―貴社について教えてください。

島倉様：弊社は主に飲食店の展開と、飲食店向けのコンサルティング事業を手がける会社です。「世界をワクワクさせる！」をミッションに掲げ、飲食店の店舗を400店以上運営しています。

―Wantedly Adminの導入前、どのような採用課題がありましたか？

島倉様：飲食業界の中では採用活動を順調に進められている方だと自負しておりましたが、さまざまな採用サービスを利用する中で、もっとやりがいにフォーカスした採用ができれば良い と感じていました。

というのも、弊社が掲げる「世界をワクワクする！」という理念に共感でき、やりがいを持って働ける環境を整備していく途上だったからです。しかし、当時はまだそのようなやりがいを全面に押し出せる媒体はあまり存在しませんでした。

―なるほど。どのようなきっかけでWantedly Adminの活用することになったのでしょうか？

島倉様：Wantedly Adminというサービスがあることは以前からなんとなく聞いたことがありましたが、どのようなサービスかを実際に知ったのは株式会社favy様が開催されていたセミナーに参加したのがきっかけです。

やりがいにフォーカスした採用ができるばかりでなく、採用単価も下がりそうだということが分かり、実際に利用してみることにしました。

―嬉しいですね。ありがとうございます。導入の経緯はどのようなものだったのでしょうか？

中村様：現職に転職後、周りのベンチャーでWantedly Adminを使って採用に成功している会社も多くあり、評判が高かったことから、社内で利用を検討することにしました。

私たち自身も弊社の理念に共感してくれる方とマッチングしたいと考えておりましたので、サービスの理念と私たちの採用における理念が一致し、実際に運用することに決めました。

―どのようにWantedly Adminを活用されていますか？

島倉様：採用広報の担当社員1名がメインでストーリーと募集の更新を行っています。ストーリーは人事ブログのようなスタイルで毎週1回以上更新を行っており、募集要項も2週間に1度の更新を行っています。

―ストーリーの更新頻度が高くて素晴らしいですね。どのような内容を記載しているんですか？

島倉様：ストーリーには社内のイベントやレクリエーション、飲み会の様子をはじめ、新店舗オープンの情報など、ヒト、モノ、イベントの情報を随時載せています。

―他に貴社が運用面で意識されていたことはありますか？

島倉様：募集には、こちらが伝えたいことを一方的に書くのではなく、そのセグメントの候補者が何を見たいと考えているかで、書き方を変えることを強く意識しています。

例えば、新卒向けに書く募集と中途向けに書く募集では、訴求内容は全く違っています。また、分かりやすいようにできるだけ具体的な数字を全面に押し出すように心がけています。

―特に、募集において気をつけているところはどんなところでしょうか？

島倉様：募集のタイトルをこだわり抜いて付けています。 タイトルだけで100%仕事内容を伝えきるというよりは、「どんな職種なのだろう？」と少し疑問に持って頂き、実際にクリックして中身を見てみたいと思えるような80%くらいしか内容が分からないタイトルを心がけるようにしています。

―Wantedly Adminでの採用状況はいかがでしょうか。

島倉様：飲食店の現場で働くスタッフを5名程度採用することができました。良い意味で意識の高い、情報を自ら取りに行っているベンチャー気質の方が多く応募してくださることが多い印象です。

―素晴らしいですね。実際に採用された方の活躍度合いはいかがですか？

島倉様：理念に共感して入社してくる社員が多いため、定着度合いも高いです。半年という短い期間で統括店長にまで昇進した社員もいました。

―Wantedly Adminにはどのような点に価値を感じていますか？

島倉様：弊社では人事ブログや採用広報のサイトを持っていないため、Wantedly Adminを通して自社のブランディングをしながら採用活動を進められるという点に魅力を感じています。

また、他の採用サービスでは事前に候補者とかなり堅苦しいやり取りをしてから面談をするのに対し、Wantedly Adminではフランクにメッセージのやり取りができるため、面談までの間に関係性がある程度構築できていると感じています。

以前は面談を無断でキャンセルされたこともありましたが、Wantedly Adminを使ってからはそうしたことはほとんどありません。

候補者のプロフィールページも便利です。「紹介文」や「このさきやってみたいこと」といった情報によって、人となりが良く分かるため、面談前の情報収集をする際に参考にしています。

―今後、Wantedly Adminをどのように活用されていきますか？

島倉様：現状の機能でかなり満足しています。引き続き人事ブログのスタイルでストーリーを活用し、より多くの方に弊社の取り組みを知ってもらえるよう、採用ブランディングを強化していきたいと考えています。