現場発、共感で未来をつくる──「三方良し」の採用支援
目次
看護師として
海外研修
「三方良し」を基盤
看護師として
私は国立・県立病院から個人クリニック、イベント救護まで、幅広い現場を経験してきました。
その中で感じたのは、病院・施設の環境ごとに悩みが違うという事実です。
たとえば、ある規模の病院では研修制度は整っているが残業が多く、別のクリニックでは家庭との両立はしやすいが学びの機会が少ない。
こうした現実を知らずに就職すると、数ヶ月で「思っていた職場と違う」となってしまうのです。
だからこそ、職場を選ぶ時は“条件”だけでなく、“文化や価値観”が一致することが大切だと確信しました。
「このギャップをなくしたい」──それが私の事業の出発点です。
海外研修
多様な文化の中で働く人々と出会い、「職場選びは文化選びだ」と実感しました。帰国後、この視点をSNS採用に応用しようと決意。現場経験+情報発信力で、文化や価値観を“見える化”する採用支援を始めました。
看護師として働く中で、自分の価値を正しく評価し、最大限に発揮できる環境を選ぶことの重要性を痛感しました。適切な環境は偶然見つかるものではなく、自ら判断し、努力し、責任を持って選び取るものだと考えています。
さらに、自身の病気と手術を経験したことで、「長く続けられる働き方」をつくることの大切さを深く実感しました。働く人が自分の健康や生活と調和しながら力を発揮できる職場こそ、本当に持続可能な組織だと思います。
これらの経験を踏まえ、医療・福祉の現場において、職場文化と価値観が合致する採用を増やすことが私のミッションです。求職者と職場が互いに“選び合い”、Win-Win-Winな関係を築ける未来を、SNSを通じて実現していきます。
「三方良し」を基盤
私の原点にあるのは、「三方良し」の考え方です。
・働く人が成長できる職場
・職場が誇れる人材
・そして社会に持続可能な医療体制
この3つがそろって初めて、本当に幸せな働き方が実現すると信じています。
看護職員需給状況調査によれば、職場を選ぶ理由の中で最も多いのは「人間関係が良さそうだから」。給料や立地よりも、人はまず“安心して関われる環境”を求めています。
しかし、その空気感や価値観は、求人票だけではなかなか伝わりません。
私は、現役看護師としての経験とSNS発信のノウハウを組み合わせ、この「見えにくい職場の魅力」を可視化する仕組みをつくっています。応募前から文化や人間関係が伝われば、求職者も職場もお互いを深く理解したうえで選び合うことができます。
その結果、離職率は下がり、現場は安定し、患者さんへのケアもより良いものになる――。
それが、私が描く未来であり、この事業を続ける理由です。