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世界的なデータ分析大会「Amazon KDD Cup 2024」で当社チームが日本人チームトップとなる総合7位に入賞しました!

アクロクエストのデータサイエンスチームであるYAMALEXが、世界的なデータ分析大会である「Amazon KDD Cup 2024」に参加し、日本人チームでトップの総合7位に入賞しました!

Amazon KDD Cup 2024とは

「KDD Cup」は、国際計算機学会が主催するデータサイエンスの国際的カンファレンス、KDDで行われる、世界最高峰のデータ分析競技会。
今年の内容は、Amazonが主催するオンラインショッピングの複雑さを模倣した総合的なベンチマークで、以下の4つの主要なショッピングスキルに焦点を当てたトラック(タスク)で競うものでした。

Track1:ショッピング概念の理解
Track2:ショッピング知識の推論
Track3:ユーザー行動の整合
Track4:多言語対応能力

さらに、上記4つのトラックを1つのソリューションで解決する「オールアラウンド」がTrack5として設けられました。

YAMALEXチームの結果

YAMALEXは、この大会にチームとして参加し、全508チームが参加する中で、以下4つのタスクで入賞しました。

 
今回、LLMを利用してデータセットを構築し、そのデータセットに対してLLMのファインチューニングを行いました。その結果を基に、推論の高速化ソリューションを構築し、精度の向上を実現しました。

▼KDD Cup2024
[Multi-Task Online Shopping Challenge for LLMs] Leaderboard(リーダーボード)
https://www.aicrowd.com/challenges/amazon-kdd-cup-2024-multi-task-online-shopping-challenge-for-llms/leaderboards

■参加チーム概要
・チーム名:[Acroquest]YAMALEX(アクロクエスト・ヤマレックス)
・メンバー:山本 大輝、樋口 慎、藤原 知紀、佐々木 峻、吉岡 駿

以下、YAMALEXチームリーダーでKaggle Grandmasterの山本のコメントです。

<山本コメント>
LLMを本格的に利用して商品のQA問題を解くことは、非常に実践的な課題であり、参加していて非常に興味深く面白い経験でした。LLMを利用した人工データの作成、様々なタスクを学習させる方法、複数言語の学習、さらには推論の高速化といったLLMを扱うための課題を一通り経験することができ、コンペティションを通じて多くの実践的な学びを得ることができました。
本コンペティションで学んだ手法を業務でも活かしたいと考えています。

現地参加フィードバック

さらに先日、スペインでKDDに現地参加してきた山本からは、学会のフィードバックもありました!
フィードバックには私も参加しましたが、現地参加ならではの空気感や、大会参加者との交流など、新鮮でとても面白かったです✨

是非、当社で一緒に働いてみませんか?

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当社では、本記事で紹介したLLMやAIに加えて、AWS、Azureを活用した事業を推進しています。
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