はじめまして!Kids Duoの舘と申します。 やる気スイッチグループに入社して、ちょうど1年が経ちました。
私の仕事は、子どもたちの「英語力」と、「自分力」(自分で考え、自分で決め、自分で行動できる力)を高めるサポートをさせていただくことです。子どもたちを成長に導き、その成長が子どもたちのご家族に喜んで貰えるように、日々業務に励んでいます。
今回、私がやる気スイッチグループに入社するまでの道のり、入社後から現在に至るまでの経験や学び、そして今後の目標についてお話ししたいと思います。
教育は最大の投資。私が教育業界に価値を感じる理由。
高校時代は、勉強をして良い大学に入ることに意味を見出せず、バイトと遊びに明け暮れていました。専門学校を卒業してからは、なんとなく、英語が喋れたら人生変わるかも?という安直な理由で渡米しました。最初は数年間の語学留学のつもりでしたが、気が付けば15年も経っていました。その後は短期大学を卒業し、就職。そして、結婚、出産後には、4年制大学に復学し、学士までとっていました。勉強嫌いの私がなぜ復学しようと思ったかというと、2人の子どもたちの為です。アメリカは、日本以上の学歴社会でした。高卒、短大卒、4大卒では、年収に雲泥の差があります。また、収入という観点だけではなく、子どもたちを出産したことで、自分の子どもだけでなく、この世界に生きる全ての子どもたちが安心して幸せに暮らせることができたらと、心から願うようになったのです。復学後は、「Play Therapy(遊戯療法)」を専攻しました。
またプリスクール講師の資格も取得し、在学中に大学内のプリスクールで研修をしたり、日系のナーサリースクールで働いたり、小児科病棟でボランティアを行うなど、様々な経験をすることができました。その時に一番心に残っているのは、Peace Educational Technologyという科目を担当していた教授の言葉です。「世界平和のために、私はヒーローになりたかった。でも私は、結局ヒーローになれなかったし、世界ではまだ戦争が起きている。でも、私が教育に携わる限り、私が教えた学生や関わった子どもたちがきっと未来を平和にしてくれると信じている。だから私は死ぬまで教育者であり続けたい。」私はその教授の言葉に感銘を受けました。私自身も教育に携わり、私の関わった子どもたちがそれぞれの得意分野で世界をより良くできたら、私の人生もより豊かになれるのでは、そんな風に考えるようになりました。
全世界一人ひとりの‘宝石“をみつけること。入社の決めては理念社訓。
家庭の事情で6年前に帰国し、インターナショナルスクールで3年間勤務しました幼児教育×英語という自分の経験とスキルを存分に生かせる職場ではありましたが、40歳に差し掛かり、ひとつの会社で働き続けることに疑問を持ち始めました。そこで転職活動の際に出会ったのが、やる気スイッチグループです。給与や待遇はもちろんですが、様々な転職How to本を読んだときに、理念も大事と書いていました。ネットで調べてみると、「全世界一人ひとりの”宝石“を見つけること、そしてそれを輝かせることを全力でサポートし、人々が”やる気スイッチ“を入れ、”自分力“を発揮しながら幸せに生きる社会の創造に貢献する。」と記載がありました。まさに私が信じている、子どもたちそれぞれの得意なことで世界平和に繋げるという考えと合致して、この会社で新たなキャリアを築いていくことを決めました。
「正しい運営」とは 多岐にわたる業務とやりがい
前職のインターナショナルスクールでの営業事務と業務内容は似ていたものの、やはり着任当初は、あまりの業務の多さに目が回りました。在籍中の子どもたちや保護者さまのケアだけではなく、新規獲得の為の営業活動、請求・コスト管理、様々な年齢や国籍のスタッフのマネジメント、また安全管理も大切な仕事のひとつです。お子さまや保護者さまとのコミュニケーションに時間をとられると、事務がおろそかになってしまいますし、事務に集中しすぎてしまうと、コミュニケーションの時間が減ってしまいます。これを私たちは「右手・左手のバランス」といいますが、このバランスがどっちに偏っても良い教室作りはできません。
そんな様々な壁にぶつかった時に助けてくるのは、上席や先輩SD、本部スタッフの皆さまです。どんなに忙しい時でも、嫌な顔もせず丁寧に教えてくれます。大変な業務の中で、なんとか1年を乗り越えられたのは、一緒に働いている会社の仲間のサポートのお陰だと心から感じています。またこの1年を通して、子どもたちと仲良くなれたことも私の財産のひとつです。どんなに疲れていても「Teacher Yuko!」とかけ寄ってきてくれる子どもたちの笑顔や彼ら・彼女らの日々の成長を近くで見届けられること、保護者さまからの子どもたちの成長に対する感謝のお声は、この仕事から得られる最高の対価だと感じています。
学ぶことは生きること 子どもたちの成長をサポートする中で、自分自身の成長へ
2024年の1月に行われたYaruki Switch Awardでは、Kids Duo部門のMVP賞という大変有難い賞をいただきました。正直なところ、なぜ自分がいただけたのか、いまだに理解しておりません。表彰式でも述べさせていただきましたが、これは私のスクールディレクターとしての実力ではなく、スタッフたちの日々の努力や新校推進課の方たちのご尽力と先輩SDのお力だと心から感じています。
入社1年が経った今でも、至らないことはまだまだあり、課題は山積みです。それでも、ひとつひとつの業務に真摯に取り組み、学び、明日の成長に繋げていける環境があることは、やる気スイッチグループの特色だと思います。入社してからたくさん失敗を重ねてきましたが、失敗を責められたことは一度もありません。失敗ではなく、失敗から学ばない姿勢が責められるべきと教わりました。
今年の目標は、顧客満足度の向上と利益最大化です。昨年の反省点を振り返り、行動し、次は、自分自身の実力でYaruki Switch Awardの舞台に立てるように日々学び、成長していきたいと思います。