターンの募集があります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
https://www.wantedly.com/companies/anveil/projects
こんにちは。anveil の音田です。
このたび、僕たちの会社ロゴをリニューアルしました。
「ロゴを変える」というのは、自分たちが何を大切にしてきて、これから何を届けていきたいのか──
その価値観をもう一度深く掘り下げて見つめ直す、貴重な機会です。
この記事では、新しいロゴに込めた意味を軸に、anveil という会社が大切にしている視点やこれから向かいたい未来について、少し丁寧に綴ってみたいと思います。
現在 anveil では、大きく2つのブランドを展開しています。
一見まったく違う事業に見えるかもしれません。
実際、「なぜこの2つを同じ会社でやっているんですか?」と聞かれることがよくあります。でも僕の中では、ごく自然なこととして繋がっているんです。
なぜならこの2つには、「見えづらかった本来の価値を、正しく伝える」という共通のテーマがあるからです。
結局のところ、PIECE OF SIGN も LAOSI も、目指しているのは「人間らしく、より豊かに暮らせる社会」を実現していくことなんだと思います。
テクノロジーが進化し、AIがあらゆるところに入り込んでいく中で、どこか無機質になってしまいがちな生活の中に、人と人との関わりや、自分の身体に向き合う時間、街の魅力をつくるローカルなお店との出会い──そうした「人間らしさ」を取り戻していくことが、これからますます大切になっていくんじゃないでしょうか。
anveil という会社名自体も、「unveil = 覆い隠していたヴェールを取り除く」という意味から派生しています。
見えづらくなっていた本質的な価値をちゃんと見出して、広めていく。そうすることで、人が人らしく、快適に生きていける未来をつくっていきたいと思っています。
PIECE OF SIGN のプロダクトには、ある種の「佇まい」があると感じています。
素敵な空間に馴染むけれど、個性はきちんとある。
声高に主張することはないけれど、置かれているだけで空気が整い、お店をひきたてるような存在感。
LAOSIの店舗も同じです。
一歩足を踏み入れると、時間がすっと緩やかになるような、そんな空気感を目指して設計しています。
光、香り、素材感──五感を通じて、心身が少しでもほぐれる場所にしたいという思いがあります。
共通しているのは、「過剰でなく、正直で、あたたかい」という感覚。
それは、“作り手の意図が届く範囲で、丁寧に誠実に作られたもの”に宿る空気感だと思っています。
このにじむような質感を言葉で表すなら、やはり「humane(人間らしさ)」という言葉かと思っています。
今回のロゴデザインは、「humane(人間らしさ)」をテーマにデザインされています。
やわらかな曲線は人間らしい やさしさを、どっしりとした重心は意思の強さを視覚的に表現しています。
anveil という社名に込められたフィロソフィーである
「価値ある物事の “わかりづらさ” を取りのぞき 広めていく」を通して、
人が人らしく、より豊かに快適に暮らす未来を実現していく anveil の姿を象徴するデザインです。
anveilは、「デザインが得意な会社」でも、「プロダクトブランド」でもあるけれど、本質的には、人が人らしく生きる場所を、どう守れるか?という問いと向き合っている会社だと思っています。
それを支えるために、看板という手段をつくったり、漢方をわかりやすく届けたり、また、その他の商材やITサービスにまで領域を広げようと、社内で準備を進めています。
届けるもののかたちは変わっても、
「humaneな営みが、日常生活の中できちんと続いていくための支えになりたい」
という想いだけは、ずっと変わらず持ち続けてきたつもりです。
今回のロゴリニューアルは、
anveilが何を大切にしているのかを改めて確認するための、静かな問い直しの時間でもありました。
私たちはこれからも、「humane」という感覚を大切に、プロダクトを届け、サービスを磨き、そして“人が人らしく、より豊かに暮らせる社会”の力になれるよう、歩みを進めていきます。
そして、新しいロゴが、そんな私たちの思想のかけらをふと感じさせてくれる、小さくても確かなシンボルになってくれたら──そう願っています。