サンインテルネット株式会社 / 営業企画部
共同物流は「荷物をまとめる」だけでは成立しない
共同物流というと、複数の会社の荷物を同じトラックに載せて、配送効率を上げる仕組みというイメージがあります。 積載率の向上、配送費の抑制、ドライバー不足への対応という意味では、これからますます重要になるテーマだと思います。 ただ、実際の運用を考えると、単に荷物を一緒に載せればよいわけではありません。 どの荷主の荷物を一緒に扱えるのか。 納品先やエリアをどうまとめるのか。 荷姿や温度帯は合うのか。 どの順番で積み、どの順番で降ろすのか。 出荷締切や納品時間はそろえられるのか。 待機時間や荷下ろし条件の違いをどう見るのか。 費用をどう分けるのか。 こうした条件を整理しないと、共同物流は継続しにくいのではないかと感じています。 特に難しいのは、費用按分です。 ケース数で見るのか。 重量で見るのか。 容積で見るのか。 距離で見るのか。 納品件数や荷下ろし時間まで見るのか。 軽いけれど大きい荷物。 重いけれど小さい荷物。 納品先が遠い荷物。 荷下ろしに時間がかかる荷物。 同じトラックに載せていても、負荷のかかり方はそれぞれ違います。 共同物流は、荷物をまとめること以上に、条件をそろえること、関係者が納得できるルールを作ることが重要なのだと思います。 物流の仕事は、倉庫や配送の手配だけではなく、こうした運用ルールや仕組みを設計するところにも面白さがあります。