echoes (エコーズ)|X(Twitter)キャンペーンのオールインワン ツール
echoes(エコーズ)は、X(Twitter)キャンペーンのオールインワンツールです 。SNSマーケティングに限界を感じている企業様へ、フォロワー・UGC増やして認知を拡大するだけでなく、Xから自社サイト・アプリ送客によるKPI向上をワンストップで支援することで、集客・売上課題まで解決します。
https://service.aainc.co.jp/product/echoes/
大学卒業後、Web制作会社でディレクター、PMを経て2009年よりアライドアーキテクツ入社。ソーシャルメディア黎明期より、SNSとWebを活用したマーケティング支援におけるセールス・コンサルティングに従事。350社超の導入実績を持つSNSマーケティング支援SaaS「echoes(エコーズ)」を2018年より立ち上げ、統括しながら現在に至る。
ーまずは簡単に現在の役職と、入社までの経歴を教えてください。
私は大学を卒業後、1社目は受託Web制作会社に入社しました。それから約2年間はWebディレクターとしてWebサイト制作に、その後1年半はWebシステムの開発に従事していました。
当時はWebサイトといえばインタラクティブ性のない「ホームページ」でしたが、2007年にTwitter(現:X)が日本でも話題になり、個人がSNSで広く世の中に発信できる、いわゆる「Web2.0」の時代になりました。アライドアーキテクツのことを知ったのは、その頃です。
転職した理由は、Web2.0の可能性にワクワクしていた中で、アライドアーキテクツがSNSやクチコミをマーケティングに活かす事業展開をしていたことに興味を惹かれたからです。また、前職でWebの技術とプロジェクトマネジメントを学び、次は社会にどのような貢献ができるのか、自分の可能性を試したくなったため、アライドアーキテクツが上場を目指すベンチャー企業であった点も魅力的でした。
入社後は、「ソーシャルメディア(SNS)が、マーケティングにおいてどこまで大きな役割を果たせるのか」をテーマに、さまざまな事業や業務を担ってきました。Webディレクターやプロジェクトマネージャー、営業企画、アカウントセールス、営業部長などを経て、現在はプロダクトカンパニーの副カンパニー長とechoes事業部の事業部長を務めています。
ー「echoes(エコーズ)」について詳しく教えてください。
Twitter(現:X)とInstagramを活用したプロモーションをオールインワン&ワンストップで行える、SNSマーケティング支援SaaSです。SNSを活用してオウンドメディア・店頭販促への集客を拡大するサービスで、2018年にリリースしています。
ー echoesが誕生したきっかけを教えてください。
echoesを立ち上げた背景は、企業のSNSマーケティング支援を通して、2つの課題が浮かび上がってきたからです。
1つ目は「SNSを活用したマーケティングは評価が難しいこと」です。 SNSが社会に広く普及したことで、企業にとっても、会社や商品を知ってもらうため当たり前にSNSを利用する世の中になりました。一方で、SNS活用を販促効果・売上向上に繋がるほどの成果規模に拡大させることと、それを可視化、定量化することは困難でした。企業にとっては「必要なことはわかっているが、SNSに投資しても、リターンがあるのかよくわからない」という状況になり、意思決定が難しくなっていました。
2つ目は「マーケティング支援会社における労働環境の過酷さ」です。広告代理店や制作会社といったマーケティング支援領域は個人に依存する労働集約型の業務が中心のため、当時は弊社においても深夜まで残業することも珍しくありませんでした。疲弊した社員の退職が続き、会社全体の働き方を改善しなければならない状況でした。
この2つの課題を解決するために、echoesを立ち上げました。echoesを使うことで、企業はSNSを活用した「生活者との対話」を容易に、大規模に販促効果に繋げることが可能になり、またそのデータを可視化・定量化してPDCAサイクルを回すことできます。また、SaaSという形でクラウド上に管理画面を提供することで、顧客(事業主・広告主)と支援側(代理店・弊社)の双方が効率的に業務を進めることができるようになりました。
「成果向上して売れる商材にするために新機能を導入しよう」というセールスメンバーの声や、CSチームからの「より使いやすく作業効率を上げるために管理画面を改善しよう」という起案を取り入れ、開発チームと日々議論しながら、ボトムアップで立ち上げていったサービスです。
ーお客様の属性について教えてください。
多くのSaaS企業にとって、エンタープライズと呼ばれる大企業を獲得する難易度は非常に高いといわれていますが、echoesのお客様のほとんどは、広く名前の知られた大手企業です。私自身がアカウントセールス時代に担当していたのは、外資系のPCメーカーやグローバルなWebサービス企業でしたが、そこで得られたニーズや知見を元に、食品・飲料・化粧品・日用品などのメーカー企業、通信や金融、デジタルコンテンツなどの無形商材を扱う企業に広がり、さらには外食・小売といった店舗サービス系の企業も支援しております。
ーechoesの競合優位性や強みについて教えてください。
単なるSaaS・ベンダー系のシステム開発会社とは異なり、開発能力を持ちながら「広告代理店」「制作会社」としてのケイパビリティも高いレベルで有している点が、カスタマーサクセスと事業開発における優位性になっています。弊社はプロダクトを開発・販売する事業会社であると同時に、自ら顧客のマーケティング課題解決を企画提案するソリューションサービスの会社でもあります。そのため、例えばプロダクトの付帯サービスとして提供している広告・制作領域も、他社とはPDCAのスピード、クオリティが違います。
支援の幅においても、弊社は創業以来、Webソリューション事業をしてきた経験があるため、SNSと連動したWebの領域でも課題解決ができます。前述のとおり「SNSを活用したマーケティングは評価が難しい」ため、SNSだけでなくWebを連動した仕組みづくりができる点は、成果を可視化し向上させるために非常に重要になります。さらに、先行してデジタルマーケティングの科学が進んでいるEC・D2C領域で「Letro」という弊社の別プロダクトが得た知見やノウハウを転用・応用できることも、他社にはない強みです。
またこのように、直接的に課題解決や仮説検証を担うことで顧客のインサイトを深くキャッチすることができるので、事業開発においても多くのケースで他社に先んじてサービスを展開することができています。
echoesの機能自体は他社にも模倣できますが、このようなケイパビリティやカルチャーを模倣することは、一朝一夕にできることではありません。
ーアライドアーキテクツにおける事業部の特徴や働き方について教えてください。
プロダクトカンパニーにおける事業部は、エンジニア、セールス、マーケティング、カスタマーサクセスなど、多種多様なキャリアを持つ社員が一つのチームになっていることが特徴です。そのため、自分自身の能力のみで解決できる範囲を超え、チームの力を借りることでより大きな価値を生み出せる環境があります。
一方で、echoes事業部においては約3割が産休・育休から復帰したメンバーであり、さまざまなライフステージに対応できる柔軟性の高い就業環境となっています。チャットなどのコミュニケーションツールを導入するだけでなく、誰でも気軽に会話できるようなカルチャー作りを図っており、中途入社やリモートでも働きやすいよう労働環境を整えています。また、リモート環境だけではなく、市場に最適化した組織づくりために隔週で対面での「組織開発会議」を実施し改善を図ったり、四半期に1回は食事会を行ったりと、社員間の交流も図っています。先日は、社員のご家族様も含めたBBQを実施しました。
このように、ベンチャー的な仕事のやりがいやメンバーの雰囲気と、上場企業としての働きやすさのバランスが取れた組織を作っています。
ーアライドアーキテクツで働く魅力について教えてください。
「BtoCのマーケティング支援領域」と「BtoBのSaaS事業領域」の、両軸が存在する点です。 キャリアの視点では、支援側に回ると複数の顧客や業種を横断できる一方で、マーケティングの4P(Product、Price、Promotion、Place)のうち「Promotionのみ」の業務に偏りがちになります。逆に事業主側に回ると、4P全てに関与できる一方で、単一業種の単一プロダクトでの狭い学びに陥りがちになります。さらに大手企業になれば、事業主側でもPromotionのみへの関与になることもあります。
アライドアーキテクツでは、マーケティング支援により「顧客の事業成長」に貢献すると同時に、「自社の事業成長」つまりは自社プロダクトの4Pすべてがどのようにあるべきかについて、全員が試行錯誤する環境です。したがって、マーケティングをより包括的に学び、実践できる環境だといえるでしょう。
さらに、事業開発の観点では、前述のとおり大手企業を中心とした顧客資産と、エンジニアからクリエイター、セールスまで幅広くプロフェッショナルがいる環境を活かして、新たな価値創造にチームで取り組めることも大きな魅力です。
ー貴社で活躍されている方の共通点を教えてください。
「顧客の課題を解決する」だけでなく、その先の「顧客事業の成長に貢献する」という視点や、「市場全体が抱える課題をプロダクトで解決し、より多くの顧客や、社会を幸せにする」という視点を持っている方です。
また、業界の流れが早いので「いかに最先端のテクノロジーやトレンドを捉えることができるか」「いかに市場や顧客のインサイトを引き出すか」など、市場のトレンドに興味や関心があることも、共通している点だと思います。
ー貴社が求める人物像を教えてください。
スキルや経験も大事ですが、それよりも弊社ミッションである『世界中の人と企業の創造がめぐる社会へ』、カンパニーパーパスである『プロモーション・マーケティングを正しい形にする』に共感できるか、ワクワクできるかを重視しています。
世の中のマーケティングや、自社の広告制作業務において「違和感」や「ジレンマ」をおぼえる方は、弊社に合っているかと思います。例えば「少子高齢化が進む国内を、マーケティングの力で活性化させたい」とまでは考えていなくても、より身近にある「こんな広告コミュニケーションは嫌だな」「今の業務より社会貢献性を感じられる仕事をしたい」「マーケティングと営業・開発部門の間にある垣根を壊して、正しい活動をしたい」」など、課題・問題意識を持って業務・事業に取り組める方にご応募いただけると嬉しいです。
インタビューのご対応、ありがとうございました!