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ITベンチャーからの転職ー教育業界でのNo.1企業を目指して

こんにちは、やる気スイッチグループの松本啓志です。私は2023年1月、やる気スイッチグループに、事業パートナー 兼 運営管理課長として入社いたしました。現在は、個別指導塾のスクールIEフランチャイズ運営本部の責任者を務めています。今回は、私がやる気スイッチグループで働くことを決断するに至った背景と理由、また入社から1年間で経験し、感じたことについて、お話します。

 

松本 啓志(Hiroshi Matsumoto)

平成元年生まれ。福岡県出身。福岡県立福岡高等学校、早稲田大学教育学部社会科を卒業。2014年4月、株式会社マイネットに新卒入社。同社中核事業のゲームサービス事業の立ち上げに従事。2015年、マザーズ上場、2017年東証一部上場(2024年現在は東証プライム)。2020年3月、マイネットグループ取締役常務執行役員、マイネットゲームス代表取締役社長に就任。2023年1月、株式会社やる気スイッチグループに入社。

教育と貧困への課題感

私は、当時まだ周りに進学者や進学情報などが少なかった、福岡県のとある地方で生まれ育ちました。あまり治安の良い地域では無かったため、何かと苦労することが多い少年時代でしたが、小学校のM先生、中学校のI先生、学習塾のH先生、様々な方々との幸運な出会いのおかげで、県立トップの高等学校へ進学することが出来ました。

しかし、高校生の時、家庭の事情で金銭的に苦しい状態になってしまい、一度大学進学を断念するという経験をしています。高校卒業後は一度東京に働きに出ましたが、なかなかうまく行かず心身ともに体調を崩してしまい、地元に帰ることになってしまいました。しばらくは心身の療養のため、何もすることが出来ず、途方に暮れるだけの真っ暗な期間を過ごしました。

その後しばらく経って、幸運にも、たくさんの方の助けで家庭の経済状況が安定したことをキッカケに、再度大学進学の選択肢を得ることが出来ました。この原体験がもとで、当時は教育問題や貧困問題に関心を持っており、大学もその分野の勉強が出来る、早稲田大学教育学部社会科に進学しました。これが私のバックグラウンドであり、人生における「志」という芯を強くしたキッカケとなっています。

 新卒では力をつけるため、ITベンチャーへ

大学での就職活動の時、原体験からの社会課題意識が強かったこともあり、最初はビジネス方面を考えておらず、国家公務員や非営利団体などを見ていました。ただ、実際に働く方々のお話を聞いていく中で、その環境に自分自身が身を置いた先に、様々な社会課題の根本解決まで繋げられるイメージを持つことが出来ませんでした。

であれば、本質的な課題解決の力をつけるためにはどうしたらいいのだろうと考えました。当時、世の中へ大きな影響を与えているものについて様々調べる中で、GAFAの急速な社会的影響力の拡大に着目しました。スマートフォンデバイスのシェア拡大も後押しし、今後IT・オンラインサービスの領域はますます必要不可欠になると確信し、その社会の最前線の領域で、自分自身で社会課題へアプローチする力を育もうと決意しました。

「人を軸としたオンラインサービス領域で急速成長でき、20代で経営者になれる環境で働きたい」という明確な就職活動の軸が定まり、ITベンチャー企業のマイネットグループに新卒入社しました。

 20代で上場企業の経営者に

前職のマイネットグループは、私が2014年新卒として入社した当時、まだ40名ほどの規模でした。入社して間もない、2014年9月、同社が「スマートフォンアプリを他社からM&Aして事業再生する」という「ゲームサービス事業」を始動。私はその1本目のM&A案件の運営責任者(ディレクター職)としてキャリアをスタートしました。

その後は、「激動」の一言に尽きる20代を過ごしました。40名規模だった同社は、3年後には東証一部上場を果たし、700名規模までの成長を実現していました。私もその中で、入社から6年間で30近くの人事異動・役職を歴任し、既存事業から新規事業、海外展開、バックオフィスのマネージャー等、総合職として様々な経験をさせていただきました。

その後、目標としていた新卒6年目のタイミングで、同社の取締役常務執行役員および子会社の株式会社マイネットゲームス(ゲームスサービス事業 運営会社)の代表取締役社長に就任し、会社・事業経営の攻めと守りの両方を担わせていただきました。

 教育産業への転身と理念ドリブンでの新しいチャレンジ

2022年、かねてから強い意志を持っていた、教育産業への転職活動を行いました。それまでの実体験から、自分自身の中心にある「志」こそが、強い他者差分であるということをよく理解していたため、軸は「理念と一体となれるか」というシンプルなものでした。

そして経営理念に最も共感した、やる気スイッチグループと出会いました。そして、第2創業期以降のフェーズや戦略においては、自身のこれまでのM&A、組織改革、数値分析、DX等の経験とスキルを活かすことが出来るのではないかと考えて、選考に臨ませていただきました。結果、大変ありがたいことに、未経験且つ異業種出身の自分を温かく迎えてもらい、入社をさせていただくこととなりました。


やる気スイッチグループでの1年間

当社には、中核事業である個別指導塾「スクールIE」事業本部の「事業パートナー」兼「運営管理課長」として入社しました。事業パートナーとしては、名前の通り事業本部長の「パートナー」として、事業企画や事業統括など、事業・経営を前に進めるための物事に、網羅的に従事させていただきました。運営管理課長としては、全国に1150店舗以上を展開するスクールIEの店舗運営の内部統制やバックオフィス機能全般を担う部署の組織長として、様々な方々と密に連携を取りながら、より良いスクール運営を実現するための課題解決に従事させていただきました。

異業種への転身ということもあり、「誰よりも会社の理念を体現」し、「新卒1年目に戻った気持ち」で、思い切りやろうと覚悟を決めて、得意としている計数管理や内部統制、事業企画・事業統括等の領域だけでなく、新規事業の立ち上げや、事業開発としての対外的な交渉案件の担当まで、幅広く経験をさせていただきました。

そこでの成果や、信用の蓄積を経て、2年目に当たる2024年春からは、学習塾事業を担う教育第1事業本部のフランチャイズ本部の責任者に就任させていただくこととなりました。

15年前、教育の機会を失い、失意の底に居た自分が、学習塾業界のNo.1の会社で、このような素晴らしい機会をいただける幸運と、関わるすべての方々に、心から感謝をするとともに、まだまだ数多に存在する社会課題とその先の未来へ向けて、志に新たな火を灯す思いです。

 教育業界で「真の日本No.1」の企業へ

2024年、当社はこれまでの成長の延長ではなく、高い目標である「やる気スイッチグループ3.0」の実現に向けて飛躍するための1年となります。「やる気スイッチグループ3.0」では、学習塾という枠を超えて、出版も含めた教育業界で、真の日本No.1の企業になることを目指しています。

それは、低学歴化が叫ばれ、新しいことへの学びに消極的になっている日本において、当社が長い歴史の中で育んできた『自分力教育』を全国に広め、子どもたちが豊かな未来に向かっていく、という世界観の実現を意味しています。

 目標とビジョンの実現へ向けて、これまで以上のペースで事業成長を進めていくとともに、大きな目標実現へ向けて必要となる「強い組織・体制の構築」に力を入れていくこととなります。

私は入社時、そして今期のフランチャイズ本部への就任時の挨拶で、「圧倒的な熱意」という言葉を掲げさせていただきました。「やる気スイッチグループ3.0」の実現、「真の日本No.1」の実現は、簡単な目標ではありません。そのためには、様々な人の強い「想い」と「力」が必要になります。

私は理念に共感し、やる気スイッチグループへの入社を決め、灼熱のような想いで力を振り絞り、働かせていただいています。同じように、これから大きな目標へ向かい、社会を大きく変えていく、やる気スイッチグループで、一緒に活躍してくれる仲間を心から歓迎します。

この記事を読んでくださった方と、お会い出来ること、やる気スイッチグループで一緒に働かせていただけることを、心から楽しみにしています。あなたの力が必要です。一緒にやりましょう。お待ちしています。

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