こんにちは!エイジィ株式会社人事の仲西です!
エイジィメンバーへのインタビュー企画第8回は、エイジィに中途入社し、リノベーション事業部の旅館業チームを率いるいいなさん。
エイジィ入社後、建築設計経験を生かしつつ、新規事業である旅館業リノベーション事業の立ち上げに挑戦し、軌道に乗せてきたいいなさんは、エイジィへどんな想いを持って入社し、何を目指すのか?建築業界への熱い想いと今後の展望を語ってもらいました!
未経験者が立ち上げたリノベ事業!?若手の力で建築業界に変革を起こすエイジィへ!
―エイジィに入社する前は、どんなお仕事をされていたんですか?
新卒ではデベロッパーに入社しました。土地の仕入れから開発、設計施工、アフター管理までワンストップで行う会社で、約6年半、新築マンションの設計に携わりました。設計業務以外にも、リノベーションやカフェのプロデュースなど、建築以外の新規事業開発にも関わりました。在籍中に会社がマザーズに上場し、その後プライム市場へ移行するなど、会社の成長を間近で見ることができた貴重な経験でしたね。
最初の会社を退職後は、知人の紹介で3人規模の設計事務所に転職しました。
1社目退職後は、海外に行ってみようとも思ったのですが、建築業界での経験をさらに深めるためには、設計事務所での実務が非常に実践的で学びが多いと感じたため、自分の成長につながると思い挑戦してみようと。収入は大幅に減りましたが、法律や建築の細かいディテールについて深く学ぶことができ、非常に有益な1年間でした。
―大手デベロッパー、設計事務所と経験され、次のキャリアにエイジィを選択したのはなぜだったのでしょうか?
私は建築がやっぱり好きなので、次も建築業界にとは思っていました。一方で、建築業界は年功序列の風潮が強く、若手の可能性が奪われがちだとも感じていました。経験してきた方には経験してきた方の良さがあるけれども、若者にも若者の良さがあるはずだと。
そんな中で、「若手が多く、新しいことに挑戦できる会社」を探していたところ、求人サイトでエイジィに出会いました。
当時のエイジィリノベーション事業部って、建築未経験の人たちしかいなかったんですよ。経験がものを言うような業界の中で、当時エイジィのリノベーションの施工実績はすでに500件くらいあって。若者でもやってやれるんだぞみたいなパワーを感じて、すごく感銘を受けました。
未経験者だけで作り上げた建築業界ってどんな感じなんだろう、平均年齢28歳で未経験スタートのエイジィの人たちが、どういう形で建築と交わっているのかなっていうのを見てみたくて、エイジィを受けたんです。他の大手企業からも内定をいただいていましたが、「面白そうな会社で働きたい」という思いが強く、エイジィへの入社を決めました。
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ゼロからスタートした旅館業リノベーション事業の現在地、これから
―入社後はいきなり旅館業(民泊)リノベーション事業の立ち上げを?
面接時に、代表から「今は住宅リノベーションが軸だが、違う軸を増やしたい。非住宅、住宅ではないものを取り扱っていきたい。その2軸でリノベーション不動産事業部を盛り上げていきたい。そういったところに携わってほしいが、できますか?」と言われました。もう失うものはないと思っていたので、「できます」と。私のこれまでの経験は住宅設計が中心でしたが、絶対に何か力になれることがあると思って言い切りましたね。
入社後、旅館業(民泊)リノベーション事業は本当にゼロからのスタートでした。旅館業に関する法規や行政との交渉など、全てを自力で学び、トライアンドエラーを繰り返しながら事業を立ち上げました。
この分野では、法律の解釈や行政との交渉スキルが非常に重要で、これまでの経験が活かされていると感じています。事業を立ち上げて2年4ヶ月くらい経ち、ようやく利益が出る事業になりました。
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―これまでで一番印象に残っているお仕事は何ですか?
やはり、エイジィに入社して一番最初に手掛けた民泊物件が最も印象に残っています。当時は会社にも私にも旅館業に関する知識が全くなく、文字通りゼロからのスタートでした。
複雑な相続関係を抱える物件で、登記の状況や関係法令を自分なりに調査・整理し、必要な許可取得に向けて、オーナー様や関係各所と連携しながら対応を進めました。工事がすでに始まっていたため、時間的な制約もありましたが、関係機関とのやり取りを重ねて課題を一つひとつクリアし、最終的には旅館業として無事に営業を開始することができました。現在では高稼働の人気物件となっており、オーナー様にも大きな収益をもたらしています。
完成から約1年後、「ぜひ一度泊まりに来てください」とオーナー様に声をかけていただき、実際にその物件に宿泊させていただきました。すごく嬉しかったですね。自分が設計した物件に泊まらせてもらえるというのは。
大きな企業では難しい、お客様との密な関係性を築ける点も、この仕事の魅力だと感じています。そういう関係を築いていけるお客様をこれからも増やしていきたいなと思います。
―建築に携わる人として、この事業の面白いポイントはどのようなところですか?
建築は「壊して作って」の繰り返しだと思っています。もちろん、すべてを壊して新しく作り直せば、良いものができるのはある意味当然です。だからこそ、既存の制約の中でどれだけ価値を引き出せるか、壊さずに活かす工夫や視点こそが設計者の腕の見せ所だと感じています。
空き家問題の解決や日本の文化を海外に発信する役割も担うことができ、社会貢献性も高いと感じています。再建築不可の物件など、リノベーションでしか解決できない問題に取り組むことにも大きな意義があると考えています。
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―今後の旅館業リノベーションチームの展望についてお聞かせください。
今ようやく旅館業リノベーションというものが確立してきたと思いますが、ここからが本番だと思っています。スピード感も今後求められていくと思いますが、私はものづくりをするにあたっては、ものを作る人間の思いや、デザイン、細かいディテールにもこだわっていきたいです。
将来的には、若手の建築集団として、建築事務所や設計事務所をあっと驚かせられるようなデザイン性も蓄え、更にスピード感を持って動けるようなチームにしていけたら、すごく強いですよね。今は私ともう1名の2名チームですが、メンバーが増えてくれれば、もっともっと面白いことができると思っています。
―どういうメンバーと今後一緒に働いていきたいというイメージはありますか?
一言で言えば「元気いっぱいで、物づくりに対する熱意がある人」ですね。
仕事内容は入社後に覚えられますが、行政や顧客と円滑にコミュニケーションが取れる能力は必須です。私自身が設計事務所時代に経験したような、厳しい環境を乗り越えてきた方などは、弊社に来れば、新しい環境で活躍できるのではないかと思いますね。
エイジィのリノベーション事業部では、現在積極採用中です!
建築業界で新しいキャリアを築いていきたい、面白い会社で働きたい、民泊面白そう!などピンと来た方はメッセージをお待ちしております。