Amazon Bedrock AgentCore ObservabilityでStrands Agentsを可視化してみた
最近、AIエージェントを活用する開発が増えてきました。
でも実は――
AIエージェントは“動いているように見えても、中で何が起きているか分かりにくい”という課題があります。
そこで今回私たちは、Amazon Bedrock AgentCore Observability を使って
AIエージェント(Strands Agents)の動きを“見える化”してみました
そもそもObservabilityって何?
簡単に言うと、
「システムの中で何が起きているかを、ちゃんと観測できる状態にすること」
です。
たとえば、
- なぜレスポンスが遅くなったのか?
- どの処理で時間がかかっているのか?
- エラーはどこで発生しているのか?
こういったことが すぐ分かる状態 がObservabilityです。
AIエージェントのように複数の処理や外部サービスをまたいで動く仕組みでは、問題が起きたときに「どこが原因か分からない」という事態が起きがちです。
だからこそ、Observabilityが重要になります。
なぜAIエージェントにObservabilityが必要?
AIエージェントは、
- LLMへの問い合わせ
- ツール呼び出し
- 複数ステップの処理
などを内部で連続して実行します。
つまり、ブラックボックス化しやすい。
もし可視化できていなければ、
- 遅い理由が分からない
- コストが増えている理由が分からない
- 想定外の動きをしても気づけない
という状態になります。
AIを“実務で使う”なら、ちゃんと中身を見える状態にすることが必須です。
今回やったこと
私たちは、
- Strands Agents の処理を
- OpenTelemetryでトレースし
- Amazon Bedrock AgentCore Observabilityで可視化
しました。
これによって、
- どのステップに時間がかかっているか
- どのツール呼び出しが実行されたか
- 処理の流れ全体
を一目で確認できるようになりました。
何がうれしいの?
今回の取り組みで得られた価値は大きく3つです。
① AIを「なんとなく動いている状態」にしない
→ 中身を理解しながら改善できる。
② パフォーマンス改善がしやすい
→ どこを直せばいいか分かる。
③ 実務レベルで安心して使える
→ トラブル時の調査ができる。
つまり、
AIを“実験”で終わらせず、“プロダクトレベル”に近づけるための一歩
がObservabilityでした。
まとめ
AIエージェントは便利ですが、
見えないまま使うのは危険です。
だからこそ、
「ちゃんと観測できる仕組みを作る」
という地道だけど重要な取り組みに、
私たちはチャレンジしました。
派手な機能追加ではありませんが、
プロダクトとして育てるために必要な技術です。
もし
- AI開発に興味がある
- でも、ただ使うだけじゃなく“ちゃんと理解したい”
- 実務で通用する設計力を身につけたい
そんな方がいれば、ぜひ一度お話しましょう。
Acroquestでは、
こうした“見えない部分までこだわる開発”を大事にしています。
具体的な実装コードなど詳しくは当社技術ブログに記載しておりますので、詳細を知りたい場合はこちらをご覧ください。
ぜひ、当社で一緒に働いてみませんか?
チャレンジングな案件が多く、成長の機会が多く得られる環境です
当社では、機械学習/AIや生成AIに加えて、AWSやAzureを活用したITサービス開発事業を推進しています。そこで、最先端技術を駆使しながら、社会を進化させたい情熱とスキルのある機械学習・AIエンジニア、クラウドエンジニアを募集しています!
私たちが取り組む案件は、最先端技術を用いる内容や高難易度の内容が多く、チャレンジングな環境なので、成長の機会が多く得られることをお約束します。
/assets/images/10338/original/b4c1f58c-4c92-447a-a0cc-671371e80f3a.png?1392712942)