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ALCHEMYにはどのような人達が働いているのか?普段の仕事内容やそれぞれの役割を掘り下げ、ALCHEMY社員のリアルな声をお届けします。
今回は、ディレクターの島田さんにインタビューしました。
仕事内容について
──普段の仕事内容について教えてください
じゃあまずは社内の仕事から。社内では、会社の経営に関わる問題を改善していくための施策を考えたり、新規事業の進行をするのがメインの仕事です。
続いて出向先の仕事内容についてですが、大きく分けると2つあります。1つ目は、アカウント登録を増やしていくための施策を企画し、その後に発生する制作をディレクションすることです。
2つ目は、オンボーディングと呼ばれる取り組みで、アカウント登録してくれたユーザーに対して、サービスを継続利用していただくための施策を企画し、1つ目と同様に制作のディレクションをすることです。
ピンとこない方のために仕事内容を分かりやすく「就職」に例えると、1つ目のプロモーションサイト改修は、求職者への「アピール」を考えることです。2つ目のオンボーディングは、採用したあとに「社員が退職しないための取り組み」を考えるといった感じです。
──ディレクターになったきっかけは何ですか?
一番最初はコーダーとして出向していたんですけど、現場で何回か運用の改善提案をしていたら、いつの間にか現場の指揮をとっていてディレクターっぽくなっていんですよね。それがキッカケで次はアシスタントディレクターとして出向するようになり、数年経験を積み上げてからWebディレクターになりました。
──ディレクターになるためにどのような取り組みを行ないましたか?
ディレクターは幅広く知識があった方がいいので、HTMLやCSSはもちろんのこと、JavaScript、Webマーケティング、ライティング、あとはプロジェクトマネジメントに関する知識を体系的にまとめた「PMBOK」に関する書籍を読んだり、Webやプロジェクトマネジメントに関することは一通り勉強しました。そして学んだことを社内でたくさんアウトプットして、自分の知識として根付かせていきました。
──プロジェクトを円滑に進めるために、どのような取り組みを行なっていますか?
取り組み自体はたくさんありますが、ここでは3つ紹介したいと思います。
まず1つは「とにかく未来を予測する」です。何かする際は脳内でたくさん未来を想像して「〇〇さんはきっとこう動くだろうな。そしたら次にこうなるな。そうなったら最終的にはこうなるな」という映像を浮かばせます。そして未然に防いだ方がいいポイントがあれば、未然に防いで円滑に進むようにします。漫画『MAJOR』に「本当にうまい外野手は、打球を見て急いで移動するのではなく、打球を予測して落下地点にいく」という下りがあるのですが、それって仕事でも一緒だよな。と感じてから予測が大切だと考え、取り組んでいますね。
2つ目は「認識の相違を徹底的になくす」です。制作していると実は認識が違っていて大変なことに…なんてことしょっちゅうあります。例えば、僕が「壁に張り付く人物」と言ったら「クライアントの窓口Aさんはスパイダーマンだと認識していたけど、クライアントの決済者Bさんはロッククライマーだと認識していた」この些細な認識の違いで決済者が「ロッククライマーに関する企画だと思っていたから許可していたんだ、スパイダーマンなら許可できない」といった感じで後々大変なことになったりするんです…。考えただけでもゾッとしますが、それを防ぐためにも、常に分かりやすい資料づくりだったり、分かりやすい伝え方をして認識がズレないようにしていますし、相手がどう認識しているのか?も常に確認取るようにしています。
3つ目は「関わる人間全員が仲間だと認識し、常に心理的安全性の高い人間でいる」です。心理的安全性が低いと関わる人がベストなパフォーマンスを発揮できずに、結果的に円滑な進行ができなかったりするので、心理的安全性の高い人間でいることは常に意識して取り組んでいます。
──プロジェクトの課題や困難に直面した際に、どのように対処していますか?
課題が何か?によって変わってくるのですが、総じて言えるのは「相談する」ことです。当たり前と言われればそれまでですが、当たり前なことほど大切ですし、ずっと悩んでいてもしょうがないので、あえて「どうしようぅぅ」みたいな感じで弱みをみせつつ相談しちゃいます。相談してみたらすぐ解決しちゃった!なんてことも多いですし、チームメンバーに相談することが相互理解にもつながって、より一層円滑に進められるようにもなっていくので積極的に相談するようにしています。
ディレクター職の楽しいところ
先ほど「とにかく未来を予測する」といった話をしましたが、予測通りに進むとすごく楽しく感じますね。本当に予測通りいってるぅう!と勝手に一人で舞い上がってしまいます(笑)
あとは、自分の企画をデザイナーさんが可視化してくれたものを見たり、それをエンジニアさんが実装してしっかりと形にしてくれたものを見ると非常に楽しく感じます。毎回感動しちゃいます。
ディレクター職の大変なところ
大変なことなんて枚挙にいとまがないです…。常に数値責任や納期の責任に追われていますし、何かあった時に1番最初に怒られる立場ですし、権力を持った方との板挟みになったりもしますし、精神的に大変なことがたくさんです。でもWebディレクターって一番最初に「ありがとう」をもらえる人間でもあるので、大変なことは多いけど、その分やりがいも多い仕事だと思っています。
最近のマイブーム
最近というか、おそらく永遠好きだろうな。というのが映画ですね。
幼少期から映画を見続けていますが、死ぬまで映画好きでいると思います。ちなみに一般的に思い浮かべる「映画好き」とはちょっと違ってまして、もちろん普通に映画鑑賞もするのですが、研究・分析という観点でシーンをスロー再生して見たりしています。その結果、爆発シーンや色調で監督が分かったり、格闘シーンの振り付けで誰が振付師なのか分かったりと、映画好きからも引かれる映画好きになってしまいました(笑)
島田さん、ありがとうございました!
今後もALCHEMY社員にインタビューを実施していきますので、ぜひ楽しみにしてください。
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