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※掲載内容は2025年8月時点の情報です。
めまぐるしく変化するビジネス環境の中、企業の成長を根幹から支える財務部門。急成長を続けるGOの財務の要・財務マネジメントグループ(以下、財務マネジメントG)は、次世代を担う「若手人材の育成」を見据え、チームとして日々成長を続けています。
日々の業務の魅力に加え、個々の裁量を尊重し挑戦を後押しするカルチャーはどのように育まれてきたのか。そしてGOだからこそ描ける多彩なキャリアパスについて、グループを率いるGMとメンバーに話を聞きました。
川嶋 万里
財務マネジメントグループGM / 株式会社IRIS CFO
2019年4月に海外学生の採用支援を行う会社へ新卒入社。資金調達、事業計画策定や予実管理、契約書チェック等まで幅広く経験した後、2022年4月、GOへ。現在は資金繰管理、債権管理、与信管理等財務管理業務を担当する一方で、子会社管理、管理会計業務、資金調達等にも携わる。過去記事:GOの「経営戦略本部」を牽引。若手リーダーたちの躍進
栗原 友里恵 財務マネジメントグループ
IT企業に新卒入社し、財務・経理業務全般を経験。2021年1月にGOへ入社。入社後も財務・経理業務を担当し、産休・育休を経て、財経分離で財務マネジメントグループへ異動。現在は主に資金管理業務を担当。
浜田 真也 財務マネジメントグループ
大手物流業者で輸出入の総合職として新卒入社。その後税理士事務所で税務監査、決算書作成・税務申告、税務調査立合、資金調達、助成金補助金申請業務等経験。2022年にスタートアップで部長職として経理全般を統括しながらIPO準備、経営企画を学んだ後、2023年7月にGOへ入社。
永田 由佳 財務マネジメントグループ
アパレル会社に新卒入社。出産を機に退職。子育てが一段落した後、一般社団法人やイベント会社等で経理としての経験を積む。2020年GOに派遣社員として入社。現在は直接雇用として債権管理及びマスタ管理業務に携わる。
堤田 千絵 財務マネジメントグループ
通信会社に新卒入社後、結婚を機に退職。保険会社秘書、出版社校正・PL、人材アセスメント会社で組織分析コンサル・研修講師等、多種多様な業界で経験を積む。2018年GOに派遣入社後、直接雇用となり、現在は経理・財務を兼任する。
左から堤田、永田、GMの川嶋、浜田、栗原
GOの急成長を支える、会社の金庫番
—— まず財務マネジメントGのミッションと、具体的な業務内容について教えてください。
川嶋:「財務管理」は資金の調達、管理、運用にまつわる様々な業務を含みます。私たちの所属する財務マネジメントグループでは特に資金の管理の部分を担当しています。簡単に言えば「あるべきときに、あるべきお金がきちんと手元にある」状態をしっかり担保し、会社の経営を安定させ、事業の成長につなげることがミッションです。「会社の金庫番」として、日々の業務にあたっています。
—— 事業戦略とも密接に結びついている話ですね。
川嶋:その通りです。どの分野に資金を投下するかを考えたり、成長のために投じる資金が足りなければ調達したり…そういったことの前提には、「このままいくとある時点でどの程度の資金を持っているはずである」という予測と実績の管理ができている必要があります。財務マネジメントGの役割は、みんなが使いたいお金が、理想的なタイミングでちゃんと手元にある状態のベースを整えることだと考えています。
具体的な業務としては、与信管理、債権管理、出納、資金繰管理、そしてそれらを円滑に進めるための取引先管理などです。
「育成」に舵を切る理由
—— これからの採用活動では「将来的な育成を前提とした若手層」を対象にするとのことですが、その意図や背景について教えてください。
川嶋:GOのコーポレートは本当に経験豊富なメンバーに支えられていると思います。言い方を変えると、強いハードスキルを持っている個の集合によって成り立っていると感じます。せっかく力強いメンバーがそろっているので、今後は各々が持っている知見やスキルを活かして人を育てていくことに力を入れていきたいなと。
あらかじめ知識や経験が備わっている方が入社してくださると、オンボーディングの工数が少なくて済み、助かるという側面はあるのですが、それと同じくらい「この人と一緒に働くと楽しい」「仕事の進め方やコミュニケーションから多くを学べる」と感じさせてくれる人間性やポテンシャルも同じく重要だと考えています。GOでの経験を通じてスキルは後からついてくると信じて、素敵なソフトスキルを持っている、伸びしろのある方の育成に挑戦してみたいと考えました。
私自身、社会人歴4年目でGOに転職し、周囲に根気強く育てていただいて今があると思っているので、GOの成長に長い目で貢献するには今度は自分たちが誰かを育てていく番だなと感じています。
浜田:グループ内で「どういう人が欲しいか」と会話をした際にも、「若手」というキーワードが出ていましたよね。
実際に転職市場を見ても、GOの財務マネジメントGが担う業務を専門でやってきました、という人材は少ないというのが現状です。一部の業務を経験した方は多いですが、その他は学びながら身につける必要があります。
仮に経験者を採用したとしても、GOのスタイルに合わせた育成が前提になる。そうであれば、経験や知識にこだわらず、GOという環境でその方がどれだけ成長できるか、ゆくゆくどんな貢献をしていけそうかを重視していきたいと考えています。
変化を楽しみ、裁量を持って最適解を探す日々
—— 財務マネジメントGで働く面白さや業務の魅力は何ですか?
堤田:常に変化していることが、面白さだと思います。私はグループの中では社歴が一番長いのですが、これまでを振り返ってみても、「先月までのやり方はこうだったけれど、今月からこうしよう」といった試行錯誤をしながら、より良い形を作ってきたと思っています。
新しい事業が生まれ、新たなバックグラウンドを持った方が加われば、考え方もやり方も全く違うものになる。その環境が刺激的で、日々、勉強になっているなと思います。
栗原:そうですね。一つのフローを決めても、周辺環境に合わせて変わっていくので、常に最適解を探し続けています。自分たちの部署ではこれが良いと思っていても、経理や事業部など、他の部署との関連も深いので、互いに話をしながら進めていく場面も多々あります。
浜田:それから、変化に合わせて、裁量を持ってチャレンジできる環境も大きな魅力だと思います。
永田:そう思います。一般的な財務の仕事は、確立された業務を着実にこなすイメージかもしれませんが、GOではまだ最適化の余地がある領域も多い。だからこそ、「こうすればもっと良くなるのでは」というアイデアが浮かぶと、すぐに試したくなるんです。
そして、メンバーに「これを試したいのだけど、どう思う?」と相談すると、「まずは一度やってみよう」と背中を押してくれます。良ければ継続、合わなければ修正してまた試す。この「やってみよう」と言ってくれる環境が本当にありがたいですし、それが仕事のやりがいになっていると思います。
栗原:私は永田さんのそういう姿勢に、すごく刺激を受けています。私はどちらかというと保守的なタイプなので。
例えば債権の回収方法一つとっても、部署ごとに全く異なります。「この方法を、この部門でも使ってみたらいいんじゃない?」というような提案をもらうと、「確かに!」と新たな気づきがあります。GOに転職して、「こんなに刺激的な仕事だったんだ」と感じていますね。
GMの信頼が生む、挑戦を恐れない風土
—— メンバーの皆さんが挑戦しやすいカルチャーは、マネジメントとして意識的に作られていることですか?
川嶋:メンバーのみんなには、「本来の目的は何か」を問いかけるようにしています。ゴールから逆算すれば、そこへ至るプロセスは決して一つではありません。だからこそ、目的を達成するための具体的な方法は、各自の裁量に任せています。
各自が選択したアプローチとそのロジックが明確であれば、私はその判断を全面的に信頼します。私が業務の全てを細部まで把握しているわけではないからこそ、現場のプロフェッショナルとしての判断を尊重することを何よりも大切にしていますね。
その過程で困難に陥った場合は周囲と相談しながら解決していけばよいだけなので、メンバーには自らがベストだと信じる道を、迷わず全力で走ってみてほしいと思っています。
—— チーム内の風通しの良さを保つために、意識していることはありますか?
川嶋:何よりも日々の円滑なコミュニケーションです。困ったことや相談したいことがあれば「今、いいですか?」と短いミーティングを設定したり、チャットで気軽に声をかけたりできる。そうした安心できる環境づくりを心がけています。
このコミュニケーションに対する心理的なハードルの低さが、私たちのチームの強みだと感じています。
浜田:私たちの業務はもちろん会計、内部統制等様々な面でのルールに縛られる場面はあるのですが、業務範囲が広い分試行錯誤できる領域も広く、関係する部署も多岐にわたるので、新しい方法を試す際には自然と自チームや関係部署の知恵を結集することになります。それが活発なコミュニケーションにつながっているのだと思います。
永田:そうですね。意識せずとも、ごく自然にコミュニケーションが生まれています。
求めるのは、柔軟な思考力
—— どのような方が、このチームで活躍できると思いますか?
川嶋:自分の仕事のみならず、他の部署の業務も見ながら全体のバランスを取り、調整しながら仕事を進めていくことが特に重要だと感じます。だから、特定の専門スキルが突出している方というよりは、むしろ柔軟な思考力を持ち、周囲と積極的に連携しながらチームとして成果を出せる方がフィットすると考えています。
堤田:新しいことへのチャレンジ意欲や、未知の分野を吸収しようとする知的好奇心が旺盛な方は、きっと楽しんでいただけるはずです。ご自身の役割を固定せず、領域を越えて挑戦したいという方にとって、最高の環境だと思います。
—— 財務マネジメントGから、どのようなキャリアの可能性が広がっていますか?
川嶋:財務マネジメントGは、取引の入口(取引先管理や与信リスク管理等)と出口(支払いや入金)にまつわる様々な業務を取り扱っているので、幅広い領域につながる可能性があると思います。例えば、GO単体の資金管理から一歩進んでグループガバナンス領域に踏み込んだり、より経理領域の専門性を高めて決算業務に関わっていただいたり、あるいはバックオフィス経験を活かして事業部門と管理部門の接続を推進したり、多彩なキャリアを描くことが可能です。
経験を積む中でやりたいことが見つかれば、兼務や異動も可能です(キャリエク制度)。もちろん上長や異動先の部署の承認は必要ですが、キャリアの選択肢として幅広い道が開かれています。
財務管理という機能に留まらず、その経験を通じて会社全体の基盤運営にまで視野を広げてほしいと考えています。それが個人の成長と活躍の場を広げるだけでなく、GOのコーポレート部門全体の連携、ひいては経営基盤をより強固なものにすると信じているからです。
将来的に、部門を横断する広い視座を持ち、組織のハブとなれるような人材が育ってくれることを期待していますね。