今回は、高校卒業後、料理人、RIZAP、ジム経営、美容業界、そして人材業界へ――
様々な経験をしてきた社会人歴20年の高野脩さんにお話をお伺いしました!
「もう、お金じゃないですね。最後まで一緒にいてくれるのは、家族とか仲間なんで」
そう語るのは、キャリアアドバイザーとして活躍する高野脩さん。
いじめられ続けた少年時代、屋根に穴が空いた家、奨学金を借りて進学した高校、
自己資金での起業……。
波乱万丈なエピソードの数々を、「あの経験があったから今があるんで」と、あっけらかんと笑いながら話してくれました。
「これまで色んな業界にいたけど、本当にこのままでいいのかな」
「営業では結果を出してきたけど、次のフィールドに踏み出す勇気が出ない」
——そんなあなたの背中を押すヒントが、ここにあるかも!ぜひ一読してください!
高野 脩(たかの おさむ) / キャリアアドバイザー
・兵庫県の高校を卒業後、約5年間料理人を経験
・RIZAP、個人事業(パーソナルジム経営)、美容業界を経て人材業界へ
・現在はZERO TALENTのキャリアアドバイザーとして活躍中
・SNSを活用した自主集客にも挑戦するなど、常に新しいことに取り組む姿勢が持ち味
――高野さんが仕事とか人生において、大事にしてることって何ですか?
まず仕事に関して言うと、この仕事に対してプライドを持ってやる、っていうのはめちゃくちゃ大事にしてますね。人材紹介の営業として、ちゃんと誇りを持ってやってるつもりです。
人生においては、もう家族ですね。正直、昔はお金がめちゃくちゃ大事で、お金のためなら何でもするぐらいの勢いだったんですよ。でも今はそうでもなくて。
――それ、いつ頃から変わってきたんですか?
いや、これがまた最近なんですよ(笑)。ほんとにここ最近ですね。色々あって、まあ言い方悪いですけど誰かに騙されたり、社会に揉まれたり、そういうのを重ねていく中で、結局最後まで一緒にいてくれるのって、家族とか仲間なんだなって。お金じゃないなって、しみじみ思うようになりました。
幼少期からずっといじめられてきた。貧しかった家庭環境
――その価値観の背景に、色々な経験があったとか、、、。まずは学生時代について教えてください!
まず1つは、幼少期からずっといじめられてきたっていうこと。
もう1つは、めちゃくちゃ貧しい家庭環境だったっていうこと。
この2つが、自分の軸を作った大きい原体験だと思ってます。
いじめに関して言うと、兄がめちゃくちゃクリエイティブ思考というか、当時で言うオタク気質だったんですよ。それで「お前も同類やろ」みたいな感じで、小中まではもう普通に殴られ蹴られみたいな感じでした。
高校は、正直勉強もできなかったんで「自衛隊に行くか、私立に行くか」ぐらいの選択肢しかなくて。公立に行くと結局いじめっ子と一緒になっちゃうし、先生からも「そこ行ったらあかん」って止められて(笑)。
それで、地元から離れた兵庫の私立に行くことになったんです。
――いきなり壮絶ですね、、、。ちなみに、どんな高校だったんですか?
これがもう、めちゃくちゃヤンキー校で(笑)。
暴走族みたいな先輩がゴロゴロいる学校でした。でも逆にそこにはいじめが一切なくて。逆に地元のいじめっ子たちからは「あいつと関わったらやばい」みたいな感じでむしろ一目置かれる存在になっちゃって。
「環境を変えるだけで世界ってガラッと変わるんや」って思いましたね。
なので高校時代は、部活はテニスをやりながら、ヤンキーグループとも仲良くやってて、シンプルに楽しい高校生活でした。高校デビュー、果たしちゃいました(笑)。
――おお!学生生活をエンジョイできよかったです、、、!!!あとは、家庭環境についても、印象的なエピソードがあると伺いました。
これがまたすごくて(笑)。
家がめちゃくちゃ老朽化してて、屋根に穴が空いてるような状態だったんですよ。
実家で飼ってる猫、今も2匹いるんですけど、初代の猫は屋根が落ちてきたタイミングで、一緒に落ちてきた猫を拾って飼うようになったんです(笑)。
高野「トイレの上にビニール袋を貼って雨水を貯めて、トイレの貯水タンクに溜めて使ってたりしてました笑。 昔やってたボンビーガールに出てきそうな感じっすね(笑)。」
――なかなかの貧乏エピソードですね、、、。ちなみに、この2つの経験は今の高野さんにどうつながっていると感じますか?
まず人の気持ちを汲み取れるようになったっていうのはあると思います。弱者の気持ちがわかるっていうか。あと雑草精神みたいなのも身についてて、多少踏みつけられても気にしない図太さがあります(笑)。
今振り返ると、この経験があったからこそ、toC向きの人と向き合う仕事にずっと惹かれてきたんだと思ってます。
――確かに!高野さんの経歴って業界はバラバラでも個人に向き合う仕事という点においては共通していますね、、、!
社会人歴20年 高野さんの経歴まとめ
- 料理人:5年
- RIZAPトレーナー:4年
- 個人事業主・パーソナルジム経営:5年
- 脱毛カウンセラー:2年
- 大手人材紹介会社 キャリアアドバイザー:1年
- 人材紹介 業務委託:2年
- ZERO TALENTへ入社
料理人から「昼のホスト!?」
顧客と徹底的に向き合い人生の転機を作る仕事へ。
――料理人を5年やったあと、RIZAPに転職されてますけど、そのきっかけって何だったんですか?
正直、料理が好きで料理人になったわけじゃなかったんですよね。父が料理人をやっていたので、自然とその世界に入った、っていうのが実際のところで。
ただ、料理自体は好きで。小学生の頃、祖父母のご飯を作ってお小遣いをもらってたことがあって、その時に「自分の行動が価値になる」っていう感覚を覚えたんです。
だから料理人になったこと自体に迷いはなかったんですけど、料理そのものを突き詰めたい、っていう気持ちはあんまりなかったんですよね。
そんな時に、会社の経営が傾いてきて、リストラを募ってるタイミングがあったんです。「じゃあ、違う場所に挑戦してみようかな」ってなって。
ちょうど自分も当時筋トレにハマってたこともあって、CMで見たRIZAPになんとなく応募したのがきっかけでした。
――ちなみに、「昼のホスト」って言うのは、、、?笑
そうなんですよ(笑)。ライザップの男性トレーナーって、結構みんな言われてましたね、「昼のホスト」って(笑)。
パーソナルトレーニングって、1対1の密室空間じゃないですか。
かも週に何回も同じ人とマンツーマンで会うので、お客様との距離がめちゃくちゃ近くなるんですよ。
特に、体型に悩まれてた方が痩せて綺麗になっていく過程を一緒に伴走すると、
「あなたのおかげで人生変わりました」みたいな感じで、すごく感謝してくださる方が多くて。
中には、感謝の気持ちとしてプレゼントをくださる方もいて、人によってはロレックスを誕生日プレゼントでもらった、なんて話もあるくらいです(笑)。
――それは、、、笑。すごい、、、。
ただ、それだけ距離が近くなる分、信頼関係を裏切らないことはすごく意識してました。お客様にとっては、単なるトレーニングの時間じゃなくて、
人生の転機に関わる時間でもあるので。
そこは今のキャリアアドバイザーの仕事にも通じるところがあるなって、今振り返ると思いますね。
RIZAP時代に出会った「経営者層」。
そこで芽生えた起業心
――当時はすごく流行ってましたよね。RIZAPでの4年間はどんなことを得ましたか?
色々あるんですけど、、、まず接客のクオリティですね。
研修制度がめちゃくちゃしっかりしてて、ホテルマン並みの接客マナーを叩き込まれました。お客さんが来る前は片膝ついて待つとか、レディファーストとか、もうそのレベルです(笑)。
でも、1番得られたことで言うと「ビジネスの視座」ですかね。
RIZAPって、数あるパーソナルトレーニングの中でも高額な価格設定だったんですよ。
その分、トレーニングの知識はもちろん、接客のクオリティも含めて、
提供する価値を徹底的に磨いているのが特徴でした。
実際にご利用いただくお客様の層も、経営者がめちゃくちゃ多かったんですね。
1対1のパーソナル空間で、1時間トレーニングをしながら、プライベートな話とか経営の話をたくさん聞かせてもらえて。
それを通じて、「自分も経営してみたい。もっと稼いでみたい。」っていう気持ちが
どんどん芽生えていきました。
個人事業主として、ゼロから集客。
今の営業スタイルの原点
――RIZAP退職後、ご自身でパーソナルジムを開業されてますよね。実際にやってみてどうでしたか?
まず、開業資金は全部自分で用意しました。で、これは自分の中でこだわりだったんですけど、RIZAP時代のお客さんは一切連れて行かなかったんですよ。それって不義理だと思ってたんで。だから、本当に一からゼロで集客するっていうやり方を選びました。
正直、めちゃくちゃ大変でしたね(笑)。広告費もかけずに、交流会に飛び込んだり、人づてに紹介してもらったりして、本当に手当たり次第でお客さんを増やしていきました。
でも、この経験があったからこそ、今の自分の営業スタイルが形作られたと思ってます。
誰かに頼るんじゃなくて、自分で考えて動いて、ゼロから信頼関係を作っていく。
このスタイルは、間違いなくここで培われたものです。
3ヶ月で100万円規模の契約を取れるようになって、その実績を評価されて中規模のFCも任せてもらえたんですけど、コロナで撤退することになっちゃいました。
積み上げてきたものが一瞬で崩れる感覚は、正直きつかったですね。
美容業界から人材業界へ。
「介在価値ってあるのか?」という問い
――パーソナルジムを閉業したあと、脱毛カウンセラーをされてたんですよね。その後、大手人材紹介会社に転職されてますけど、その経緯を教えてください!
パーソナルジムを閉業して、正直「とりあえず働かないとやばい」っていう状況で(笑)。それで、知人から声をかけてもらった脱毛カウンセラーの仕事を始めたんです。
これが入会の営業をやる仕事だったんですけど、ここで初めて、ちゃんとした営業を経験したなって感覚があります。
そこから2年ぐらい経った頃に、「このまま美容の仕事を続けてても、しゃあないなあ」って思うようになって。自分のこれまでの仕事を振り返って、「結局自分は何がしたいんやろう?」って、改めて考えてみたんです。
そしたら、「人生の転機に関わって、良い影響を与えられた時に、1番やりがいを感じてた」って思い出して。
あと、もともと高校が福祉系の学校だったこともあって、「福祉関係の人材紹介ならできるかも」って思って、介護業界に特化した人材紹介会社に入社しました。
――ここは1年の経験ですよね。入社後、イメージとのギャップはありましたか?
正直、大きなギャップはなかったんですけど、転職希望者の方と話してるうちに気づいたことがあって。
「本当に介護がやりたくて転職する人って、実は1割ぐらいしかいないんじゃないか」
ってことなんですよ。他に選択肢がないからっていう理由で選んでる人が多くて。
それで、「じゃあこの仕事の介在価値って本当にあるのか?」って思って。
だったら、これから選択肢のある若手層を支援したい、ってなったのがこのタイミングでした。
――なるほど。確かにZERO TALENTの想いとマッチしてますね!この時、すぐZERO TALENTに入社されたんですか?
実は、ZERO TALENTに入る前に、若手層の転職支援をしている会社に業務委託という形で入ってたんですよ。
ここが、ユーザー層としてはまさに今のZERO TALENTと近くて。「20代の、これから可能性がある若者の人生の転機に関わりたい」っていう軸は、この頃からずっと持ってました。
そんな中でプライベートなんですけど、ちょうどそのタイミングで結婚をしまして。
「家庭を持ったんだから、ちゃんと正社員として組織で働こう」って思って、転職活動を始めたんです。
そこで見つけたのがZERO TALENTでした。面接を通して、マネージャーや役員、代表に会っていく中で、「本気で、学歴・経歴に関係なくポテンシャルある若者の転職支援をしている会社なんだ」って感じて。
自分が届けたい価値をZERO TALENTでならできると思って入社を決めました。
ZERO TALENTで、今大事にしていること。
――高野さんがキャリアアドバイザーをやっていて、面談で意識してることとか、印象的なエピソードがあれば教えてください。
僕が面談で1番伝えたいのは、「チャレンジしてほしい」ってことですね。
自分自身、若い頃に結婚して、正直あんまり挑戦できてなかった時期があったんで。
だからこそ、若いうちって何でもできるんで、学歴とか関係なく、自信持ってほしいなって思ってます。
印象に残ってるユーザーもいます。
高卒で消防士を1年ぐらい経験して、20歳ぐらいの時に「何したらいいかわかんないっす」って相談に来てくれた方がいて。その時、営業職を紹介して転職をされたんです。
転職から1年ぐらい経った時に本人から連絡があって、
「高野さん。やばいです。俺、今年の年収1000万超えます、、、。
あの時背中押してくれて、本当にありがとうございます。
マジで人生変わりました!!!」って言ってもらえて。
あの言葉は、正直今でも忘れられないですね。
「学歴とか経歴とか、正直そんなに関係ないんで。
若いうちは何でもできるんで、自信持ってほしいです」
――最後に、高野さんの今後の目標と、ZERO TALENTの応募を検討している方へメッセージをお願いします。
長期的な目標としては、高卒とか中卒の方が働きやすい環境を作りたい、っていうのがあります。仕事って、人生を豊かにするための1つの手段だと思ってて。前向きに働ける選択肢を持てる状態を、少しでも増やしていきたいんですよね。
あと、自分と同じような経験をしてきた子どもたちに、何かしら手を差し伸べられるような取り組みにも、いつか関わりたいなと思ってます。
学歴とか経歴とか、正直そんなに関係ないんで。自分自身がそうだったように、環境変えれば人って変われると思ってます。
・何か1歩踏み出したいなと思ってる
・人材業界に興味がある
って方は、まずは気軽に話聞きに来てください!