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※掲載内容は2025年4月時点の情報です。
GOというとタクシーアプリのイメージが強いかもしれませんが、実は移動に関する社会課題を解決へと導く、さまざまなWebプロダクトが開発・運用されていることをご存じでしょうか?
GOでは2024年、Webプロダクトの開発を専門とする新たなエンジニアチームが発足されました。立ち上がったばかりのチームが様々な事業に紐づくWebプロダクトを、スピード感持って開発しています。今回は、そのWebプロダクト開発部発足の経緯や、チーム立ち上げから半年で複数のプロダクトをリリースした裏側、そしてメンバーが語る今後のチーム像に迫ります。
左上から時計回りに伊藤、小堀、赤松(リモート参加)、松本
伊藤 貴章 開発本部 ソフトウェア開発統括部 Webプロダクト開発部
Webプロダクト1グループ グループマネージャー SI/受託開発企業に入社しチームリーダーや新人研修講師を経験後、金融サービス事業会社にて基盤刷新や新規サービス開発等に幅広く携わる。2022年9月にGOへバックエンドエンジニアとして入社。2024年6月にWebプロダクト開発部を立ち上げる。
赤松 大誌
開発本部 ソフトウェア開発統括部 Webプロダクト開発部
新卒でSI/受託開発の企業へ入社・顧客向け・社内向けシステムの開発や自社サービス立ち上げに従事する。以降は自社サービス・プロダクトの開発に注力したいという思いから、リテール/フィンテック領域の事業会社でWeb・スマホアプリの自社サービスの開発・運用を担当。2024年7月にフルスタックエンジニアとしてGOに入社。
小堀 輝
開発本部 ソフトウェア開発統括部 Webプロダクト開発部 Webプロダクト1グループ
新卒で一括見積もりサイトを運営する企業に入社し、複数のプロダクトの運営・立ち上げを経験。後にリードエンジニアの役職につき、研究開発部門でコンテンツ管理システムの再構築を行う。より顧客に近いサービスの開発に携わりたいという思いから、2024年8月にフルスタックエンジニアとしてGOに入社。
松本 賢也
開発本部 ソフトウェア開発統括部 Webプロダクト開発部 Webプロダクト1グループ
製造スタッフや訪問営業員、プログラミング講師など各種職種で経験を積む。その後受託開発企業でソフトウェアエンジニア・プロジェクトマネージャーとして勤務し、複数のプロダクトの開発・運用やマネジメント業務を担当。以降は自社サービスの開発・運用に携わりたいという思いから2024年8月にGOへフルスタックエンジニアとして入社。
目次
- チーム発足直後のアグレッシブな期間
- 成功の要因は、変化に柔軟に対応できたこと
- 理想を語れるエンジニアリングチームでありたい
チーム発足直後のアグレッシブな期間
─── まず、チームを立ち上げた経緯から教えてください。
伊藤:元々私がバックエンドエンジニアとして、乗務員向けポータルサイトを開発していたところ、取締役の惠良から「Webプロダクトを増やしていくためのチームを立ち上げたい」という話を聞いて、「ぜひやりたいです」と答えたのがきっかけです。ちょうど1年ぐらい前の話ですね。
背景にあるのは、Webプロダクト開発ニーズの高まりです。これまでタクシーアプリ『GO』以外にも、タクシー事業者様向けの管理画面や法人向けサービス『GO BUSINESS』といったtoB向けのプロダクトを開発してきたのですが、現在はそれら事業にも紐づくtoC向け、ドライバー人材獲得に向けたWebプロダクト開発にも力を入れていくことになりました。
─── まずはどういうプロジェクトから着手していったのでしょうか?
伊藤:ドライバー向け求人サイト『GOジョブ』のリニューアルと、Webブラウザ上でも『GO』アプリに近い体験ができる「GO Web版」というサービスの開発です。
2024年4月から採用活動をスタートして、7月に赤松さん、8月に小堀さんと松本さんともう2名がジョインしたタイミングで着手することになりました。
小堀:『GOジョブ』サイトについては、我々がジョインしたタイミングでは仕様も決まりきっておらず、決まっている部分も改善の余地が多分にある状態でした。
幸い入社したてで空気を読まずに質問や意見ができるフェーズだったこともあって、PdMやデザイナーのみなさんと積極的に議論しながら仕様の定義をしていきました。
─── 具体的にはどういう議論をしたのでしょうか?
小堀:僕自身、バックグラウンドがWebで似たようなプロダクトをいくつか経験しているので、「このフローだとユーザーは獲得できないんじゃないか?」とユーザー目線での話をしたり、一方で「裏側の設計をこうしたいから、仕様変更できないだろうか?」とエンジニア目線での話をしたり。毎週何かしら意見はしていたような気がします。
伊藤:小堀さんの意見から生まれた機能が実は多くて。小堀さんをはじめとする新メンバーが、今までのGOにはないつくり方や意見をたくさんインストールしてくれたので、『GOジョブ』に関しては新しいやり方が実践できているように思います。
松本:僕は入社して1ヶ月は乗務員向けポータルサイト、その後1ヶ月は「GO Web版」、その後に『GOジョブ』にアサインされたのですが、僕が入ったときには開発体制は整っている印象を受けましたね。ビジネスサイドとのコミュニケーションもきっちりできていて、非常にやりやすかったです。
一方で、当然固まりきっていない要件もあるので、柔軟に進めていくことは難しかったかもしれません。先週は新しかった考えが、一週間経つと古くなっていることもありました。
とはいえ、議論が深まっているからこその結果でもあるので、ポジティブに捉えていました。「こうしたほうがよくない?」といった発言もしやすく、スピード感を持ってやれていた手応えはあります。赤松さん、「Webゲスト配車」はいかがでしたか?
赤松:前提として、「GO Web版」は『GO』アプリをインストールしたことがない方々に『GO』をもっと気軽にご利用いただけるサービスとして開発しました。
機能としては『GO』アプリに備わっているものの、ネイティブアプリで実現できることをWebでも表現することに技術的な苦労を感じることは多かったですね。また、私自身が転職してきた立場なので、GOにおける開発の文化や進め方に対して提案して変えていくことにも、個人的には時間がかかった印象でした。
しかし、なんと言っても『GO』アプリを知ってもらうためのコミュニケーションポイントになり得るプロダクトなので、かなりやり甲斐を持って取り組めていました。
─── 難しさは感じつつも、前向きに取り組んでいた様子が伝わってきます。
小堀:僕自身も、明確な面白さも感じていました。社内には少ないWebの知見を活かし、ゼロからプロダクトを生み出し、育てていく醍醐味や、アーリーフェーズのスピード感は今だからこそ得られるものだし、一方で僕らが適当な仕事をしてしまってはそのまま未来に継承されてしまうので。クオリティとスピードをバランスよく両立させてつくっていく過程は楽しかったです。
松本:僕の場合は、チームメンバーの存在は大きかったですね。チームメンバーと仲良くなれていたので、雑談なども気軽にできる関係性ですし、コミュニケーションを取りながら開発していくプロセスは楽しかったです。
GOはフルリモートなのでコミュニケーションが希薄と思われることもありますが、バーチャルオフィスのサービスを使ったり、ミーティングをこまめに入れたり、オンラインでも無理なくコミュニケーションが取れる環境だと感じています。
伊藤:僕は金曜日は出社することが多いのですが、メンバーと一緒に麻布台ヒルズのランチを開拓したりしています。(少しお高めな時もありますが)遠方のメンバーも、全社会やGOENなどのイベントには積極的に参加してくれています。日々のDS(デイリースクラム)では、最近のおすすめの店を紹介し合ったり、何気ない会話をすることも重視しています。そうしたコミュニケーションを通じて、お互いを理解し、良い関係性を築くことを大切にしています。
成功の要因は、変化に柔軟に対応できたこと
─── Webプロダクト開発部には、どういったタイプの人が多いですか?
伊藤:タイプはバラバラです(笑)。入社が同じ月だったり、年代も割と近かったりするので、活発な意見を忌憚なく言い合えるチームという印象です。
一方、スキル面だとWebフロントエンドの実装・開発スキルが主軸にはなるのですが、「とにかくフロントエンドのスキルは秀でている」や「フロントエンドだけでも、バックエンドのスキルも持ち合わせている」みたいな何かしらの武器を持ったメンバーに恵まれました。
─── チームがうまくいっている要因とは?
赤松:変化に柔軟な人が多いことです。忙しいタイミングもありますが、変化に対して柔軟に動きつつ楽しめる人が集まっているので、うまくバランスが取れているのではないでしょうか。
確かに要望はどんどんもらうのですが、リソースには限界がある。「これはここまでできる。だけど、これは後回しにしたい」みたいな優先順位含めて会社が無理のないスケジュールを引き直してくれるので、アグレッシブながらも守られていることを感じられます。
─── Webに関する知識やノウハウを会社の資産にしていくうえで意識していることは?
小堀:新たなプロダクトを開発して機能を追加すると、同時に負債も増えていきます。僕は“活動負債”と表現しているのですが、どうしても増えてしまうので、なるべくコードの量を減らしていくことは意識しています。
似たような話だと、コードのアーキテクチャや保守性に関する議論は毎日のようにしていて。変更に強く、簡単に壊れないシステムをつくることで「こういうことをしたい」と言われたときに「できるよ」と返せるように下準備をしている部分もありますね。
理想を語れるエンジニアリングチームでありたい
─── 今後目指すチームのあり方についての考えを教えてください。
赤松:今後も新規のサービスをつくっていく可能性が高いチームなので、自分なりの考えや仮説などを持って取り組め、かつ発信しやすい文化のチームにしていきたいです。
内製しているので、変に社内受託開発っぽくならないようにエンジニア一人ひとりがPdM的なマインドを持ち、「自分自身で主体的にプロダクトをよくしていくんだ」という気持ちで取り組むことで、会社の価値向上につなげていきたい。常に頭のなかで仮説検証し、具象化していけるチームを目指しています。
伊藤:本当にその通りで、移動にまつわる社会課題に対し、我々からWebの力を使って解決を目指せるのはGOの規模感や認知度があってこそ。もちろんプレッシャーはありますが、世の中に与えるインパクトは大きくなります。
2025年は2月と3月にプロダクトをリリースしましたが、あくまでもスタートに過ぎません。今後も新しい案件がどんどん増えていくので、Webプロダクト開発部としての最適なやり方を見つけて、GOの強みを活かしながら、しっかりと育てていきたいですね。
─── どういう人と一緒に働きたいですか?
小堀:やはり言われたものをそのままつくるのではなく、ユーザー目線とエンジニアリングの目線の両方からコミュニケーションをとって改善していける人ですね。良くも悪くもできたばかりの部署で、決め事などはほぼないので、そこから一緒にコミットしてくれるような人だったら嬉しいです。
松本:自分や部署だけにスコープを向けるのではなく、会社全体で「どうしたら価値を提供できるか」を考えられる人ですね。企業によっては社内で「デザイナーよりもエンジニアが発言力が強い」みたいなことがありますが、GOはフラットで、全ての部署にメリットがあるような意思決定をすることが多いので。会社全体がいい方向へ進むための方法を一緒に議論できる方に入社してもらえたら嬉しいです。
─── 最後にWebプロダクト開発するうえでGOの魅力を教えてください。
小堀:チームはもちろん、会社として理想を語れる点は魅力です。GOでは理想に近づくための方法を真摯に考えることができる。「GOとしてどうあるべきなのか」「ブランドとして、こういうことはしちゃいけないよね」みたいな話を真剣にできることは、貴重です。
松本:今の話に通じるかもしれませんが、当事者意識の高いメンバーが多いですよね。チャレンジングなミッションに挑む際も他人事にならずにちゃんと意見してもらえる。たとえば5〜6人でミーティングしても発言しない人はほぼゼロ。それぞれがチームの課題に対して主体的に向き合えているため、チャレンジしやすい環境だと言えるのではないでしょうか。
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