こんにちは!インターン生の向井です。
サマーインターンが終わり、24卒の就活生の皆さんは仕事ついてより真剣に考えるようになったのではないでしょうか。
サマーインターン後のこの時期は、
「志望していた業界のインターンに参加したけど、本当に私に合っているのかな、、、?」
「周りは皆サマーインターンに参加しているけど、私は就活を始めたばかりで、やりたいことが見つからない、、、どうしよう」
といった悩みが生じがちです。
就職活動が一旦節目を迎えるこの時期だからこそ、自分にはどのような仕事が合っているのかをよく考える必要があります。
ここで考えるべきことは、「就活の軸」です。
今回は、本当に自分に合った企業や仕事を見つけるための「就活の軸」の決め方を当社人事へのインタビューを通じて考えたいと思います!
目次
1. 自分に合った仕事を見つけるための就活の軸について
2. 当社人事が語る仕事選びについて
1. 自分に合った仕事を見つけるための就活の軸について
就活の軸とは、「企業や仕事を選ぶ上での自分なりの基準」のことで、就職活動を進める上での指針になります。
自己分析をすることで見つけることができる特徴に近いかもしれません。
詳細は、以下の記事をご覧ください!
▼就活の軸に関する記事
上記記事に詳細が記載されていますが、就活の軸を作る方法としては、以下の二つが挙げられます。
方法1: 本音と建前から考える
方法2: 過去・現在・未来の三軸から考える
今回は、選考を突破するためではなく、「企業・仕事が自分に合っているのかどうか」を考えるため、方法1のうち、「建前」ではなく「本音」をベースに考えたいと思います。
就活の軸は、過去・現在の経験から将来どのように働きたいかを考えることで絞られます。
(例)
「ITに関する勉強をした経験から、ITのスキルがつく企業で働きたい」
「助け合いの精神を大切にしてきたので、助け合う社風が根付いた企業で働きたい」
ここで再確認したいことは、「本当に自分に合った企業・仕事を見つける」就活の軸を考えるということです。
そのためには、過去・現在・未来を通して変わらない軸を見つけるべきです。
そうでない軸の例として、「〇〇のスキルを身につけたい」といった軸が挙げられます。
スキルについてはそのときどきにより社会からの要求や希少価値などが異なるように、外生的なものであるためです。
それに対して変わらない軸としては、自身の価値観や長所・短所から導き出されるものが挙げられます。
価値観や長所・短所は人に内在するものであり、過去・現在・未来と変わりにくいものが多いためです。
過去・現在・将来と変化しにくいのであれば、本当に自分に合った仕事を見つけるために有効な軸となります。
(例)
「〇〇な価値観を活かせるような働き方をしたい」
「〇〇な短所も個性として活かせる業務を行いたい」
そして、これらの軸は企業の価値観やカルチャーと整合的である場合が多いです。
企業や仕事が自分に合っているのか不安な学生は、上記のような不変的な軸を見つけることが有効だと考えられます。
今回は、ご自身の価値観を大切にしている当社人事担当にお話を伺いました。どのような軸を基にキャリアを選択してきたのかを参考にしていただけると幸いです。
2. 当社人事が語る仕事選びについて
一関由美子(いちのせきゆみこ)
千葉大学出身。新卒で保険会社のユーザー系SIerへ入社し、資産運用システムの開発/保守やパッケージシステム導入のリーダーを担当。人材系企業へ転職後、エンジニア向けのキャリアアドバイザーを経験し、新卒のキャリア支援ベンチャーへの転職を経て、人事へ転向。大手人材派遣会社を経て2022年4月にZEINに一人目人事として参画。双子のママとして子育て奮闘中。
– 本日はよろしくお願い致します!
よろしくお願いします!
– どのような価値観を持って新卒時代の就職活動をされていましたか?
新卒時代は、価値観で会社を選んでいました。
その理由は、どの仕事に就いたとしても初めて行う業務であり、勤続する上で大切なことは、業務内容よりも、価値観が自分に合うかどうかだと思ったためです。
価値観としては、「自分らしくいられること」をモットーにしていました。
どの仕事を行うとしても初めての経験になるとお話ししましたが、初めて行う仕事においては、必ずどこかでつまづくと思います。つまづいても、自分らしくいればすぐに立ち上がることができると考えていたため、この価値観を重視していました。
業界としては、人材やSIerに関心を持つ中で、新卒で入社した会社は特に価値観と合っていると感じたことが、最終的に選んだ理由です。
当時のこれらの業界の会社には、常に全速力で仕事に取り組む社員が多いという印象でした。全速力で仕事に取り組むことで、成長スピードが上昇するといったメリットはありますが、それは私の価値観には合っていませんでした。
最終的に選んだ会社の面接では、人柄が重視されていると感じたため、自分らしさを維持しながら働くことができると考えました。
– では、ZEINに転職された際はどのような軸を持っていましたか?
ZEINに転職した際は、新卒の時に持っていた「自分らしくいられること」をベースに、「自分の専門を広げることができる仕事」、「人に携わることができる仕事」を重視していました。
「自分の専門を広げることができる仕事」の理由は、前職での経験と私の性格に基づいています。
前職では人事を専門に仕事をしていたのですが、在籍していた会社自体の規模が大きく、組織が出来上がっている状態でした。
一言で人事と言ってもその中には、採用や評価、育成など様々な領域がありますが、組織が出来上がっているため、人事の中で横断的にキャリアを積むことが難しい状況でした。
その中でも私は比較的多様な領域に携わることができていましたが、更に幅広い専門を持ちたいと考えていたことが転職のきっかけです。
私の性格に関しては、好奇心が強いという長所と、飽き性であるという短所が関係していると思います。
幅広い専門を持ちたいという考えの根源に繋がりますが、好奇心が強く、飽き性な性格であるため、一つのことを極めることよりも、様々なことに関わりたいという気持ちが強いのだと思います。
「人に携わることができる仕事」に関しては、「人に興味がある」という価値観に基づいています。人が取る行動や言動などに対し、「なぜそのように考えるのか」に常に興味を持っているので、このような軸を持っていました。
正直にお話ししますと、「好奇心が強い」という長所や「人に興味がある」という価値観は、新卒の時には認識できていませんでした。両者とも就職後に自分自身と向き合う中で気付きましたが、振り返るとこれらの長所や価値観は学生時代から持ち続けていたと思います。
長所や短所は簡単に変化するものではないため、学生のうちからこれらを認識し、就活の軸に活用することが、仕事選びに成功するために有効だと思います。
– ありがとうございます!価値観や長所・短所を基準にした結果、良い仕事選びができているのですね!
では、お話しされた価値観や長所・短所を基にZEINを選んだ理由を教えてください!
理由は三つあります。
一つ目は、自分らしく働くことができる環境だと考えたことです。
先程お話ししたように、つまづいても自分らしく立ち上がることができる社風だと思ったことに加え、子育てとの両立が可能な制度や社風があるところが、より自分のペースに合わせて仕事を進めることができる環境だと感じました。
二つ目は、人事としての仕事の幅を広げることが可能だったことです。
好奇心が強い性格であるため、ベンチャーという大きな裁量を持つことが可能な環境は合っていると思いました。
三つ目は、「人に興味がある」という価値観と「人に携わることができる仕事」とのマッチ度が大きいと感じたためです。
以前も人事の仕事をしていましたが、ZEINでは人事の中でもより横断的に、人のキャリア形成に近い距離から携わることができると感じたため、魅力的だと考えました。
– 仕事上の価値観に加え、私生活へのサポート制度も整っているからこそ、自分らしくいられるのですね!
右:一関さん、左:向井
– 実際に働かれている中で、価値観や長所・短所に合った働き方ができていると感じますか?
はい、できています!
まず、自分のペースに合っているかどうかについては、ZEINの組織的な特徴が合っていると感じています。ZEINはベンチャー企業であるため、自分で決めたスケジュールに基づいて仕事を進めることができるので、周囲に左右されずペースを維持できていると感じます。
また、ベンチャーでありながらも大手出身の優秀な社員の方々が沢山いらっしゃるので、ハイレベルなアドバイスを頂けるところも、つまづいた際の立ち上がりやすさに繋がっていると感じます。
他方で、好奇心が強い性格にも合っていると感じています。
先程、人事としての仕事の幅を広げることが可能である点が、ZEINを選んだ理由の一つであるとお話ししましたが、人事という領域の中で気になったところ全てに手を伸ばすことができています。
実際に、以前は少ない領域にフォーカスしていましたが、現在は採用・育成・評価・広報に従事しています。
これは、ベンチャー企業で一人当たりの裁量が大きいこと加え、代表取締役の志賀野さんの想いが要因です。志賀野さんは、コンサルティングに限らず、一社で多様なキャリアを築いてほしいと考えているため、私がやりたいと思ったことは何でも挑戦させていただくことができています。
– 実際に働かれる中でも、ZEINの組織やカルチャーが一関さんの価値観や長所と合っていると感じられているのですね!
一社で多様なキャリアを歩めるところは非常に魅力的だと思います。
そうですね!
人生100年時代、自分自身でキャリアを構築する必要がありますが、ZEINだけで多様な経験を積むことができるため、キャリア形成の助けになることは間違いありません。
- ありがとうございます!価値観や長所・短所から仕事を選ぶ大切さから、ZEINの魅力まで伝わってきました。
仕事選びについて、人事目線から熱く語っていただきました!
– 最後に、就活生にメッセージをお願い致します!
はい!学生のうちは、できるだけ沢山の経験をすることで課題感を持つ癖を付けてほしいと思います。
先程、「好奇心が強い」という長所と「人に興味がある」という価値観に、新卒時代は気付くことができなかったとお話ししましたが、これらのような自分自身の特徴は簡単に変わるものではないため、就活の軸として活用できます。
こういった特徴に気付くためには、経験を積む中で、自分自身がどのようなことに関心を持ちやすいのか、何が得意で何が苦手なのかを理解する必要があります。
身の周りで起こっている様々な事象に対し、課題感を持つことで、
「私はこんなことに興味を持つ人間なんだ」
といった様に、自分自身の受け止め方に新たな発見があるかもしれません。
一般的なアルバイトやサークルなどでも可能だと思うので、是非意識してみてください!
– 素敵なメッセージありがとうございます!就活生の皆様は、課題感を持つことから、過去・現在・未来と変わらない自分を見つけてみてください!
まとめ
今回は、「本当に自分に合った企業・仕事」を見つけるために、就活の軸の概要、価値観や長所・短所の大切さについて、当社人事担当のお話を交えながら解説しました。
就活の軸の決め方や人事担当のお話など、少しでも就活に役立てていただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ITを軸としたコンサルティングを手掛け、継続して成長しているZEINでは、以下の職種で募集を行っています!
▼【24卒・長期インターン】インターンへのエントリーはこちら!
▼【23卒・新卒採用】新卒4期目を募集中!エントリーはこちらから!
▼【中途採用】戦略〜企画〜IT導入に携わるコンサルタント募集
▼【中途採用】金融事業領域の立ち上げに携わるコンサルタント募集
SNSでもZEINのことや就活のことについて呟いています。フォローよろしくお願いします!
▼Twitter
https://twitter.com/zein_recruit
▼Facebook
https://www.facebook.com/ZEINInc/