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皆さんこんにちは!株式会社 アクル 採用担当です。弊社は「決済にかかわるあらゆる課題を解決する」をミッションに、決済領域で複数の事業を展開しています。
直近では第二創業期として、新卒を始め、多くの若手メンバーをお迎えしたいと考えています。今回は、当社の取締役CPOを務める栗田さんに、ASUKAの開発秘話や決済業界の面白さ、アクルで働く魅力などをお伺いしました。
ぜひ最後までご覧ください!
決済業界で知り合った2人と共に、アクルを創業
―まず簡単な自己紹介と、現在の役割について教えてください。
アクルの取締役CPOを務める、栗田です。プロダクト全体を統括する役割を担っています。アクルの創業メンバーは代表取締役社長の近藤、取締役COOの渡辺と私の3人で、創業当時からそれぞれが事業開発に携わっていました。3人の中で、私が最も事業開発によく取り組んでいたこともあり、現在CPOを担っています。具体的には、セールスチームやCSチーム、開発チームの間で新機能開発を企画したり、業界の動向に合わせて新プロダクトを企画したりしています。新規事業の立ち上げも担当していますね。
―近藤さん、渡辺さんとの出会いは、アクル創業の前からだとお伺いしています。
私が新卒入社した国内の決済会社に、渡辺がクレジットカード決済のスペシャリストという形で入社してきて出会いました。長いこと、決済事業や資金移動関連の事業で一緒に働いていましたね。その後、私は決済関係の保証会社でアルバイトしながら準備したのち、海外渡航していました。海外から帰ってきたら、会社に近藤が中途採用で入社してきていて出会った、という形です。その後、2015年に株式会社イープロテクトの創業に携わり、2017年に3人でアクルを創業しました。
今や全業界へ展開。最後発のサービス「ASUKA」
― クレジットカード決済の不正検知・認証ツール「ASUKA」を開発したきっかけを教えてください。
当時、我々がチャージバックの支援をしていた旅行商材のEC事業者さんが、目の前で困っていたことがきっかけです。当時のお話では、課題解決のために他社の国内・海外の不正検知サービスを紹介し、導入検討する話になっていました。しかしその導入にも課題があったため、「もう八方塞がりだ」「近藤さんのところで(サービスを)作っちゃってよ」と言われたんです。それが「ASUKA」を開発したきっかけでした。
―「ASUKA」の、競合サービスとの違いや優位性は何ですか?
かっこよく言うと、「従来あったサービスの課題点を潰した、最後発のサービス」という点です。決済業界出身者であることと、これまでEC事業者さんと深くコミュニケーションを取ってきたことで、弊社はそのニーズや課題をしっかり認識しています。その知見を生かしているため、「ASUKA」はEC事業者さんの課題をこれでもかと潰したソリューションになっています。
―当初は旅行商材特化型のサービスでしたが、現在はあらゆる業界に対応されているとお伺いしました。
最初は旅行商材特化型サービスとして、2018年12月にリリースしました。先ほどお伝えしたとおり、「ASUKA」を開発したきっかけが、旅行商材のEC事業者さんとの出会いだったため、まずはその業界に特化したんです。ただその後、コロナ禍で旅行業界が大打撃を受け不正利用のターゲットが旅行から物販やアパレルに移行しました。そうした背景があり、物販系のEC事業者さんからのご相談が増え、物販領域、ひいてはさまざまな領域に展開していったという流れです。
レガシーさとスピード感のはざまで、新しいプロダクトに次々と挑戦
―長年、決済業界に身を置いてきた栗田さんから見て「決済業界の課題」とは何でしょうか。
前提として、参入障壁が高い業界だと思います。決済はお金を扱うサービスですので、システム障害が起きてしまうと消費者の方へのネガティブインパクトがとても大きく残ってしまいます。そうならないよう、堅牢なシステム・サービスを作らなければいけません。つまり、リスクをコントロールするために石橋を叩いて渡るようなレガシーさがあるんですね。スピード感をもって進化するインターネット社会となった昨今、こうした進化に追いつけていないところが、課題といえるでしょう。
―逆に他の業界と比較して、「決済業界のエキサイティングな点」はありますか?
2つあると思っていて、1つは最先端のITビジネスを取り扱う企業さんと一緒に仕事ができる点です。決済はどういう業界にも必ずついて回るサービスですので、そうした企業さんともお仕事できる点は、面白いところだと感じています。
もう1つは、レガシーな業界ではあるからこそ、チャンスも多く、自分たち次第でデファクトスタンダード的な新しいソリューションを展開できる業界であるところです。我々のようなスピードが取り柄であるスタートアップから見ると、まだまだ伸びしろがあるというか。スピード感を持っていろいろと変えていける部分が、まだたくさんある業界だと感じています。
特に弊社は、環境の変化が激しいEC業界と、レガシーな雰囲気の決済業界のはざまにいる企業です。決済やセキュリティーという専門性を身につけながら、責任や裁量をしっかりと持っていろいろなチャレンジができるという点では、EC業界に大きなインパクトを与えられるような面白いプロダクトづくりができるのではないでしょうか。
ASUKAというカード不正対策のサービスも、当初は旅行商材ECの1社さんの課題を解決するシステム開発からスタートしていましたが、地道に結果を積み上げてきたことによって旅行商材のECの業界、決済サービスの各社さまから評価していただき、他商材を取り扱うEC業界でも広くご利用いただくまでになりました。
同じように、業界が専門的であるがゆえに解消しきれていない課題、またはインターネットの進化や外部環境の変化によって新たに生じる課題が多く存在するので、業界としてはチャンスが多い環境だと言えると思います。
裁量の大きい今だからこそ、さまざまな仕事をお任せしたい
―今回募集しているポジションのメンバーに任せたいことを教えてください。
企画案を取りまとめてエンジニアチームとの橋渡しを行い、プロジェクト全体を進めていく役割をお任せしたいです。プロジェクトマネージャーのような側面もありますね。弊社としては、ASUKAを成長させていくにあたり、チーム自体の強化も必要になっているため、メンバーに入っていただきたいと考えています。
今、既存サービスの新機能の企画チームは3人体制で、新規事業の立ち上げは2人体制です。両方に人手が必要ではありますが、特に既存サービスの新機能の企画開発にジョインしていただき、より体系的なチームにしていきたいですね。当初は私の直下で企画開発に携わっていただき、ゆくゆくは新規事業の立ち上げにも幅広く関わっていただきたいです。
―アクルで働く魅力や、やりがいについて教えてください。
弊社はフェーズ的にもまだ人数が多くないので、裁量の大きい仕事を任せてもらえる点ですね。これが1年後、2年後…となっていくと、従業員が増えて役割もはっきり決まってくると思いますが。裁量の大きさは、今だからこその大きな魅力かもしれません。また、新しい取り組みにどんどんチャレンジして行かなければ、組織は衰退してしまうと考えており、このような環境ゆえにスキルがどんどん身につく環境だと思います。これはタイミングに関係なく、将来も弊社にずっとある魅力だと思っています。決済やセキュリティといった業界知識も吸収しつつ、さまざまなことにチャレンジできる環境です。
他業界の課題解決も視野に。気になる方はぜひ気軽に来社を
―ASUKAとアクル全体の今後の展望について、教えてください。
ASUKAという既存のソリューション、サービスについては、引き続き成長させていきたいです。具体的には、より広くお客様に使っていただき、機能も強化していくということですね。そうして得られる知見やお客様との接点…例えばECベンダーさんや決済会社さんとのネットワークを発展させ、課題をみつけ、またサービス開発に生かしていきたいです。
アクル全体については、カードの不正利用にとどまらず、他の課題も解決していくようなソリューション、サービスも作っていく予定です。それも一つではなく、たくさん作っていきたい。そういう形を目指して、今も動いています。ですので、このプロダクト企画にジョインされた方にはどんどん経験を積んでいただき、既存のサービス拡充はもちろん、積極的に新たなチャレンジもしていただきたいですね。
―最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
実は、まだまだ仕込み中でこの記事に書けない新機能、新規事業も開発しています。具体的な業務や詳細についてはなかなかオープンにできない部分もあります。ですので、よかったらぜひ一度、お気軽に話を聞きに来てください。そこで、アクルではどんな人が働いているのか、どういう仕事をしているのかを知っていただけるとありがたいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
少しでも弊社にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご応募ください!