こんにちは。GDC 採用担当です!
GDCは、様々な活動を行うトップスタイリスト熊谷隆志が手がける自身のブランドであり、yutoriとの協業のもと、四半世紀ぶりに本人のフルディレクションで再始動しました。
現在週末限定でオープンしている代官山の旗艦店には、毎週の新商品発売をめがけて行列ができており、多様なお客様の姿を見ていて、ストリートファッションにおけるGDCへの期待を感じる日々です。そして、この度より多くの方にGDCの魅力を伝えていくべく、店舗チームのアップデートを行うことにしました!
この記事を読んでくださっている方の中には、もしかしたら「GDCってどんなブランド?どんな職場?」と興味を持ってくださる方がいるかもしれません。
そんな方々に向けて、GDCのご紹介や日々の仕事内容・その魅力についてをご紹介したく、現店舗責任者の松木さんにインタビューしてみました!
『GDC(ジーディーシー)』
https://gdc.tokyo/
1998年にスタイリスト熊谷隆志によって設立されたファッションブランド。映画やカルチャーから着想を得たコレクションは、当時のファッションシーンを賑わせ、多くのファンを獲得。2000年代初頭の日本のストリートシーンを象徴するブランドのひとつとしてその名を刻みました。2025年3月、約20年の時を経て再始動。ブランド初期のアーカイブや精神性を現代的に再構築し、オリジナルやコラボレーションなど、多彩な新作を毎週末にリリース。世代や時代を超えて“記憶”と“好き”を接続する、新たなカルチャーブランドとして再びその歩みを進めています。
目次
ただ洋服を売るだけじゃない。ブランド運営にも携わるチャンスが。
アパレル経験者も「体験したことがない」!? GDCにまつわる熱量
GDCで働き、新たな自分に出会う
ただ洋服を売るだけじゃない。ブランド運営にも携わるチャンスが。
ーーまずは、松木さんの入社の経緯から教えてください。
松木:
「GDCが復活するんだけど、一緒に働かない?」と、友人から声をかけてもらったのがきっかけでした。GDCと言えば、デザイナー熊谷隆志氏が手がけた2000年代初頭のストリートファッションを象徴するブランドです。そのブランドが2025年3月に約20年ぶりに再始動すると聞き、参画することにしました。代官山店の店舗責任者として店頭に立ちながら、プレス業務やデザインなども兼任しています。
ーー店舗責任者やスタッフさんは、日々どのようなお仕事をされているんですか?
今は店舗の営業が土曜・日曜の週末のみなので、金曜日に週末に向けた準備をしています。店舗内外の掃除、週末の商品の入荷処理をしてストックに整理して納めていきます。またディスプレイの変更や両替などの作業もありますね。
店舗オープン日は、出勤したらまず店舗内外の掃除、開店作業、新商品を自分なりにスタイリングして着用し接客、店舗の締め作業が基本的な1日の流れです。
また、公式Instagramのアカウント運営も担当しているので、オープン前や営業中にクイックに更新できるようにしています。
ーー毎週末新しい商品が発売されるんですね。スタッフさんの着こなし方にも個性が出そうです!
そうですね! 店舗に立つ上で大切なのは、GDCというブランドへの理解、そしてそれを体現する服への理解です。GDCにまつわるストーリーのインプットを重要視していますし、伝える機会を多く設けています。
毎週末に新商品やコラボアイテムが出るのでいつも新鮮な気持ちでいられて、自然と服の知識やコラボ先のブランドの知識などが身につきます。何より、最先端のファッションに触れられるのは楽しいですよ!
洋服好きなスタッフ同士でスタイリングを工夫したり、「今週の自分はこう着る」と考えたりするのも楽しみのひとつ。それが、お客様との会話のきっかけにもなり、自然とチームのモチベーションにもなっています。
ーーGDCは多様なカルチャーとコラボしているので、知識の幅が広がりそうですよね!
まだまだ少数精鋭のチームなので、撮影のアシスタントとして撮影現場に足を運ぶ店舗スタッフもいます。プロフェッショナルが集うファッション業界の裏側を知ることができるので、良い刺激にもなっているようですね。
ーーお客様をお迎えする上でどんなことを心掛けていますか?
まず、GDCの店舗は単に服を売るだけの場ではないと思っています。ブランドに込められた想いや、熊谷さんの世界観に触れられるカルチャーの入り口なんです。だからこそ、掃除やディスプレイまで、細部に気を配っています。そして、GDCのお客様は復活を心待ちにされていた方ばかりなので、その熱量に負けないようブランドの表現者として店舗に立つことを心掛けています。またGDCとともに歳月を重ねてきた年上のお客様が多いからこそ、接し方や言葉の選び方にも気を配っていますね。
ーー接客力だけではなく、ブランドの体現者としても成長できそうな環境ですね。
私自身、GDCに対する熊谷さんの想いを知ってるからこそ、スタッフには「ここは熊谷さんのお店であるという意識を常に持っていてね」と伝えています。GDCがどれだけの時間をかけて復活したか、どういう気持ちでお客様が来てくれているのかをちゃんと共有することで、接客の仕方、店頭に立つ心構え、モチベーションも変わってくると思うんです。
スタッフの中には、当時の雑誌や写真集を自分で調べて、GDCの歴史や背景を勉強している子もいます。そういう姿を見ていると、「ただ接客するだけじゃない」、深みのある仕事ができる場所だなと感じます。
アパレル経験者も「体験したことがない」!? GDCにまつわる熱量
ーーどのようなお客様がいらっしゃるのでしょうか?
お客様の多くは、2000年代当時にGDCを愛用していた方々です。地方からわざわざ代官山まで足を運んでくださる方も多く、まるで正装のように学生時代や若い頃に着ていた“当時のGDC”を身につけて来てくれます。そんな瞬間に立ち会えると、胸が熱くなりますよね。
店舗に並んでいるお洋服を、目をキラキラ輝かせながら見ているんです。その表情を見ていると、「ブランドが刻んできた記憶」の強さを実感します。
ーーGDCならではの特別な光景ですね。
他の業務と並行しながらも、お客様と直接触れ合える店頭の日は楽しいですよ!お店のスタッフの子に「特に印象的だった日はある?」と聞いてみたのですが、GDCを象徴するコラボ商品の発売初日を挙げてくれて。オープン前から予想を超える行列ができていて、臨機応変に整理券を配布するなど、とにかくめまぐるしい一日でした。
ファンの方の熱量に触れて正直プレッシャーもあったのですが、スタッフ全員で事前に作戦会議をしていたので「もうやるしかない!」とオープン前に気合いのグータッチ(笑)。
残念ながらお目当ての商品をお手に取れなかったお客様もいらっしゃって心苦しい場面もあったのですが、「せっかく来ていただいたから、何か他にも気に入る商品がないかご紹介したい」「購入できなかったとしても、GDCに来て良い時間を過ごせたと思ってもらいたい」という気持ちをスタッフ一人ひとりが持てたことで、目の前のお客様に真剣に向き合えました。
GDCで働き、新たな自分に出会う
ーー松木さんから見たGDCの魅力とはなんですか?
熊谷さんがフォトグラファーやスタイリストなど多彩な顔を持つ中で、GDCというブランドもストリート・コラボ・カルチャーなど多面的な魅力を備えています。
それぞれの魅力に対して、異なる記憶や背景を持つファンがいるブランドですが、今の世代が見ても「まっすぐにかっこいい」と感じられるデザインで、過去にリリースされたGDCアイテムとも自然に組み合わせられる点が魅力です。
熊谷さんの作る服は、シンプルだけど存在感がある。「20年後にヴィンテージとして大切にされている」という感覚で、今着てもかっこいいし、これから先も残っていく服です。そんなGDCの服の魅力を、ただ売るだけでなく、「伝える」という気持ちで、これからも届けていきたいです。
ーーこれからチームに加わってくださる方に向けて、メッセージをお願いします!
GDCには、ブランド初期からのファンの方もいれば、最近の活動をきっかけに、初めて知ったお客様もいらっしゃいます。
GDCを知っている人にとっては、“あの頃”の記憶を呼び起こす場所に。
初めて出会う人にとっては、新しいストリートスタイルとの接点に。
一人ひとりに合わせたコミュニケーションを大切にしたいと思っています。
そして、これから一緒に働くスタッフには、ぜひ「その人らしさ」を大切にしてもらいたいですね。 洋服が好きという気持ちでもいいし、カルチャーへの興味でも、人と話すのが好き、でもいい。どこかにGDCと接点があるなら、きっと活躍できる場所だと思います。
少しでも興味を持ってくれたら、ぜひ一度お店に来てください。 そして、未来のスタッフとして、新たな扉を一緒に開けられたら嬉しいです。
--------------
現在GDCでは一緒に働いていただけるメンバーを募集しています。
ブランドへの理解を深めながら、ファッションやカルチャーを届けていく仕事をしたい方!現状の職種に関係なく、是非一度、お話をしてみませんか?
積極採用中ですので、ぜひご応募ください!