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アンドパッドの AI Oriented なプロダクト・機能開発をリードする AI アーキテクトとして 新見 理介 が入社しました !!
そこで、ご本人からアンドパッド入社への思いを綴っていただきました !
「キャリア、一貫性なくない?」
友人との飲み会なんかで、ふと自分の経歴の話になると、たまに笑いながらそう突っこまれることがあります。自分でも、たしかにそうかもな、なんて思ったり。
最初は自動車メーカーで自動運転支援(AD/ADAS)の開発をやって、次はコンサル、それからAI創薬っていうDeepTechの世界に飛び込んで、で、今は建設業界でAIと向き合っている。我ながら、なかなかの寄り道っぷりです。
でも、私の中では、この一見バラバラに見えるキャリアが、ちゃんと一本の線でつながっています。そして、その線上を歩いてきたからこそ、今いるこの場所が「またとない挑戦の舞台」なんだと、本気で感じています。
自動車会社にいた頃は、まさに「技術者」そのものでした。コンマ1秒の判断が人の命を守るリアルタイム制御の世界。自分が書いたコードが、誰かの安全や快適さに直結する。この経験が、「技術は、リアルな課題を解決してこそ価値があるんだ」という、私のキャリアの原点になっています。
そこから一転、コンサルになってからは、本当に色々な産業の課題に触れさせてもらいました。でも、外から課題をあれこれ指摘するだけでは、本当の意味で何かを変えることはできない。「もっと現場に近いところで、自分の手で何かを創り上げたい」。そんな想いがむくむくと湧いてきたのを、今でも覚えています。
その気持ちを胸に飛び込んだAI創薬の世界は、ひとつの専門性を深く、深く掘り下げる、長く険しい道のりでした。最先端の技術を、いかにして社会で使ってもらえる形にして、価値に変えていくか。その難しさと面白さを、ここで骨身にしみて学びました。
じゃあ、なんで今、建設業界なのか。
ひとことで言えば、ここに手つかずで魅力的な課題が、ごろごろ転がっているからです。
この業界は、生活に欠かせないインフラを支えている一方で、生産性や人手不足といった、もう待ったなしの課題を抱えています。裏を返せば、エンジニアにとって、技術で貢献できる余白が、とてつもなく大きいということです。
例えば、現場で毎日生まれる膨大な写真や日報のテキスト。こういったデータをどう活かせば、もっと安全な現場にしたり、生産性を劇的に上げられるんだろうか。熟練の職人さんや現場監督が頭の中に持っているノウハウや勘所を、どうにかデータ化して、AIの力で誰もが使える「形式知」にできないものか。まだ誰も正解を見つけられていない、巨大で面白いパズルです。
アンドパッドは、単なるツールではありません。建設業界の新しい「当たり前」を自分たちの手で創っていく、そんなプラットフォームを目指しています。
もしあなたが、まだ地図のない場所へ、自分のコードで道を切り拓いていくことにワクワクする人なら。あるいは、リアルで巨大な社会課題を、技術の力で本気で解決したいと願う人なら。ここは、最高の遊び場かもしれません。
何も、壮大な計画がなくたっていいんです。目の前のリアルな課題と、自分の経験が交差する点を探し続ける旅に、一緒に挑んでみませんか。