ー貴社についてご紹介ください。
弊社は2019年に創業した、複業人材採用向けをマッチングするプラットフォームを開発・運営している会社です。弊社のサービスは成約手数料を一切かけずに企業が利用できることが特徴で、成約手数料がかからない複業採用のサービスは弊社がおそらく初めてのサービスとなっています。
ー創業してから1年立っていない中で、なぜデザイナーの採用をはじめたのですか?
正式なサービスリリースに伴い、弊社のプロダクト開発体制や広報の強化をすることになったためです。デザイナーの管掌領域が広がり、デザイナー採用が急務になりました。
それまではβ版からリリースまで私が1人でプロダクトデザインを管轄していたのですが、サービスのリリース後、社内外様々なところでデザインの業務が発生するようになりました。これを機に、組織的にチームを作り、優秀な人材を採用して役割分担をした方がよいと感じ、採用を始めることにしました。
ー創業1年目で優秀なデザイナーを採用することは難しかったとお聞きしました。
はい。理想としては、ベンチャー志向を持ち、泥臭い環境でも切磋琢磨してプロダクトを作っていける正社員のデザイナーがほしかったです。
しかし、創業したばかりである当時の財務状況では、実績のあるデザイナーが納得する条件を提示することはできませんでした。
また、採用市場において弊社の知名度もなかったため、正面から募集をかけて、良い人材が集まるわけもなく。理想の人材を正社員で採用することは難しいと感じていました。
ーそこで正社員の採用からインターンや複業・業務委託人材の採用にシフトされたんですね。
はい。複業・業務委託人材や学生インターンを集め、場合によってきちんと教育することで、戦力として計算できるような採用方針に変更しました。
インターンや複業・業務委託であれば正社員にくらべて採用のハードルも下がりますし、正社員に比べて、コストの問題も小さくなります。デザイナーの採用難易度が上がっていることは私も認識していたため、弊社のフェーズにマッチした採用方法だと考えました。
ーその中で、Wantedlyでデザイナー採用を始めようと思った理由は何だったんですか?
前提として、検討した他の採用サービスは複業・業務委託やインターン採用向けのものが多かったです。Wantedlyは雇用形態関係なく募集も出せますし、学生から社会人まで幅広い層が登録していることは魅力的でした。
また、コストにおいても、月額利用料のみで成約手数料がかからないことから弊社のフェーズにマッチしていると感じ、まずは無料プランから導入しました。
ー無料プランを始めてすぐにエントリーがあったと聞きしました。
はい。無料期間中に3つ募集を出した際、あっという間にエントリーをいただき、面談をした人材の質も高かったことから、有料プランの利用を決めました。
後から知ったことですが、Wantedlyの登録層の15%程度はデザイナーのため、相性が良かったことも、エントリーが多く集まった理由だと感じています。
コストも月4万円と安く、今後の採用の軸となると感じましたね。