みなさんこんにちは!アクトビ採用担当です。
アクトビは「エンジニア・デザイナーの価値を上げる」をテーマに、テクノロジー ✕ ビジネス ✕ グローバルナレッジを融合させ、ビジネス視点に立った正しいものづくりを実現する技術者組織です。
今回はSalesforceコンサルタントとして活躍する中井さんにインタビュー。
未経験からキャリアをスタートさせ、入社わずか9ヶ月目にして大規模案件にもアサインされる中井さん。そんな努力家な彼女のこれまでや、仕事のやりがい、そしてアクトビで働く魅力について詳しくお話を伺いました。
インタビューした社員
中井 明日花/Salesforce Unit - Analyst
大学卒業後、2社で営業事務や社内整備・業務効率化に携わる中で、エンジニアによるシステムを通じた課題解決の影響力に魅力を感じ、IT業界への転職を決意。より本質的な課題解決に取り組みたいと思い、アクトビの理念に共感して2024年9月に入社。現在はSalesforceコンサルタントとして活躍中。趣味はパズルゲームとアイドル鑑賞。
成長を求めキャリアを選択するも、予想外の展開
──本日はよろしくお願いします!まず、中井さんのこれまでのご経歴について教えていただけますでしょうか?
お願いします!保育園から器械体操を10年ほど経験し、高校では空手道部に所属しインターハイにも出場するなど学生の頃はスポーツに打ち込んでいました。身体的な側面への関心が高かったので、大阪人間科学大学の理学療法学科に進学し、2年生の終わりから健康心理学科に転学。大学卒業後からこれまでに2社経験しており、1社目は建築系の会社で、2社目はWeb広告系のベンチャー企業で事務職をしていました。
──なるほど...大学卒業後の「就活の軸」はどのようなものだったのでしょうか?
「チームで何かを成し遂げられるか」を一貫して大切にしていました。その原体験となったのは、大学時代に行っていた大型テーマパークでのアルバイトで、特に新店舗のリニューアルオープンに携わった際、アルバイトながらも仲間と意見を出し合い、お店のコンセプトや空気感を一から作り上げていく過程に、大きな楽しさと達成感、やりがいを感じたからです。
一方でもう一つ大切にしていたことがあり、それは「自分が成長できるかどうか」でした。何かを成し遂げたり、チームで成果を出すためには、時には人に指示を出したり、計画を立てて物事を進行したりする能力が不可欠だと思うのですが、当時の私にとってそれが最も苦手なことでした。だからこそ、まずはこの苦手分野を克服することが成長への一番の近道だと考え、ここが鍛えられるかどうかというのも企業選びの大切な軸としていましたね。
──1社目では建築会社の事務職に就かれたそうですが、ここの経緯についてもお聞きしたいです。
1社目には実は、「施工管理職」として入社したんです(笑)。多くの人と協力し、大型のプロジェクトを管理する経験が積める施工管理という仕事は、私の苦手とする統率力や計画性を身につけられ、成長していけるのではと考え入社しました。
しかし入社後、事務職に欠員が出てしまい…急遽そのポジションを私が担当することになりました。主な業務は、書類整理や備品管理といった一般的な事務作業が中心で、希望していたプロジェクト管理には携われず...。ただその中でも、Excelを使ってデータ管理を体系化するなど自分なりに工夫を凝らして業務効率化に取り組んだりしていました。その結果、社内外から「助かったよ」と声をかけていただけるなど、やりがいを感じる場面もありました。
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「安定」よりも「成長」を。本質的な課題解決を目指し、アクトビへ
──その後転職された経緯を教えてください。
元々の志望とは異なる事務職でしたが、任せていただいた仕事で貢献できている実感もありましたし、職場は安定して長く働けるような恵まれた環境でした。正直なところ、「意外とこの仕事も向いているのかもしれない」と、現状に満足している自分もいたんです。
でもそんな安定した日々の中でふと、苦手なことに果敢に挑戦し、それを克服することで「自分自身を成長させたい!」という新卒時に抱いていた想いが少しずつ薄れかけていることに気づき、「もう一度自分の成長のためにも、挑戦したい」と転職に踏み切りました。
──とても素敵なご決断ですね!2社目ではどのようなことをされていたのですか?
2社目はWeb広告を扱うベンチャー企業で、バックオフィス業務全般に加え、社内業務の改善提案やイベントの手配など多岐にわたる業務に携わりました。
そしてその会社では、成長に対する考え方の部分で大きな影響を受けました。それまでの私は苦手を克服することが大きなモチベーションで、「できないことができるようになること」が成長なんだと考えていたんです。しかし2社目の会社で上司から、
『頑張らせてください!』よりも、『これは得意なので、私に任せてください!』と言ってくれた方が、僕たちも安心して業務を任せられる。中井さんの今持っている長所や人より優れている能力を、もっと活かしてみてもいいんじゃないか
とフィードバックをいただき、自分の弱点を克服することだけが「成長」ではないんだと気付きました。自分の強みをより伸ばしていくという成長の大切さも理解し、自分の意欲や能力を生かして、チームにどう貢献していくかを考えることの大切さを、身をもって学ぶ貴重な機会になりました。この経験は、今のアクトビでのお仕事にも活きていると感じています。
──アクトビに入社されたきっかけは、何だったのでしょうか?
2社目の会社に社内エンジニアの方がいらっしゃったのですが、その方の考え方やお仕事に感銘を受けたのがきっかけで、プログラミングやIT業界に強く興味を持つようになりました。私が「このようなシステムが欲しいんですが、作れますか?」と聞くと、「何のためにそれが欲しいの?」とこちらの背景や意図まで聞いてくださり、目的に沿ってこちらが想像していた以上の自動化や便利な機能を提案・実装してくれて...!大袈裟かもしれませんが、魔法使いのような存在だと感じました。私もこの方みたいに、困っている人の課題を解決して、目的を達成できるようなパートナーになりたいと思ったんです。
そういったきっかけから、未経験でも挑戦できるIT企業を探していたのですが、多くが「与えられた業務をこなす」というお仕事であることに物足りなさを感じていて。しかしWantedlyでアクトビを見つけ、「指示されたものをただ作るのではなく、本質的な課題解決を目指す」というスタンスを知り、これこそが私が理想とする働き方だと確信しました。
実際の選考でお話を伺っていく中でも、社員一人ひとりの成長を心から願い、それを積極的にサポートする社風や、ホームページなどで発信されている情報と、社員の方から伺うお話に全くギャップがない点にとても魅力を感じました。
ですが正直、当時のアクトビは未経験から入社できそうな雰囲気ではなく…毎回落ちる覚悟で面接を受けていました(笑)。でももし落ちてしまったとしても、他社で経験を積み、何度でも選考を受けようと、「絶対にアクトビで働きたい」と考えていた結果、無事入社することができました。
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未経験からの挑戦を支えてくれた、手厚いサポート
──実際に入社されて、ギャップを感じる部分はありましたか?
良い意味で、全くありません!「ガツガツ働いて成長したい」という想いを持って入社したんですが、その意欲を真正面から受け止め、挑戦させてくれる環境だと日々感じています。
──改めて、現在はどのような業務を担当されているのですか?
主に「Salesforce」という顧客管理システムの運用保守や新規導入支援を行っています。お客様の業務課題をヒアリングし、Salesforceの構築やカスタマイズを通じて業務効率化のサポートをしたり、他の外部サービスとの連携検証や実装を担当したりしています。お客様とのミーティングを重ね、課題を一緒に深掘りし、提案ベースで一緒に解決策を練って実装していくイメージですね。
──未経験からの入社で大変なことも多かったと思うのですが、どのように知識を身につけ、成長していきましたか?
とにかく勉強し、行動することです!
最近で一番頑張ったことは、大きな案件を任せていただく前にマネージャーから「この資格を取っておくとクライアントの役に立てるかも」とSalesforceの上級アドミニストレーター資格を勧めていただき、毎週休みの日もなるべく勉強、プロジェクトにアサインされる前に資格を取得したことですかね…!
入社した当初は、研修資料を元にSalesforceの画面を実際に触りながら学び、分からないことはまず自分で調べ、それでも解決しなければ先輩方に聞くという流れで少しずつ成長してきました。入社時に「自己発信が苦手」と伝えていたこともあり、マネージャーや先輩方がこまめに気にかけてくださって、本当に手厚くサポートしてもらいました。部署内の全員がメンターのように接してくれ、皆さんが「聞くこと」へのハードルを取り払ってくれたおかげで、今では積極的に質問・発信できるようになり、それも自分の大きな成長に繋がったと感じています。
また、個人の成長スピードに合わせて業務を任せてもらえる環境なので、努力次第でいくらでも成長できる機会が与えてもらえるのも、アクトビに入社して本当に良かったなと思うところです。
──すでに、大きな案件にも携わられていると伺いました!
そうですね!現在はレベルが高い大きな案件を、メインで担当させていただいています。Salesforceに詳しいお客様が、常にシステム全体の最適化を追求されているため、技術的な知識だけでなく、連携する他のシステムやパフォーマンスに関する幅広い知見と高度な設計スキルなどが求められます。
他にもSalesforceの既存機能の改善提案や、ユーザーからの問い合わせ対応、定期的なシステム診断で上がってくる課題の解決など、業務は多岐にわたります。日々、Salesforceの知識を深めながら、お客様のビジネスに貢献できるよう努めていますね。
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「できない」が「できる」ようになる喜びが原動力。アクトビで描く、自らプロジェクトを動かす未来
──仕事のやりがいについても教えてください。
「できないことができるようになる瞬間」が非常に多いことです!私は時間をかけてでも「わからない」ことは徹底的に調べないと気が済まない性格なのですが、そういった私の性質を肯定し、「成果に繋がっているなら、気が済むまで調べていいよ」と言ってくれます。もちろん業務効率も意識しなければなりませんが、今の私の段階では知識を深めることを優先させてくれるこの環境が本当にありがたいです...!
尊敬する先輩や、「負けないぞ」と思えるメンバーにも恵まれて、仕事的な面だけでなく人として成長し続けられるのは勿論ありますし、Salesforce自体もクラウドサービスなので、年に何度もアップデートされ、新しい機能が増えていきます。常に新しいことを学び続けられるので、できることがどんどん広がっていく実感があることも大きなやりがいになっています。
──今後のキャリアについて、目標などはありますか?
今はまだ先輩やマネージャーに同席していただきながらお客様とお話しすることがほとんどなので、まずは一人でお客様の課題を見つけ出し、提案から解決まで導けるようになることを目指しています!
将来的には自分でプロジェクト全体を管理し、よりお客様の力になれるプロジェクトマネージャーになりたいです。そのための第一歩として、今はミーティングなどで積極的に質問し、課題発見能力やビジネスに対しての知識を磨いているところです。
──最後に、ゼロから挑戦しようとしている方へメッセージはありますか?
やっぱり、「未経験でも大丈夫!」ということを伝えたいです。
「何かしたいけど、どうすればいいか分からない」と感じていても、自信がなくても、勇気を出して一歩踏み出すことで必ず道は開けると思います。もちろんアクトビも、頑張りたいという “想い” さえあれば、たくさんのヒントを与えてくれ、その挑戦を全力で応援してくれる会社です。ぜひ一緒に、挑戦しましょう!
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さいごに
いかがでしたか?今回は、未経験からITコンサルタントとしてのキャリアをスタートさせ、今では大規模案件で活躍する中井さんをご紹介しました。
安定よりも自身の成長を選び、常に自身の「苦手」と真摯に向き合う姿勢、そしてどんな経験も学びの機会に変える素直さこそが、彼女の急成長の原動力です。そのひたむきな挑戦の軌跡は、後に続く多くのメンバーにとっての希望であり、アクトビの未来をさらに明るく照らすものになります。
アクトビは現在、採用強化中です!
このストーリーを読んで、少しでもアクトビにご興味をお持ちいただけましたら幸いです!
代表が直接お話させていただくカジュアル面談も常時受け付けていますので、もっと深い話を知りたい方はお待ちしています。
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