埼玉県立川越高等学校
焦るもなんとか大学受験を乗り越える
3年生の10月までバンド活動に勤しみ、日曜日にライブを終えた翌朝、異変に気付く。 「もしかしてみんな、夏頃から受験勉強をしていた!?!?」 あわてて受験勉強を開始するも、模試では滑り止め含めて軒並みE判定。 勉強の効率を考えた結果、暗記科目は勉強にかけた時間が実力だと早々に悟る(すでに早々ではないというツッコミどころもある)。 日本史は「足を引っ張らなければ良い、すなわち目指すは平均点」と高度な内容の勉強を切り捨て、毎日ひたすら教科書を熟読するだけの勉強方法に方向転換。 曰く「教科書の内容なら満点、それ以外は0点でも平均点が取れる」と。 代わりに主力として据えたのは、基礎力を除けばその場の頭の回転だけである程度戦える英語。 11月〜2月前半の3ヶ月半の受験勉強ながら、中学時代に編み出した「背水の陣戦法」で何とか慶應義塾大学文学部に合格。 ※背水の陣戦法 サボったりお昼寝しちゃったりするベッドの上に週刊少年ジャンプを敷き詰める戦法。ベッドを立入不可能にすることで退路を断ち、勉強以外やることがない状況を作り出す。唯一の弱点はジャンプを敷き詰める作業中にジャンプを読み始める危険性があったこと。当時好きだったマンガは篠原健太先生の『SKET DANCE』。28巻から始まる『スイッチ・オン』編は必見。 ちなみに滑り止めはすべて落ちる。