営業とは突き詰めていけば自分との戦い。でも、人間の心は弱いもの・・・。それを律するために、あるトップ営業パーソンは、仲間の力を借りるという手を考えました。 「自律できない仲間で集まって工夫をしよう」という目的のもとに、週1回集まって、「今週やること」と「先週やったこと」を発表し、その内容についてお互いに質問やアド...
営業パーソンにとって仕事に波はつきもの。営業という仕事を長く続けていくために、好不調の波をどう乗り越えていったらよいのでしょうか。 「自分の失敗や不運もあるでしょう。一方、自分の責任でなくても、事故であったり、会社やお客さまのトラブルであったり、家族の入院など家庭の事情もありえます。そんな様々な問題が降りかかって...
あるトップ営業パーソンは、高い業績を挙げられるようになった今も、うまくいかないことは多くある、でも、モチベーションが下がることがないと言います。別に人より鈍感ということではありません。どのように対処しているのでしょうか? 「100%うまくいくことなんてないです。うまくいかないときは、『幽体離脱』に限ります」 「幽...
あるトップ営業パーソンが営業で大切にしているのは「お客さまのお話を“心で”聴く」ことです。そのきっかけは、入社翌年に陥ったスランプでした。 「営業マンとして1年目も終わりが近づくと、だんだん目の前の目標ばかりを気にするようになりました。そうなると、業績はどんどん下向きになり、焦ってさらに自分を見失っていきました。...
自分から何もしなくても、お客さまから絶え間なく相談の連絡がくる存在・・・営業パーソンの夢ですよね?でもなかなかそうはいかない。あるトップ営業パーソンもかつてはそうでした。 「アポが断られる、商談が進まない、成約が得られない、次につながらない・・・など自分の思い通りいかない時ほど、自分にベクトルが向いて視野狭窄に陥...
今や全国でもトップクラスの業績を収める、ある営業パーソン。でも実は昔から、「営業に向いてない」と周囲から言われていたのだそうです。営業としてのキャリアをスタートした当初、「恥ずかしながら何のノウハウも持っていなかった」という彼は、いったいどうやってブレイクスルーしたのでしょうか。 「キャリアの最初の頃は、経営者を...
少なくとも初対面で、マイナスの印象は持たれたくないもの。あるトップ営業パーソンは「どんなお客さまに会うかは自分でコントロールしきれませんが、できるだけ多くのお客さまに『感じの良い人だ』と思っていただける努力をして損はありませんよね」と言います。 「お客さまへの礼儀、表情。挨拶をきちんとすること、話をきちんとお聞き...
あるトップ営業パーソンは、「あえて自分に負荷をかけ続ける」と言います。 「痛みを伴わなければ人は成長しない。自分の器を広げたいと思っても、勝手に器は広がっていくものではありません。努力が必要です。そのためにあえて自分にとって、『居心地の悪い場』に身を置くようにしています」 「居心地の悪い場」って何でしょう? 「た...
スポーツでは必要な動きなどを何度も練習して体に覚え込ませて、無意識でも脊髄反射のレベルで実行できるようにしていますよね。 営業という仕事も同じことです。仕事に必要なことは、「意識して一生懸命行う」のでなく、「無意識でも自然にできるようにする」==すなわち「習慣」の次元にまでする必要があります。 挨拶、整理整頓など...
お客さまと会うのは1回こっきりという営業もありますが、ほとんどの営業は、お客さまにリピートしていただいてこそ、継続や追加のご注文をいただいたり、新規の顧客をご紹介いただいたりできるもの。既存のお客さまを大切にしていきたいものです。とはいえ、「また会いたい」と思うかどうかはお客様次第。どういう営業パーソンだったら、...
毎日スケジュールがびっしりと埋まっているトップ営業パーソン。それも自分からアポを入れるのではなく、お客さまのほうから「話を聞きたい」と電話がかかってくるのだそうです。 「『相談があるんですけど・・・』と連絡をいただく場合は、大体が本業以外の話です(笑)。とある社長から『新社屋を建てるんだけど、減価償却と借金返済の...
あるトップ営業パーソンの新人時代。商品知識を身に着け、トークスクリプトも何度も練習して、できる限りの準備をして商談に臨みますが、全くうまくいきません。数多くのお客さまに会いますが、ことごとく商談が先に進まなかったというのです。 何がいけないのだろうと、家で妻にお客さま役になってもらって、自分の商談を聞いてもらうこ...
営業とは「聴く」仕事。でもお客さまにしてはいけない質問があることを、あなたは認識してますか? あるトップ営業パーソンは言います。 「『~ってご存知ですか?』という質問は、実はしてはいけません。『知ってますか?と』相手の知識を聞く質問は結局知らない場合、『知りません(知識がありません)』と回答させることになってしま...
「目標を達成したければ、まず元気な人、やる気のある人の中に身を置くこと」。あるトップ営業パーソンはこうアドバイスします。 「人は似た者同士、引き寄せ合うものなんです。『類は友を呼ぶ』という言葉のとおりですね。がんばっている人の周囲にはがんばっている人が集まるし、うまくいっている人のまわりにはうまくいっている人が集...
初対面の相手と商談をするのにいきなり本題に入るのもどうかと、世間話=アイドリング・トークをする人も多いかと思います。アイドリング・トークは場を温めることが目的なので、差し障りのないテーマが適している・・・と、世の指南書には書いてあります。でも、「まさか天気の話なんかしてませんよね?」と言うのは、あるトップ営業パー...