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地域ブランデング 2 | 出張マルシェのパンフレットと展示パネル
パンフレットとパネル展示 2024年10月24日-26日に、東京の大手町タワーで開催されるマーケット「森の市」に、一本杉復興マルシェが出店しました。商店街の店舗の商品の販売に加え、5月のマルシェで行われた祭りの山車とともに、それを紹介するパンフレットの設置と、震災直後から現在に至るまでの七尾のまちの記録とメッセージを伝えるパネルを展示しました。 七尾で毎年5月に開催される「青柏祭」では、祭りの主役である巨大な曳山「でか山」を町中曳き廻すのだそうです。今年は震災の影響で祭りは中止となってしまいましたが、伝統を継承したいという地元の方々の思いから、でか山の五分の一のサイズの「ちびでか山」が製作されることになりました。「ちびでか山」は、5月5日(こどもの日)に開催されたマルシェで、実際の青柏祭で歌われる祝儀歌と太鼓や鐘の音とともに、子どもたちによって曳き廻されました。 パンフレットは、七尾の建築家や、構造設計家、21世紀美術館の学芸員の方、新たな手法を用いた建築を展開しているVUILDの方、地元の方々の知恵と技術によって実現した、ちびでか山プロジェクトについて紹介したものです。 展示パネルは、一本杉通り商店街の方々に書いていただいたメッセージと、震災のあった日から現在までのまちの記録写真を使わせていただき制作しました。ちびでか山に立てかけて展示しています。