「子育てもキャリアも諦めない!」- 子育てと仕事を両立するワーママの1日 | 株式会社ADrim
こんにちは!ADrim採用・広報の成田です🌸「子育てと仕事って、両立できるのかな?」働き方が多様になった今でも、こんな不安を抱えている方は少なくないと思います。家庭も大切にしたいし、キャリアだっ...
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こんにちは!ADrim 採用・広報の成田です🌼
前回お届けした「ワーママの1日密着レポート」は、ご覧いただけましたか?
●前回の記事はこちら👇
「家庭も大切にしたい。でも、キャリアもあきらめたくない」——そんな想いを胸に、
ADrimで社内初のワーキングママとして日々奮闘する藤本さんの姿に、共感の声を多くいただきました。
そして!今回の後編では、“1日のスケジュール”を超えて、さらにリアルな本音に迫ります。
ワーママとしてのやりがい、乗り越えてきた困難、そして職場や家族の支え。誰かのロールモデルになろうと奮闘する彼女の姿には、私自身もたくさんの勇気をもらいました。
「両立は大変。でも、あきらめなくていい」
そんな言葉が、今まさに葛藤しているあなたの背中をそっと押してくれるかもしれません。
ぜひ最後まで読んでみてください✨
・年齢:28歳(2021年9月入社)
・所属部署:人事総務部 部長
・担当業務:採用業務/組織づくり・制度設計/マネジメント・上層部との連携/人事基盤・ガバナンス整備
1歳9ヶ月の男の子と夫との3人家族。
現在はフルタイム勤務を基本としながらも、フレックスタイム制度を活用して、夫と送り迎えを分担するなど柔軟な働き方を実践中。
人事部門の責任者として、採用や制度設計、マネジメントから人事基盤の整備まで幅広い領域を担っている。
社内初のワーキングママとして、次世代のパパママ社員が働きやすい環境づくりにも力を注いでいる。
―― “私の経験が、誰かの働きやすさにつながる”って、ちょっと誇らしい。
藤本さんは、ADrimで初めて育児と両立しながら働く「ワーママ」としてキャリアを歩んでいます。
だからこそ、制度や仕組みづくりの場面で「こんなサポートがあったら、もっと働きやすくなる」といった実体験が大きなヒントになっているそうです。
「私が働きやすいと思うことって、今後、育児と仕事を両立する人たちにもきっと役立つはず。そう考えると、制度設計に関わること自体が、次につながる大切な仕事なんだなって思います。」
“会社のため”だけでなく、“未来の仲間のため”にもなる実感は、日々の業務に力をくれる原動力にもなっています。
もちろん、子育てとの両立は大変なことも多い。それでも「働くことを諦めたくなかった」という気持ちに、今の環境がしっかり応えてくれていると話します。
「時短勤務じゃなくてフルタイムでもやれていることに、ちょっと誇りを持ってるんです。周囲の理解とサポートがあるから、頑張れる。そう思える環境がありがたいですね。」
“あきらめなくても、ちゃんとできる”。その姿が、これから同じ道を選ぶ誰かの背中を押す力になっていくはずです。
――「今日、熱出ました」から始まった、私のワーママ生活。
育休明けの復帰2日目、保育園から「お子さん、発熱してます!」との連絡が。
久々の仕事復帰で少しバタバタしていた矢先に、いきなりの緊急呼び出し。そんなスタートだったと藤本さんは笑って振り返ります。
「本当に“育児は計画通りにいかない”の連続だなって、初っ端から実感しました。でも、逆にそれで“完璧を目指さない”って決められた気がします。」
時短勤務ではなく、フルタイムで働く藤本さんにとって、「時間」は最大の資源。だからこそ、日々の業務では「今やるべきこと」に集中する工夫を欠かしません。
「時間が限られているからこそ、"短時間でいかに成果を出すか"をより意識するようになりました。全部やろうとしすぎない。優先順位をはっきりさせて、切り替えながら動くようにしています。」
もちろん、ひとりでは乗り越えられない場面もあります。そんなときに力になってくれるのが、パートナーの存在と、社内の仲間のサポート。
「夫は多忙な上、職業柄全国出張も多く、私が送り迎えや家事など一人でこなさなければならない日も多いんです。私がもう一人いればなあ・・!と思う日が多々あります。
ですが夫は非常に協力的で、できるだけ子供との時間を取ってくれますし、子育てや仕事で悩んだ際に、話し合って一緒に解決できる最高のパートナーだと思っています。」
さらに、
「会社のメンバーも“子どものことは最優先でいいからね”って自然に言ってくれる。その言葉に、何度も救われています。」
困難があるからこそ、周囲との連携や信頼の大切さを強く感じる日々。
ワーママとして働く中で、チームの支え合いや家庭での協力体制が何よりの原動力になっているようです。
「疲れ切って意識を失ったように寝る日もありますが、子供の寝顔を見ると1日の疲れが全て吹っ飛びます。とっっっても愛おしいです。
いつかの将来、子供がやりたいと思ったことに積極的に挑戦させてあげたいと思うし、たくさんの選択肢を与えてあげられるように、今自分が仕事を頑張ろうと思っています。」
――「え!嬉しい!おめでとう!」その言葉が心をほどいてくれた。
妊娠がわかったとき、藤本さんの心には嬉しさと同じくらい、不安も大きかったといいます。
「その頃私は人生においてキャリアを重要視していて、ひたむきに仕事を頑張っていた時期でもあったので、嬉しいことのはずなのに、素直に心から喜べない自分がいました。」
当時、まだ社内には育休取得の前例がなく、「迷惑をかけるかもしれない」「どう受け取られるだろう」と気を張っていたそうです。
「でも、役員に報告したとき、“え!嬉しい!おめでとう!”って即答してくれて。その一言で、すっと肩の力が抜けたのを覚えています。」
まだ子育てとの両立に関する制度が整っていなかった時期でも、必要なことはゼロから一緒に考えてくれる環境。周囲の理解と支えがあったからこそ、不安を抱えながらも前向きに準備ができたと語ります。
「“何かあったら言ってね”だけじゃなくて、実際にサポートしてくれる人がすぐそばにいる。そう思えるから、安心して仕事に向き合えました。」
「そこから、子育てもキャリアも諦めたくないという強い信念を持って仕事に励むようになりました。産休に入るまでの間に、自分の戻ってくる場所を自分で作るように意識を変えて、藤本じゃないとダメだ、早く戻ってきて欲しいと思っていただけるように懸命に業務に励みました。」
そしてもう一つ、藤本さんが大切にしているのが「戻ってきたいと思える職場であること」。
「育休中も“またこのチームで働きたい”って思えたのは、みんながあたたかく接してくれていたから。 “人”の力があるから乗り越えられる。そんな会社だと思っています。」
温かい言葉と行動に支えられながら、藤本さんは今も“自分らしい働き方”を実現しています。
「私は学生の頃から掲げている座右の銘が「二兎追う者だけが三兎目を得ることができる」なのですが、まさにここで体現しようと思いましたね。子育ても仕事も追いかけて、その先でしか掴めないものがあると信じています。」
――「会社の顔」として、もっと多くの人の背中を押せる存在に。
ADrimの人事として、採用から制度設計、チームづくりまで幅広く携わってきた藤本さん。そんな彼女が次に目指しているのは、「会社の顔としての存在感をより強めていくこと」だといいます。
「働くママとしての経験も、長く人事をやってきたことも全部含めて、“この人がいるなら安心だ”と思ってもらえる存在でありたいと思っています。」
社内初の育休取得者として制度の整備に取り組んだ経験を活かし、今では“次のママ・パパ世代”のための環境づくりにも積極的。制度のアップデートや実態に即した運用など、現場視点での提案を日々行っています。
そして今後は、人事領域を超えた分野にも挑戦したいとのこと。会計やIR(インベスター・リレーションズ)などにも携われるように、自身のスキルの幅を広げていくのが目標だそうです。
「ひとつの職種にとらわれずに、どこでも活躍できる自分になりたい。そのためにも、目の前のことに丁寧に向き合っていきたいです。」
今までも、そしてこれからも。藤本さんの挑戦は、たくさんの人の“がんばってみたい”を支える力になっていきます。
「子どもが熱を出して、急なお迎え」「仕事の途中で抜けなきゃいけない」
——どれも予想外の連続で、完璧にこなすのはかなり難しい。だけど藤本さんは、そんな毎日の中で“自分にできる形”を見つけて、丁寧に積み重ねてきました。
「両立は、できるかできないかじゃなくて、“どうやるか”なんだと思います」
そんな言葉が印象的でした✨
きっと、この記事を読んでくださっている方の中にも、「子育ても仕事も、自分自身も大切にしたい」と願っている方がいるはずです。そして、きっとできる。藤本さんのように、あなたらしい方法で。
ADrimには、制度や環境だけでなく、仲間のあたたかさがあります。ひとりじゃない、そう思える職場で、あなたの“これから”を一緒に描いてみませんか?
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株式会社ADrim
採用広報担当