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新卒1年目、苦しいときに自分自身と向き合えた理由

皆さん、こんにちは。

株式会社Hajimariに2022年4月に新卒で入社いたしました、 ITプロパートナーズ事業部の桑原遥です。

弊社の大切な取り組みとして毎月表彰している「MGP(Most Growth Player)」に関して、受賞者と受賞者を選出したチームリーダーの2名にインタビューをして、「自立=成長×楽しむ」に関してお伺いしたいと思います!

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今回は第2弾として、5月にMGPを受賞した人事プロパートナーズ事業部の神野さんと、そのリーダーである板橋さんにインタビューして参りました。

「成長を楽しむこと」「成長のためのヒント」を理解できる内容になっておりますので、ぜひ最後までご覧頂ければ幸いです。

・神野 凌太郎(人事プロパートナーズ事業部)※左上
・板橋 朋彦(人事プロパートナーズ事業部 マネージャー) ※左下
・インタビュアー(桑原、山内)※右下、右上

■インタビュー内容■
1)MGPへの選出理由
2)MGP受賞の背景
3)成長を楽しむということ
4)今後の展望、今後求めるもの


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板橋さんが神野さんをMGPに選出した理由を教えてください!

板橋:
選出理由は大きく3つあって、1つはプロジェクトの推進力、2つ目がマインドセット、3つ目が全体最適を考えた行動を取れるようになったことです。インターン・入社してからの時期を含めその三点が大きく成長したと感じたので今回MGPに選出しました。

神野くんは今まではお願いした仕事はしっかりと遂行してくれるものの、自分自身でアクションを起こして責任のある仕事を行うことには抵抗があるように感じていました。

その中で人事プロの新サービスである「アミーチ」の開発を神野くんに任したことで、作業者視点だけでなく事業部のために何ができるのか、どうすればプロジェクトをもっと前に進めていけるのかを、考えられるようになったのではないかと思います。

プロジェクトの推進力に関してで言うと、『開発はもちろんのこと、その前にまずは自分のサービスだ』と自責でしっかり捉えて推進してくれており、Hajimariの新しいバリューにもある「ジブンゴト化」が体現できている素晴らしい状態だった思います。

サービスをリリースしたことはもちろん、リリースするまでのプロセス(要件定義、設計、デザイン、開発)をすべて1人で担当し、責任を持って最後までやりきったことは今後の自信になると思います。

マインドセットの部分では「今すべきことは何か」の視点で行動できていましたし、セールスの数字が振るわないときにはGW中にも関わらず、自らセールスリーダーとヒアリングの場を設けて業務改善に向けた情報収集を行うなど、事業部の課題に対し当事者意識の高い行動が見られました。

全体最適についても一つ挙げるとすると、Hajimariの組織全体としてデータ観点から施策や打ち手を考えるような状態を作ることを目的に、先輩社員を巻き込んで一緒にデータサイエンスプロジェクトを自ら発足したり、会社の課題に対して自ら考え行動出来ていたと思います。

今後も常に「自分に何が出来るか」を考えて行動していってほしいですね。
期待しています!!!

5月にMGPを受賞できた要因とは?

ー選出理由として、3ヶ月前と比べて大きく3つの点が成長したとのことでしたが、自身の中でなにかきっかけなどはありましたか?ー

神野:
特に自分自身ではなにか大きく変わったとは思ってないんですよね。
昨日も僕が主導で進めているプロジェクトでミスがあったりもしました(笑)
ただ、この3ヶ月で業務で苦しいことがあってもなんとかしようと思えるようになったことは変わった部分かもしれないです。
今までは、なにか困ったことがあれば開発リーダーの板橋さんがいるから最後は頼れば大丈夫だと思っていたりしていましたが、板橋さんももちろん暇ではないですし、僕が手を動かさないとプロジェクトも進まないので、それでは良くないなと。そういう意味では気持ちの変化が大きいですね。

あとは先輩のエンジニアの古田さんの影響も大きいです。
今も古田さんとエンジニアの新卒採用を一緒に進めているのですが、他の業務でスケジュールがいっぱいなのにも関わらず、採用の高い目標に対しても一切言い訳せずハードワークする姿にすごく影響されました。

古田さんがメインの業務と並行して採用のタスクに対してもほぼ1人でコミットしている姿を見て、同じ状況の自分が重なり、自分自身も同じように業務を進めることで成長できるのではないかと考えました。そういう意味では、やっぱりマインドの変化が大きいと思いますね。

ー実際、そういう状況の中でもしかすると神野くんが投げ出してしまう可能性もあったかと思うのですが、そこは板橋さんとしてはどのような観点で仕事を任せたのでしょうか?ー

板橋:
後付けに聞こえるかもしれませんが、正直ここは狙って成長の機会は与えようと思っていました(笑)

普通に考えると、いくら忙しいといえどもインターン時期が終わったばかりの新卒のメンバーに一つの開発プロジェクトを任せる、というのは普通はありえないと思うんですよね。
けれど、それでも任せようと思ったのは、今のままだと神野くんのWillを考えても、神野くんが作業者として終わってほしくなかったし、いつまでも自分が上にいると考える機会が与えられないと思っていたので、神野くんに任そうと思っていました。

もちろんそのリスクは理解していたので、何かあっても私がカバーできるように事業部のリーダーやメンバーともコミュニケーションを取っていましたね。

神野:
実際は何回も投げ出しそうでした(笑)

ーそんな時に、投げ出さずにプロジェクトに向き合い、Hajimariのバリューである「ジブンゴト化」を体現できるようになったのはなぜでしょうか?ー

神野:

「ジブンゴト化」できるようになったのは環境の理由は間違いなく大きいと思います。おそらくですけど、Hajimariの他の大きな事業部であれば、例えば誰かが休んだり、悩んで立ち止まる瞬間があっても誰かが解決してくれたり、問題なく業務は進むと思うんです。

だけど僕がいる事業部の人事プロはまだまだ人数も少ないので自分がやらないといけない。
だからこそ、目の前の課題に向き合えるようになったんだと思います。

それは自分の責任感が大きかった、とかではないと思っていて、どちらかというと事業部の中に”ルフィ”のような事業部のトップがいて、優秀なエンジニアの頼れる板橋さんがいて、そういう人達についていきたいと思ったからですね。

ジブンゴト化している、と言うよりも、人事プロという事業部が好きで、トップが目指す方向に向かって一緒にやっていきたいという気持ちの方が近いかもしれないです。

板橋:
確かに人事プロの状況として、神野くんが簡単には解決できない課題や、ストレッチしないと目標達成できない環境に自然と置かれていたのも要因としてありますね。自分自身で考えて行動しないとプロジェクトが前に進まないので、「ジブンゴト化」できるようになっていったのかもしれません。そういう環境が成長の大きな要因の一つだったと思います。

あとは神野くんは「責任感が大きかった訳ではない」とは言っていましたが、責任感に対する大きさのイメージの違いがあると思っていて、それこそ事業部のトップやリーダーが抱えている責任の大きさと比べているかもしれないけど、「自分がやらなければ事業が回らない」と思っている時点で責任感は高いと思っていて「自分がやらなければ」と無意識的に当たり前だと思っていたことが神野くんの成長の加速に繋がったんだと思っています。

ーなるほど。今の話を聞いて「すごいな」と思いつつ、「まだまだ自分にはできてないな」と反省してしまいました…ー

板橋:
質問とは離れてしまいますが、新しく入ってきたメンバーの方々や特に新卒のメンバーは先輩たちを見て「自分なんかまだまだ…」と思って責任感や当事者意識という言葉に対して変に萎縮しちゃって、何か大きなことをしないといけない、と思ってしまう節があると思っています。

私はそんなことはないと思っていて、例えば小さい3〜4人のプロジェクトでもそれを主体的に進めることも責任感があることだし、クライアントとのコミュニケーションの中で「これは絶対に実現させないと、叶えないと」と思ってやり切ることもそう。

そういった小さな事の積み重ねが大事で、大きなことをしないと責任感が生まれない訳ではないので、そういう事を伝える輪を社内でも広げていければいいなと思っています。

「成長を楽しむ」ために意識していることは?

ー「成長を楽しむ」ことについて板橋さんは神野くんにどんなアドバイスをしましたか?ー

板橋:
「成長を楽しむ」とは少し違うのですが、成長する時って私の経験上、すごく痛くて辛いんですよね。成長痛と一緒で、その時は痛かったり苦しかったりして、自分自身が成長していると思ってなくてとにかく必死に食らいつかないと、という状態だと思っています。

でも、失敗しても成功したとしても、あとで振り返った時や同じ状況になった時に「前回ここで失敗したから、今回はこうしよう」と考えて、「あれ、これ自分もできるようになってる?」と思えた時に成長って実感できると思うんです。

ということを神野くんにも伝えていて「成長している実感はないかもしれないけど、とにかく今を頑張れ」とは伝えていました。

あとは人事プロはまだまだメンバーが多くないのでもちろん日々忙しいですが、神野くんには「ずっと忙しくする必要はないよ」と伝えていました。

それは私が前職の上司からもらった言葉からきているのですが「Grasp Fortune by the forelock(幸運の女神には前髪しかない)」と言われたことがあって。

ずっと頑張っていると疲れるし、ずっとアクセル踏んでいると疲弊してしまうけど、誰にもチャンスや頑張るべき時があると思うんですよ。そこで頑張ればいいと私は思っていて、神野くんには「今あなたはその時期だよ、だから辛くても目の前の事を頑張ろう」と伝えていました。

そのおかげで事業部の売上が上がりました、となれば、事業部としても次のチャンスが生まれるし、それをやり遂げたエンジニアとして神野くんが評価される。

それはチャンスだから辛くても頑張ろうとずっと伝えていました。

ーきつい場面とか苦しい場面とかあったと思うんですけど、そこで向き合えた理由はありますか?ー

神野:
前提として、やっぱり僕は「責任感を持たないと」とか「成長しないと」とかいう感覚はあまりないんですよね、特にそれを表に出している訳でもなかったり。

でも、それが当たり前になっているというか、大学生の頃からモチベーションで仕事しないことも大事にしているので普通だと思っていました。

ただ、今のプロジェクトでは意識的な負荷というよりは、時間的な負荷をかけていたと思います。
その中で一番難しかったのは採用の部分で、開発は自分が手を動かせばいつかは完成する、ただ採用は相手がいてコントロールできない部分も多いのでそこがめちゃくちゃ辛かったです。

そこは正直本当に辛かったですが、先輩メンバーがハードワークしてくれていたり、自分が人事プロの業務に集中しないといけない状況があって申し訳なかったり、つまりは周りに助けられたなと思っています。

板橋:
あとはMGPに選出した理由で全体最適の部分は大きいと思っていて、事業部の開発プロジェクトを1人でやりながら、会社全体の採用に携わるのは普通並行してできないと思うけど、それをやり切ったグリット力は評価したいです。

採用に関しても単純な作業としてではなく、採用が会社の課題だと神野くんは理解していて、そこに対して自分がやらないといけないと思って取り組んでいたことがMGPに選出した大きな理由ですね。

今後の展望とは?


ー今後、神野くんとしてHajimariで取り組んでいきたいことや注力したいことはありますか?ー

神野:
今は人事プロ以外でもプロジェクトを発足していて、その一つが「会社のエンジニアのブランディング力を上げる」為に、テックブログを書いたり、SNSで発信したり、採用の為にカジュアル面談を実施したりしています。

目的としては、やはり会社の中でも採用は非常に金額コストがかかっていて、次期の新卒は30人ほど採用する計画で動いているので膨大なコストがかかってしまう。自社のブランディング力を上げることで、採用コストを抑えることにも貢献したいです。

もう一つはデータサイエンスの知見を深めていきたいと思っていて、まだまだ社内では感覚値で判断したり、属人化している部分も多いと思っているので、データを元に判断して実行できる基盤を作っていきたいと思っています。

あとは引き続き、自分が任せられている人事プロの「アミーチ」のサービスを更に発展させていきたいですね!

ー板橋さんが神野くんに期待することを教えて下さい!ー

板橋:
少しずつできるところでいいので、自分で考えて主体的に動く範囲を更に増やしてほしいですね!
あとは責任という意味でいうと、同じ事業部にいるインターンのサポートとかをすることで、人に教えることやマネジメントする力をつけてほしいなと思っています。

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皆さま、最後までご覧いただきありがとうございました!

神野さんのインターン時代からのスタンスの変化や、板橋さんから神野さんへのメッセージから少しでも
「成長のためのヒント」を感じ取っていただけましたら幸いです。


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