akippaは「人々がリアルで会うときの困りごとを、世界中で解決する。」をMissionに掲げ、駐車場シェアリングサービス「アキッパ」を通じて移動にまつわる困りごと解決に取り組んでいます。
今回は、アキッパの「イベント駐車場マネジメントサービス」を統括している大塚ヤスヒロさんにインタビューを実施しました。
アキッパがイベント駐車場運営で実現を目指すVisionや、市場をリードするポジションで働く魅力、そして求める人物像について、熱い想いを語っていただきました。
転職を考えている方はもちろん、「社会貢献性の高い仕事に挑戦したい」「自ら事業をグロースさせるフェーズに携わりたい」という方にもおすすめの内容です。ぜひ最後までご覧ください!
▪️この記事でわかること
・アキッパのイベント企画営業は「地域創生」の困りごとを解決
・現場から生まれた声がそのまま施策の改善につながる
・今のakippaにジョインすると、新しい価値観を世の中に広げるパイオニアになれる
大塚ヤスヒロさんプロフィール
大学卒業後、自動車部品メーカーで3年間営業に従事。その後、数社にわたってIT企業でキャリアを積む。40歳を過ぎた頃から、「自分の仕事が世の中のためになっているのか?」と働く意義を深く考えるようになり、その思いを追求するためakippaに入社。地域創生を目的に掲げ、地域イベントの課題解決を牽引。また、2025年にはakippa初となる専門役員ポジションに就任し、現場のスペシャリストとしての道を切り開いている。
目次
イベント駐車場マネジメントで解決したい「世の中の困りごと」とは?
アキッパのイベント企画営業は「地域創生」への取り組みを直接体感できる
現場で見つける課題、そして次につながる挑戦のストーリーとは?
イベント駐車場をマネジメントする面白さとは?
アキッパのイベント企画営業に向いている人の特徴は?
イベント駐車場マネジメントで解決したい「世の中の困りごと」とは?
▲イベント駐車場マネジメントサービスを統括している大塚ヤスヒロさん
–アキッパのイベント駐車場マネジメントはどんな「困りごと」の解決を目指していますか?
日本を元気にするための「地域創生」にまつわる困りごとです。
特に地方において、地域のイベントは活力源の一つであり、非常に大切なものです。
例えば、長野県諏訪市では諏訪湖祭湖上花火大会を幼少期から楽しみ、地元の誇りに思われていて、毎年8月15日には花火を楽しむためにご家族で帰省されるような方が多くいらっしゃいます。
アキッパのイベント駐車場マネジメントは、こうした地域イベントをいかに守り、持続可能な取り組みにできるかを重点テーマとして活動しています。
イベントが抱える課題は多岐にわたりますが、イベントを運営するための財源不足や、開催当日の渋滞や混雑の困りごとも大きな課題です。
特に自治体が主催する花火大会の駐車場では、無料で先着順が未だ主流であり、それによる混雑が発生し、対応する警備コストも膨らんでいます。
その点アキッパでは、駐車場を予約制にすることで混雑を緩和できます。また、有料化によってイベントの運営資金も確保する方法を過去の事例と合わせて提案し、実際に当日の駐車場運用までサポートしています。
–実際に地域の方々からは、どのような声があがっていますか?
地域イベントの素晴らしさを改めて実感されている方が非常に多いですね。
例えば、山口県の秋吉台花火大会では、主催者側があえて「資金不足で花火大会の開催ができないかもしれない」と現状を包み隠さず話し、入場料・駐車場を有料化する方針を打ち出しました。
その結果、参加者アンケートでは「料金を払うことで大会の運営に協力できた」「良心的かつ期待以上だった。地元にこんな花火大会があったら自慢になる」「この花火大会を通じて、これからも家族との思い出を残していきたい」といった好意的な声が多く寄せられました。
これは、今まで無料で「観覧」していた花火大会が、お金を払うことで「参加型」に変化したからこそ芽生えた意識だと考えています。
また、地域の企業や個人のオーナーさんが、駐車場を貸し出すことも花火大会に参加する方法の一つです。アキッパは初期費用0円で手軽にオーナーになれるため、地域イベントに参加してもらいやすい点も魅力です。
駐車場を貸し出すことで地域イベントの交通課題解決に協力でき、さらに駐車場料金を収入として得られるので、地域に新たな経済循環モデルが成立します。
アキッパのイベント企画営業は「地域創生」への取り組みを直接体感できる
▲有名アーティストライブ駐車場の現地対応を行ったアキッパメンバー
–ポジションの魅力ややりがいについて教えてください。
仕事全体を通じて「地域創生」「社会貢献」を直接体感できることが、大きなやりがいだと感じています。
また、私たちが市場をリードしながら仕事ができる点も魅力です。というのも、アキッパのイベント企画営業が携わる「駐車場マネジメント」という分野は、まだ世の中に広く知られていません。
そのため、クライアントに提案する際には、「お客様と営業担当」という枠組みを越えて、「イベント駐車場運営のプロ」として運営企画全般のご相談をいただくことも多々あります。
「イベント当日、どのようにすればスムーズに、そして満足度高く駐車場を運営できるか?」といった相談に対し、全国の事例をもとにご提案できます。
アキッパ主導で、駐車場の新しい価値観を創造できるやりがいは大きいですね。
–これまでのイベント駐車場マネジメント事例を具体的にお聞きしたいです。
▲大型音楽イベント「Lucky Fes’25」の駐車場
例えば、大型音楽イベントの「Lucky Fes’25」では、私たちが駐車場運用を担ったことでプロデューサーから高い評価をいただき、その後も数多くの有名アーティストのライブや野外音楽イベントなどの案件を次々とご相談いただけるようになりました。
特に大分県の「ジゴロック」では、警備やアーティストを含めた関係者の駐車場運営も含めて、全体の責任者を任されるまでになりました。
これまで現場に出ることで蓄積された知見が、そのまま信頼につながった好事例です。
このように、自分たちしかできない仕事を任せてもらえると、大きなやりがいを感じます。
また、フェス系のイベントは、クライアントから一度信頼を得られると横展開してもらいやすいです。
実際に、ラブシャ(SWEET LOVE SHOWER)や氣志團万博など、新たな取り組みにもつながっています。
▲豊田スタジアム周辺で開拓したアキッパの駐車場(※価格は原稿執筆時のものです)
さらに、スタジアム周辺の取り組みも成功事例ですね。
例えば、豊田スタジアムの周辺では、数年かけて民間の駐車場開拓を進め、イベントの収益が地元に還元されるモデルを構築しました。
今後は別のエリアでも横展開できるような施策を考えていきたいです。
現場で見つける課題、そして次につながる挑戦のストーリーとは?
▲現場で臨機応変に対応する大塚さん
–これまでの取り組みの中で、どのようにして新たな課題や解決策を見つけてきたのでしょうか?
完全に現場主義です。現場で見たり聞いたりしたことが、課題解決の大きなヒントになり得るからです。
例えば、イベント駐車場で導入している「駐車券発行の仕組み」は、現場から生まれました。
もともとは、V・ファーレン長崎の公式駐車場運用を始めた際、現場の警備員さんにとって、スマホの予約画面を確認してもらうオペレーションは複雑で難しいという課題がありました。
そこで、まずはスマホで試合日ごとに異なるカラーの予約画面を提示できるようにし、スムーズな受け入れを実現しました。
その後、大規模音楽フェスである「Lucky Fes」で受け入れをよりスムーズにするために、カラー識別に加えて駐車券発行の仕組みを開発。
駐車券の作成から発送までのフローを改善し、イベント運営側の手間やコストを削減する仕組みをつくりました。
そもそも、イベント会場周辺の混雑を解決したいのに、ドライバーさんがスマホの予約画面を操作して、スマホ画面を見せるために車を停めて、警備員さんに提示する一連の流れはむしろ非効率です。
印刷した駐車券はスマホ画面よりも視認性が高く、車内でもさっと取り出しやすい。また、高齢の警備員さんでもすぐに確認できるなど、大きなメリットがあります。
このように、現場で様々な声を聞きながら、「やるべきだと思ったこと」を実行し、次の現場で活かすという繰り返しでノウハウを積み重ねています。
イベント駐車場をマネジメントする面白さとは?
–このタイミングで、イベント企画営業にジョインする面白さをお聞きしたいです!
今ジョインする面白さは、新しい価値観を世の中に広げていくパイオニアになれることです。
アキッパのイベント企画営業は現地で信頼関係を築きながら、地域イベントを持続的に循環していく仕組みをつくり、運用も担う「フルスペックの仕事」です。さらに今後は、小規模イベント向けのプラットフォームを構築したいと考えています。
日本にはお祭りが約30万件あると言われていますが、我々がその全てを運営することは物理的に難しいです。
しかし、地域の方々が「イベントへの来場者を受け入れられるように、自宅のスペースを駐車場として貸し出そう」「ご近所さんにも声をかけてみよう」と思い立ったら簡単に登録できる仕組みを整えることで、地域イベントの存続につながります。
もしかすると、アキッパにとっては大きな利益につながらないかもしれませんが、30万件の困りごとを解決することに大きな社会的意義があります。
「誰でも簡単に、地域イベントの運営に参加できる仕組み」を整えていくフェーズに、主体的に関われる。これこそが、アキッパのイベント駐車場マネジメントならではの面白さです。
–大塚さんのような「思い」がベースにある人がakippaで働く意義はなんでしょうか?
私自身、若い頃は年収アップを軸に転職を繰り返してきましたが、40歳を超えてから「自分の仕事が世の中のためになっているのか?」を突き詰めて考えるようになりました。
今は、「自分がやるべきことがここにある」と確信して仕事ができています。
akippaは「やるべきだと思ったこと」を全力で後押ししてくれる会社です。会社から求められている役割を達成しつつ、新たな試みにも常に挑戦できます。
業務を通じて、MissionやVisionの実現に貢献できることは大きな喜びです。
アキッパのイベント企画営業に向いている人の特徴は?
–最後に、どのような方がイベント企画営業に向いていると思いますか?大塚さん目線でお聞きしたいです。
MissionやVisionの実現に向けて全力で走れる方、アキッパをもっと引っ張っていきたいと考えている方を歓迎します。
具体的には、下記のような方が入社されると、さらに事業成長を加速できると考えています。
- 「社会貢献につながる仕事がしたい!」という思いが芽生えた方
- イベント主催者の思いに自然に共感できる方
- 大企業や自治体向けの深耕営業が得意な方
- 細かな数値管理や進捗管理が得意な方
イベント駐車場マネジメントの仕事は、現場の運用や広報との連携、営業など全てにコミットできるジェネラリストの能力が求められます。
そして何より、仕事に対して強い思いを持って取り組める人でないと、イベント主催者や自治体の方などと信頼関係を構築できません。
私たちが目指しているのは、イベント開催時における駐車場の新たな価値観、駐車場を有料・予約制の運用にすることで地域創生につなげていくという、新たな文化の創造です。
イベント駐車場のマネジメントを通じて、自分たちが文化を創造していくやりがいと面白さを存分に味わっていただけると思います。
ぜひ、その挑戦を一緒に楽しんでくれる方をお待ちしています!
今回は、アキッパのイベント駐車場マネジメントサービスを統括している大塚さんにお話を伺いました。
「イベント企画営業」という枠組みにとらわれず、地域創生を目指しながら自分たちがパイオニアとして地域イベントの困りごとを解決していく姿が非常に印象的でした。
akippaでは、「人々がリアルで会うときの困りごとを、世界中で解決する。」というMissionに共感してくださる方を歓迎しています!
少しでも興味を持たれた方は、ぜひお気軽に「話を聞きに行きたい」ボタンからエントリーしてください。皆さまとお会いできることを楽しみにしています!