中小企業の場合、最終面接は社長も出てくる事が多いと思いますので、求職者の人は是非質問してみると良いかと思います。

100人の社長がいたら、自分の仕事、役割に対して100通りの答えが出ると思います。一般の人は社長の仕事というと、

・何もしないで、ぷらぷらして遊んでいるとか、

・請求書の処理だけしか仕事してないとか、

・会合ばかり出てどんな仕事してるんだろう？とか、

・何しているか良く分からないとか、

そういう意見は多いのではないかと思います。

私の場合、「社長の仕事は何ですか？一言で答えてください」と言われたら、「道を作る事です」と答えてます。

会社つまり、そこで働く全員がこれから歩んでゆく道を作るという事です。

・5年後、10年後、どんな事業をやるのか？

・それにどんな意味があるのか？

・どういう能力、知識を持った人材が必要なのか？

・それを元に、いつまでに何をやるのかが明確になっているのか？

恐らく事業計画と言われるものだと思いますが、道と言った方がピンと来ると思います。

社員や関係会社はその道を歩く事になりますので、責任は重大で社長以外の人ができない唯一の仕事だと思ってます。

・販売の状況を把握して問題がある場合対策を協議したり

・大型の投資案件を検討したり

・給与や賞与を決めたり

といった事は最悪現場でもできます。

社長は社長にしかできない仕事に注力するべきだと思ってます。