検証環境の構築
当時は、検証環境がなくリリースする機能が正常に動いているのかが個人の環境で行われていたため、品質チェックが非常に困難でした。 そのため全員が使える環境を構築しようとなりました。 しかしマイクロサービスが採用されており、構築する量が非常に多かったことに加えて、実際にサービスを動かすための環境変数が(そのサーバー内でしか使えない値を管理する方法、機密情報管理によく使われる)全部で何個あり、どれが必要なのかわからないと言う状態でした。 サーバーを構築する部分などは他の方にお任せして、僕は既存のサービスの挙動の調査や改修が必要な部分、不明瞭な部分を洗い出し、品質保証をすることに注力しました。 そして完成した検証環境を一通り調べては、出てきたバグをタスクボードに書き込んで関係者を巻き込んで改善するということを続けていました。 それを1ヶ月ほど続けて全部のバグを駆逐しやっと品質保証できるような検証環境の構築に成功しました。 この結果、プロジェクトで簡単にテストケースを試して品質チェックができるようになったほか、ツールバージョンアップなども簡単に行えるようになりました。