ミイダス株式会社 / HRサイエンス研究所 研究員
心理学への理解をより深めるために転職
教員として勤めていたなかで、教鞭を執るためには自分の知識をより深めていくことが重要だと気づき転職を決意しました。介入よりも心理学の研究に関してのスキルや経験値を高めたいと思い、ミイダスに入社しました。
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ミイダス株式会社 / HRサイエンス研究所 研究員
ミイダス株式会社HRサイエンス研究所研究員。リオ・平昌オリンピックパラリンピックの日本代表選手の心理コンサルティングを行っていました。現在は、多くの人がモチベーションの観点で「楽しい仕事」「適した仕事」に就けるように心理学の研究をしています。漫画『レベルE』のセリフ「奴は必ずその少し斜め上を行く」から、私自身も少し斜め上を行きたいと思っています。趣味はトマト(ひたすら食べる専門)、包丁研ぎ。
「パフォーマンスを高める心理学」を基礎にしたサービスを提供するシステムを作りたいです。
「就業場面における促進焦点・防止焦点」をテーマに学会発表を行いました。 山田裕生, & 神長伸幸. (2023).制御焦点がリスク下における探索行動およびリスク選好に与える影響. 産業・組織心理学会第38回大会発表論文集, pp.246-247.
「就業場面における促進焦点・防止焦点」をテーマに学会発表を行いました。 神長伸幸, 山田裕生, & 鹿内学. (2022). 就業場面における促進焦点・防止焦点 法測定立的ネットワークと職種による違いの検討. In 日本心理学会大会発表論文集 日本心理学会第 86 回大会 (3AM-063).
スポーツを生業にするための選択肢の多さを学生に伝える
スポーツを科学的に観るという視点を学生に理解してもらうことを意識していました。また、スポーツを生業にするには意外といろいろな方法があるんだということも伝えたいと思っていました。比較的珍しいことをやってきていたので、それを体験していない人に自分の経験を伝えていくのが私の仕事だと考えていました。 また、「勉強をすればいいことがある」ということも伝えていました。勉強している暇があったらお金を稼いだほうがいいと考える学生も少なくありません。でも、勉強することで自身の選択肢を広げることができるので、その先何十年の人生がより豊かになると実感しています。たとえば大学院に進学することも、2、3年多く学校に通うことでそれが叶うのであれば、行ったほうがいいんじゃないかと身をもって感じています。
金メダルに最も近い場所でアスリートのサポートをする
リオパラリンピックの業務と並行して、冬の平昌パラリンピックへ向けた心理コンサル業務の準備・実施も行っていました。リオ閉会後は夏競技のコンサルは少し落ち着きつつ平昌へ向けた業務に注力。リオのあとは東京大会へ向けて、オリンピック・パラリンピック競技団体への心理コンサルティングもスタートしました。
リオ・平昌パラリンピックに向けて、入社直後からパラリンピック日本代表への心理コンサルティング事業の立ち上げを担当。スポーツ心理コンサルタントとして、職域を定め、選手・チームからコンタクトがあった際の進行のフローを策定し、コンサルティングを実施しました。
スポーツ心理学、メンタルトレーニングを学ぶ
東海大学大学院時代に学んだアプローチとは違う手法を学ぶために大阪大学大学院の博士課程へ進学。東海大学では集中力を高めるためのルーティンなど、スキルとして身につけてもらうアプローチが中心でしたが、大阪体育大学は、もう少し深い階層に焦点を当てた介入を学びました。 実践よりも研究にウェイトが置かれ、スポーツメンタルトレーニングの指導・実践に加えて、質問紙調査や心理統計などの研究について学びました。 また、アスリートへの心理コンサルを仕事にしていける人は大学教員の割合が非常に多いため、大学教員になることがスポーツ心理学を生業にするための王道ルートだと考えていました。
スポーツ心理学を学ぶ
学部時代はサークルで心理コンサルティングの方法を学んでいましたが、どうやったらより良い介入になるかという研究をしていました。同時に「良いサポート・良い介入」についてより深掘り、因果関係などを考えながら実証していくという研究の難しさ、まったく勉強してきていなかった統計などの勉強の難しさも実感しました。
スポーツ心理学のゼミに入るために大学院に進学。スポーツメンタルトレーニングの指導・実施について学びました。スポーツを仕事にすべく、スポーツメンタルトレーニング指導士の資格取得を目指していました。
スポーツ心理学を学ぶ
スポーツメンタルトレーニングの指導と実践スポーツ心理学を学びました。定例の勉強会でどうしたら選手のモチベーションを上げられるのか、どうしたらチームワークを良くできるのかなどの介入の方法を学びました。大学のテニス部や高校のバスケットボール部、中学校の野球部でのボランティアを通して、学びを実践に落とし込んでいました。
高校までバレーボールをやっていたこともあり、スポーツに関わっていきたい、金メダルを取りたいという思いがありました。しかし、選手としてやっていくのは難しいと考え、アスリートに関わる人材として金メダルを獲りたいと考えるようになりました。そこで、知っていた選択肢がスポーツトレーナーだったので、トレーナーを目指して入学しました。
ミイダス株式会社 / HRサイエンス研究所 研究員
教員として勤めていたなかで、教鞭を執るためには自分の知識をより深めていくことが重要だと気づき転職を決意しました。介入よりも心理学の研究に関してのスキルや経験値を高めたいと思い、ミイダスに入社しました。