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目指すは建設業界のDXプラットフォーム。利用社数13万突破のアンドパッドを進化させるPdMの決意。

アンドパッドは建築・建設業界のプラットフォーマーとなるべく新規プロダクトを続々と開発しており、プロダクト開発を牽引するPdM(プロダクトマネージャー)ポジションの人材募集をしています。

現在、2つのプロダクトを率いる前島 圭輔 さんは、前職のVertical SaaSではPM(プロジェクトマネージャー)、PdM、EM(エンジニアリングマネージャー)を兼任するほどの活躍をしていました。

そこから、なぜアンドパッドにジョインしたのか。また、入社後はどんなキャリアを歩んでいるのかインタビューしました。

前島 圭輔 | PdM
受託開発のエンジニアとして10年以上勤務したのち会計系SaaSへ。機械学習やAIを活用し、サービスオペレーションを効率化させる。PM、PdM、EMを兼任。2021年7月にアンドパッドにジョイン。施工管理アプリチーム、ANDPAD APIチームのPdMとして活躍中。


建設業界の市場規模と課題の多さに惹かれた

ー前島さんは前職もVertical SaaSで、かなり充実した仕事ぶりだったとお聞きしました。

スタートアップ企業ならではという感じでかなり忙しく、PM、PdM、EMを兼務するような状態でしたから、エンジニアリングに関することはなんでもしていましたね。

経験を積みながら「本質的な課題を捉えること」を念頭に開発を進められるようになると、トラブルや手戻りが減りました。担当していたプロダクトが安定軌道に乗ったタイミングで、ポジションを後任に譲ることに。もう一度、ゼロからチャレンジできる場に身を置きたかったんです。


ー新たにチャレンジする場として、アンドパッドを選んだのはどうしてですか。

建設業界はとても大きな市場ですし、紙でのやりとりが多くIT化が進んでいないなど、業界の課題をイメージしやすかったんです。自分たちの仕事が、建設業界の課題を解決し、それがより良い社会づくりにつながると感じました。

入社して驚いたのが、アンドパッドにエンジニア界隈で有名な人がたくさんいることです。憧れの芸能人じゃないですけれど、リスペクトしている人たちと一緒に働くことができることにワクワクしました。

また、ビジネスサイドのメンバーの方も優秀な人が多いなと感じています。クライアントの要望や、こちらからの問い合わせに対して解像度の高い情報で返してくれます。社内に優秀な人が多いので、誰かに相談すれば大抵の課題は解決できるという印象です。

わずかな時間短縮が、現場ではその何万倍もの削減になっている

ー現在はどんなプロダクトを担当していますか。

施工管理アプリとANDPAD APIのチームのPdMをしています。施工管理アプリは既に多くのユーザーに利用されていますが、これからさらにユーザー数が拡大していくフェーズです。品質向上と機能拡大をする上で、取り組むべき課題があります。だからこそ手応えがあって面白いですね。

例えば、ANDPADはリリースしてから時間も経っていますし、開発初期の設計のままではメンテナンス性が悪かったり、品質向上という観点でも望ましくないので、新規開発と並行して技術的負債の返済に取り組んでいます。

ANDPADはユーザー数が多く、2021年11月現在で33万人以上のユーザー、13万社以上でご利用いただいています。そのため、何か一つでも機能を改善すると、そのインパクトは大きいです。施工管理アプリを使うことによって可能になったわずかな時間の短縮が、ユーザー全体でみたらかなりの時間の短縮に貢献していると思います。

ANDPAD APIチームに参加したのはゼロスタートの時期ではないものの、プロダクトとしては課題が多く、OpenなAPIとして世の中に広めていくにはこれからという時期でした。ANDPAD APIとANDPAD アプリマーケットは、昨年リリースを迎えましたが、アンドパッドの中でも、新しいチャレンジの一つです。まだスタートしたばかりで、課題の解消をしつつ、新規APIの開発に取り組み始めたところです。建築・建設業界のプラットフォームと言われるサービスにするために、ANDPAD APIを通じてさまざまな外部サービスや基幹システムと必要なデータを必要な形でやり取りすることができる状態を目指して開発を進めています。


ー前島さんは、アンドパッドの社内アワードで2021年3Qの新人賞MVPを受賞しました。その受賞の背景を教えてください。

見えている範囲でもやることはたくさんあったので、それを自分から前のめりに取りにいっていた点が評価されたのかなと思います。前のめりな自分に対して、開発サイドもビジネスサイドも解像度の高いコミュニケーションで返してくれたことがうれしかったですし、その様子をアンドパッドの人たちが見て、評価してくれたことにも感謝したいです。ちゃんと見ていてもらえたんだなと感じました。

「なぜ必要なのか」「どう使うのか」本質的な課題を深掘りする

ー前職で「本質的な課題を捉えること」を大切にされてきたそうですが、それはアンドパッドでも同じですか。

同じです。例えば、ANDPADの施工管理アプリの開発において、「○○ができる機能がほしい」と言われたとします。それに対して言われたまま要件定義することはありません。まずは「なぜそれが必要ですか?」と深掘りして、課題やニーズを明確にしています。そうすると、課題解決に必要なのは全然別の機能だったり、そもそも「運用の改善」だということが見えてきたりする。基本中の基本かもしれませんが、必ず「本質的な課題の解決」を念頭に据え、仕事に取り組んでいます。

またアンドパッドには、自分と同じような考え方の人が多いです。印象的だったのは、施工管理アプリのUI変更で文字色を赤くしたときのこと。他部署のリーダーから「この赤色は、直射日光の下でも赤色に見えますか?」と尋ねられました。その言葉を聞いて、ハッとしました。ユーザーは施工現場で直射日光に照らされながらアプリを操作しています。そこで使う人が赤く見えなければ、赤とは言えないわけです。本質に向き合う姿勢と、徹底したユーザー視点に感心しました。

ー施工管理アプリ開発の充実ぶりが伝わってきました。ANDPAD API の開発の手応えはいかがですか。

最初は課題が多く何から手をつけていいのかわからないような状況で戸惑いましたが、プロダクト部のトップから「プラットフォームの開発に携わる機会はなかなかないよ」と言われて、キャリアの希少性に改めて気づきました。

現在は、建設・建築に関わる外部サービスとの連携を進めています。具体的には、ANDPAD APIを通じて施工現場に関わる情報を一元化し、ANDPADを開けば知りたい情報が集約されている状態にしています。複数のアプリケーションで同じ情報を入力をしなくても済ませられるようにもなっています。

連携先の企業との調整も必要になるため、ビジネスサイドのメンバーとの連携が重要ですが、先方の要望をうまく汲み取り、双方にメリットのある提案をしてくれます。ここでも、アンドパッドのコミュニケーションの解像度の高さを感じています。

アンドパッドの行動指針となるValueの中に「Reality」という言葉があります。「業界の声を傾聴し、学習し、課題へのリアリティを持ち続ける。立場に関係なく、解像度高く、リアルに触れた者の意思を尊重する」という意味が込められているのですが、それが至るところで実践されていますね。

大切にしているのは、「目線合わせ」と「心理的安全性」

ー前島さんがメンバーを導くPdMとして大事にしている考え方、ポリシーを教えてください。

私が大切にしているのは、メンバーが持つ力を思う存分発揮できる環境づくりと、本質的な課題解決につながる開発ができるように方向性を共有することです。その前提となるのは信頼関係であり、相互理解だと思っています。ですから最初にしっかり時間をとって、メンバーと1on1をしました。一人ひとりのWillを尊重しながら、開発につなげていきたいと思っています。

ー一人ひとりが本質的な課題と向き合って開発するために、具体的にどんなことをしてきましたか。

チーム一丸で取り組むために「本質的な課題とは何か」を見定めて、必ず目線合わせを行うことです。デイリースクラムや日常的なSlackのやりとりなど、コミュニケーションを密にとりながら、課題解決に向けて取り組んでいます。

もともとチームメンバーは優秀なのですが、最初に綿密なコミュニケーションをとり、納得感を持って開発してもらうことで、手戻りの少ない効率的な開発ができると考えています。中長期的に見た場合、無駄な工数が発生しない上に、提供を早められるため、建設業界への貢献にもつながります。

またこれも基本的なことではありますが、心理的安全性の確保を意識しています。愛されキャラのEMを巻き込んだりして、他愛ないことでも言い合える雰囲気で開発に没頭できるようにしています。


「ANDPADさえあれば仕事ができる」そういうプラットフォームにしたい

ーアンドパッドに入ってやりたかったことは実現できていますか。

建設業界の負の解消という大きなチャレンジができているので、転職前にやりたかったことを実現できていると感じています。先ほどプロダクト部のトップの言葉を紹介したと思いますが、ANDPAD API しかり、巨大産業の「プラットフォーム構築」にチャレンジできる機会は、人生でもなかなか得られるものではありません。

個人的にこれからやってみたいことは、ANDPADに蓄積されたデータを根拠にした開発です。多く使われている機能を優先的に開発したり、使われていないものを整理したりなど、データを活用することでより効果的な開発をしたいですね。

いつか実現したいと思っているのは、建設業界のDXプラットフォームをつくることです。Googleがあれば一通りのオフィスワークができるのと同じように、ANDPAD一つで建築・建設に関係する仕事を完結できるような一気通貫のサービスを提供したいですね。

ーいよいよ最後の質問です。新たにPdMが仲間に加わるとしたら、どんな人に来てほしいですか。

PdMとしてのスキルや経験は募集要項にあるとおりだと思いますが、その上で「良い人」に来てほしいと思います。というのも、開発はチーム戦なので、メンバーを理解し、同じ方向に導いていくことが理想です。そのためには信頼関係が不可欠ですし、心理的安全性を確保し、メンバーの能力を引き出すことも大事だし、ときに思いやりのあるフィードバックをすることも必要だと思います。まさに自分がそういうPdMでありたいと思っているのですが、共感してくださる方が加わってくれたらうれしいです。

また、入社のタイミングとしても、今はかなり面白いフェーズだと思います。アンドパッドは大きな組織ではありますが、実態としては、変革の余地や伸びしろがまだまだ残されているベンチャーです。これから入社する人も、比較的自由にやりたいことにチャレンジしやすいと思いますし、社内で存在感を出していけるはず。すでに整っている環境ではなく、これから一緒に組織をつくっていきたい人ならきっと楽しめると思います。

アンドパッドは、建築・建設業界全体の生産性を改善するプラットフォーム化の実現を目指して開発を進めています。まだまだ成長過程にあるプロダクトにおいて、建築・建設業に寄り添いながらDX化を進めていくために、開発体制のさらなる強化が必要不可欠です。

プロダクトの成長にドライブをかけていく中、一緒にプロダクトの成長を実現していただける方を募集しています。「社会に大きなインパクトを与えられる仕事がしたい」「個性を活かしつつ、成長していきたい」などと考えているPdMの方、ぜひアンドパッドへ!

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