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元プロ野球選手が、ヒルズ族に!?

戦力外通告を経て、その後どうなったのか。その話を今日はしていきます。

戦力外通告後、私は12球団トライアウトに参加。

なんの縁なのか、球場は甲子園。高校野球の夢の舞台に、人生最後の可能性があるマウンドとなった。

結果、軟式の社会人野球からオファーを受け、その会社に入社。細かい内容が気になれば、この詳細を次回のストーリーで上げようと思う。(いいねお願い致します。)


その後、ご縁があり企業からスカウトを受けた。内容はこうだ。

『素質がある。東京に来い。六本木ヒルズで働けるぞ』当時、22歳の自分にキラキラした発言で、すぐにお願いしますと返事をした。

しかし、時間が経つに連れ話がどんどん変わってきた。


『やっぱり青森で採用。仕事内容はCS業務。』所謂、コールサポートでクレーム処理だった。

普通なら、断る話だが、行く宛もなく気付いたら、電子レンジとマットレスを車に詰め込み、片道15時間の道のりを走っていた。


とにかくやるしかなかった。どうしたら東京に行けるか、聞いても時期次第と言われるばかり。であれば、誰よりも受電を受け、しっかり顧客満足度を高めようと決意し、1日受電数はアベレージ150件を超えた。


成果が認められ、お試しで東京本社で働いてみろと代表直々にお声がかかり、1年と半年の月日を経て東京に出社。

電車の中はさておき、歩いている人全員が、『やり手』と言った感じで、東京にいるだけで、スキルアップしている様だった。

お試し最終日、代表へ直々に東京で働かせてくださいと、5回は連呼した。千と千尋の神隠しの様に。

そして、翌月から東京本社へ異動となった。


六本木ヒルズ(森タワー17F)は素晴らしかった。こんなところにオフィスを設けた代表もリスペクトだった。

業務も、開発や営業、多岐に渡り任せて頂く様になり、自身でも成長を感じられた。

おそらく、元プロ野球選手でヒルズに勤めたのは自分が初めてかもしれない。

そんな過去が私にはあります。



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