<PROFILE>
2014年に東北大学文学研究科を修了。2017年にアクロクエストテクノロジーに中途入社。
JJUG CCCへの登壇やJSUG(日本Springユーザ会)の活動など、
Javaエンジニアとして活躍する進藤さんに転職までの経緯とこれからについて聞きました。
【哲学からITへ、技術にのめり込む】
- まず、文系でなぜ情報系に進んだんですか?
一言で言うならば、何となく自分に合いそうだから、という不真面目な理由です(笑)。
もともと大学では哲学を学んでいました。
色々思うところもあり修士課程に進んで研究を続けたものの、
博士課程まで行くつもりもなく就職活動を行いました。
そんな中で、文系でも比較的ものづくりに関われるIT業界に興味を持ちました。
当時は「PCは得意だし、論理学も多少かじったし、何とかなるだろ~」と本気で思ってました。
始まりはそんなものです。
ただ、この業界でエンジニアとして働くうえで、
一つの分野について深く探求しようとする自分の気質はとてもマッチしていたと思っています。
人間、好きなこと、興味のあることについては勝手に詳しくなりますからね。
この業界はいくら調べても知らないことが際限なく出てくるので、本当に楽しいです。
(社内勉強会で発表する進藤さん)
- 前職ではどのようなことをしていたんですか?
新卒で入社した前職では、PHPやJavaを使ったeラーニングシステムや広告配信システムの開発に
関わっていました。そこで人生初のデスマーチを経験したりもしました。(笑)
客先常駐がメインでしたが、社内や常駐先で勉強会を開くなど比較的自由にやらせてもらうことができ、どんどん技術の面白さに目覚めていきましたね。
【自分の成長に対する焦りと不安】
- では、なぜ転職をしようと思ったんですか?
自分の成長に焦りと不安を感じたことがきっかけです。
この先の5年後、10年後を想像したとき自分はどんなエンジニアになっているのだろうかと。
文系からIT業界に進んで技術はほぼ独学で、同年代の人と比較して自分のスキルはどの程度あるのだろうと考えると不安でたまりませんでした。
もちろん人によってバックグラウンドも違うし年齢で比較してもしょうがないのですが。。
そこから転職という結論に至ったのは、
自分の成長の方向性と会社の事業の方向性を一致させたいと考えたからです。
決して批判したいわけではありませんが、
客先常駐で労働力を提供するようなビジネスモデルだと、ビジネスの拡大=人員の拡大です。
自分の仕事が評価されて単金が上がったり自社のメンバが増えたりといったことはありますが、
品質が高いシステムや顧客にとって価値のあるシステムを作ることがダイレクトに自社の利益につながるわけではない。
「良い仕事ができるエンジニアになるために、良い仕事をすることに価値を置く会社で働きたい」
そう考えるようになりました。
- そこから、なぜアクロクエストを選んだんですか?
アクロクエストを知ったのは、JJUG CCC(日本Javaユーザグループが主催するカンファレンス)で谷本さん(アクロクエストの社員、日本で3人目のJava Champion)の発表を聞いたことがきっかけでした。
何社か面接でお話しさせてもらう機会があったのですが、アクロクエストはなかでも仕事に対するこだわりと優れたエンジニアが多く働いている点に魅力を感じました。
(入社時、谷本さんに紹介される進藤さん)
- 実際に入社してからはどうですか?
初めての転職だったため不安がなかったわけではありませんが、
入社前にやってみたいと話していたプロジェクトにアサインされて、ギャップは特に感じませんでした。
ECサイトをMicroservice Architectureで構築するプロジェクトだったのですが、アクロクエストの開発スタイルに慣れながら、自分でも分散トレーシングの適用を提案して実際に手を動かすことができたりと、技術者としてやりたいことができたと思います。
1年ほど前からは社内の教育グループに所属して、社内講習会の運営や新人の技術教育にも携わっています。会社にとって今後どのスキルが必要になるかを考え、社員に講義をやってもらったり、自分が講義したりすることもあります。PJで経験したことをこういった形で活かすことができるのも面白いですね。
また、JJUG CCCやJSUG勉強会などのコミュニティイベントで登壇する機会も増えました。アクロクエストには外部登壇を行う社員も多く、カジュアルにコミュニティに出ていく雰囲気が良いと感じますね。ちなみに自分はJSUGのスタッフもやっています。
月一ペースで勉強会をやっているので是非参加してみてください!
(JJUG CCC 2019 Fall にて登壇)
- これからの展望を教えてください。
最近はAWS上のGoアプリケーションの運用改善支援や、機器データをSpring Boot + Elastic Stackで可視化するプロジェクトなどに関わっています。
特に明確な目標があるわけではありませんが、よりお客様に信頼されるエンジニアを目指して、
目の前の仕事を誠実にがむしゃらにやっていきたいと考えています。
また、1年ほど前に第一子が産まれました。
妻の出産後は、出社時間をずらしたりと柔軟な対応をしてもらえたので、
色々と大変な時期を乗り越えられました。
これからはエンジニアとしても父親としても大物になれるよう頑張っていきたいですね。
■ アクロクエスト社員の働き方がわかるインタビュー記事
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