X Mile(クロスマイル)で活躍するメンバーにスポットをあてる社員インタビューシリーズ。今回は社内外向けに数多くの制作物を手掛けるデザインチームに注目。物流業界の社会課題解決に挑みながら、日々どのように協働し、成長を遂げているのか──デザインチームを代表して、3人のメンバーに話を聞きました。
■インタビュイー
荒川さん(写真左)
1987年生まれ。新潟県出身。2010年 東京工芸大学メディアアート学科を卒業。株式会社FICCでデジタルマーケティング業務にデザイナー・クリエイティブディレクターとして従事。2017年から株式会社リクルートにて、オンライン学習サービス『スタディサプリ』のデザインチームのデザイナー・チームリーダーを務める。フリーランスとして独立後、2024年7月にクロスマイルへ入社。現在、デザイングループのマネージャーとして活躍中。
樫山さん(写真右端)
クロスマイルでサブリーダーとして活動。前職ではDVDパッケージやポスター、LPやバナーなど多様なデザイン経験を持つ。2023年にクロスマイル入社後、現在は社内外向けのデザイン制作全般を担当。
高橋さん(写真中央)
新卒でテレビ番組の編集プロダクションに入社後、SNSマーケティング会社に転職し、TikTokアカウントの運用を担当。企画から編集、分析まで一貫して行う。2024年クロスマイル入社後、現在は動画制作を専門に担当し、教育系コンテンツやYouTube動画の撮影・編集を手がけている。
目次
三者三様のキャリアパス
クロスマイル入社の決め手とは
「誰も否定しない」デザインチームを支えるコミュニケーション文化
得意領域を伸ばしながら、共に業界を変える挑戦を
三者三様のキャリアパス
_____本日はよろしくお願いします。まず初めに皆さんのキャリアについて教えていただけますか?
荒川さん:よろしくお願いします。大学を卒業後、デジタルマーケティング支援を行うベンチャー企業に7年間在籍し、クリエイティブディレクターとしてWebサイトの制作やディレクションを担当してきました。その後リクルートで「スタディサプリ」のUI/UXデザインに携わり、その後フリーランスとして活動していました。
樫山さん:私はクロスマイルが3社目です。1社目ではDVDパッケージや関連物のポスター等を作成していました。2社目ではLPやバナーといったWebデザインを経験し、現職に至ります。
高橋さん:私もクロスマイルが3社目です。新卒でテレビ番組の編集プロダクションに入社し、その後SNSマーケティング会社に転職しました。そこでは主にTikTokアカウントの運用を担当し、企画から編集、分析まで一貫して行っていました。
_____クロスマイルでの、現在の役割を教えてください。
荒川さん:私はデザイン組織のマネージャーをしています。業務としては、デザイン組織のマネジメントをしながらプレイヤーとしての実務も行っています。主にプロダクトのUI/UXデザインや、マーケティング関連のデザイン制作を担当しています。
樫山さん:サブリーダーをしています。動画以外のデザイン業務全般を担当していて、社内外向けのポスターやWebバナーなどを幅広く制作しています。
高橋さん:動画制作を専門に担当しています。お客様企業向けに作成するロジポケ等の安全教育系コンテンツから、ノンデスクワーカーの方向けのクロスワークのYouTube企画動画まで幅広く扱っています。撮影と編集、どちらも担っていますね。
△UI/UX関連デザイン
△動画関連デザイン
△社内外ポスター、ロゴ関連デザイン
クロスマイル入社の決め手とは
_____クロスマイルに転職を決めた理由やきっかけを教えてください
高橋さん:前職でのお仕事は楽しかったのですが、プロダクトの製作数に対して時間が足りないという難点があり、プロダクトの一つ一つにしっかり時間をかけて向き合っていきたいと考えたことが転職のきっかけです。
転職サイトを通してクロスマイルから面談の機会をいただきました。面談では「今後はYouTubeやTikTokなども活用していきたい」という話を伺いました。そこで、自身の経験で貢献しつつ、挑戦したかった新しい分野にも取り組める環境だと考え、入社を決意しました。
樫山さん:私は転職エージェント経由です。転職エージェントに紹介された中の一社がクロスマイルでした。話を聞いてみると、自分のスキルを役立てながら新しいことに挑戦できそうだと感じ、入社の決め手に繋がりました。
荒川さんはフリーランスの時に、CEOの野呂さんから直接連絡があってクロスマイルに入社されているんですよね?
荒川さん:そうです。野呂さんからスカウトの連絡があったときは、驚きました。
高橋さん:急に野呂さんから連絡があったら、それは驚きますよね(笑)
荒川さん:前職でやり切った後、「自分の力でスタートアップを手助けしたい」と思いフリーランスになりました。しかし、外部からでは限界があると感じ、当事者として新規事業に関われる会社を探していた時に、ちょうどCEOの野呂さんに直接声をかけていただき、クロスマイルと出会いました。
決め手は、社会的課題に取り組む事業内容が、私の「事業を通して世の中を良くしたい」という想いと一致したことですね。まず業務委託でジョインし、その3ヶ月後に入社を決めました。
_____クロスマイルに入社して、特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
荒川さん:特定のプロジェクトというより、どの案件にも共通する「物流業界ならではの面白さ」が印象的です。業界の特性上ある、複雑な法令やルールを学び、UI/UXに落とし込んでいく過程はとても大変です。
さらに、ユーザーはITツールをあまり使い慣れていないノンデスクワーカーの方々なので、「誰にとっても直感的に分かりやすいデザイン」を追求する必要があり、その難しさとやりがいを感じています。実際に現場からいただいた声は、社内のカスタマーサクセスチームなどと連携してプロダクトに反映させています。
高橋さんはロジポケの動画を幅広く手がけていらっしゃるのでやはりロジポケ関係ですか?
高橋さん:そうですね。私自身は物流業界の専門知識がないため、いつも現場の担当者の方に教えていただきながら撮影しています。現場の皆さんが非常に協力的で親切なので、自分も学びながら撮影しています(笑)
専門外の分野だからこその不安もありますが、現場の方と協力して一つの動画を完成させ、それがリリースされた時の達成感は大きく印象に残っています。自分だけではなく現場の方と一緒に作り上げている実感が大きく、とても人の温かさを感じる現場だと思います。
樫山さん:確かにやさしい世界ですよね。
高橋さん:そうなんですよ。樫山さんはどうですか?
樫山さん:どんなお仕事でもそうなんですけど、やっぱり人から褒められるとうれしいですよね。
高橋さん:わかります!
樫山さん:前職は外部に出すデザインを手掛けていたのですが、クロスマイルに入社し、内部用のデザインも行うようになり、社内のメンバーから直接「良かったよ」という声が聞けることはとても嬉しいですし、印象に残っています。「この前作ってくれたデザインのおかげで、商談が取れました」といったことを言っていただくと、やはりモチベーションも上がりますよね。
「誰も否定しない」デザインチームを支えるコミュニケーション文化
____皆さんチーム内外や他職種の方と関わる場面が多いと思いますが、コミュニケーションで意識している工夫はありますか?
荒川さん:コミュニケーションを取るうえで、常に相手へのリスペクトを持って話すことを大切にしています。急な修正依頼等が発生しても、それは事業をチームで動かしているからこそと捉え、誰かを責めるのではなく建設的に対話することを心がけています。また、スタートアップのスピード感を活かすために、いつでも気軽に話せるフランクな雰囲気づくりも大切にしています。
樫山さん:荒川さんのおっしゃる通りだと思います。それに加えて、私は自分の知っていることを相手が知っている前提で会話をしないことを心がけています。常に状況を先回りして考え、相手の負担を減らせるように「〇〇しておいた方が良いですか?」とこちらから積極的に働きかけるようにしています。
荒川さん:相手を思いやるコミュニケーションは大事ですよね。高橋さんはどうですか?
高橋さん:イメージのすり合わせをとても大事にしています。制作物に対する依頼者とのイメージのズレを防ぐため、「良い感じで」といった抽象的なご依頼の場合でも、その裏にある具体的なイメージや、「どのように使いたいか」という目的をできるだけ詳しくヒアリングするように心がけています。
_____ チーム内のコミュニケーションを円滑にするために、何か特別な取り組みはされていますか?
荒川さん: はい。デザインチームでは、いくつかの定期的なミーティングを設けています。まず、毎日の朝会を15分間行い、その日のタスクや社内の共有事項を確認しています。次に、週に1回のプランニングミーティングで、タスクの計画やリソースの調整を行います。他部署にもわかりやすいよう、デザインチームの週次稼働状況を天気予報に見立てて管理しています。稼働120%以上は炎, 稼働100%は雨、稼働80%は曇り, 稼働60%は晴れ、稼働40%以下は南国といったマークでまとめることで、視覚的に稼働状況がわかるよう工夫しています。
あとは、月に1回のランチ会でチームの親睦を深めています。業務連絡だけでなく雑談の時間も大切にしているため、朝会の残り時間やランチ会では雑談をしています。
高橋さん: 雑談の時間では、仕事の話はほとんどしないですよね?それぞれの趣味や、好きなことについて話すことが多いです。
樫山さん: そうですね。私が最近ハマっているゲームの話をしたり、高橋さんの大好きなディズニーの話で盛り上がったり。本当にいろんな話をしています(笑)
荒川さん: それぞれの「好き」を共有している感じです。
樫山さん: 私たちのチームの一番良いところは、どんな趣味の話をしても誰も否定しないことだと思います。みんなが興味を持って優しく聞いてくれるので、とても平和な雰囲気ですね。
高橋さん: 本当にその通りで、それがチームの仲の良さにつながっていると感じます。
△毎週の稼働状況を天気予報に見立てて、全社に周知。稼働が偏らないよう工夫している。
_____ デザインチームは仲が良いだけでなく、非常にプロフェッショナルだと感じます。日々の仕事の中で、大切にしている文化があれば教えていただけますか?
高橋さん: 文化というと少し大げさかもしれませんが、「困ったらすぐに助けを求める」ことは徹底されています。前提として、メンバー全員が自分で考えて仕事を進める「自走力」を持っているのですが、それでも悩んだ時は、気軽に相談できるような環境が整っています。
樫山さん: そうですね、本当に気軽に相談し合ってます。私も動画のことで困ったら高橋さんに助けてもらいますし、逆に高橋さんからグラフィックデザインの相談を受けることもあります。お互いに得意なことで助け合うのが当たり前になっています。
荒川さん: 二人の話の通りですね。デザインチームは協調性がある方が集まっているため、「助け合いの文化」は明確にあるのかなと思います。例えば誰か一人にタスクが集中していると、他のメンバーが「手伝いましょうか?」と自発的に声をかけてくれます。これは、多くのメンバーが過去の職場で大変な状況を乗り越えてきた経験を持つため、自然と支え合う意識が生まれているのだと思います。
樫山さん:今の働き方がとてもいいから、この働き方を守りたいって感じですよね。特に映像業界出身の高橋さんは、この思いを強く感じていると思います。
高橋さん: おっしゃる通りです。以前の職場では非常にハードな環境で働いていましたから…。今の働きやすい環境が本当にありがたいんです。この環境をみんなで守りたいからこそ、一人に負担が偏らないように自然と助け合っているのかもしれません。
_____ クロスマイルに入社してから、特に成長を実感している点について教えてください。
樫山さん: はい、2点あります。1点目は技術面での幅が広がったことです。未経験だった動画制作にも挑戦でき、困ったときはメンバーに聞きながら力をつけていける環境が心強いです。2点目は思考の深化ですね。依頼者へのヒアリングを通して、デザインの目的やターゲットを深く考えてデザインすることで、その先の成果まで見据える力がつきました。
高橋さん: 私も樫山さんと同様、動画以外のバナー制作など新しい領域に挑戦させてもらえたのは大きな成長です。また、前職と違い、社内の営業担当などから「ここが良かった」「もっとこうしたい」と直接フィードバックをもらえるのが嬉しいですね。それが次の制作への糧になっています。
荒川さん: 直接のフィードバックって、担当者との距離が近いからこそリアルに感じますよね。私はマネジメント面での成長です。スタートアップという限られたリソースの中でチームをまとめる難しさに直面した際、メンバーが「これやりますよ」と自発的に助けてくれたんです。その時、自分の負担が軽くなったこと以上に、チームの温かさに感動し、人として成長できたと感じました。
樫山さん: 荒川さんがそう言ってくれるのは嬉しいです。私たちも、自分のアイデアや行動がチームの力になれていると実感できて、さらにモチベーションが上がります。
高橋さん: そうそう。お互いに助け合えるから、挑戦もしやすいんですよね。
荒川さん: 互いに助け合える安心感と挑戦の機会が多いからこそ、成長の実感も大きいのだと思います。
得意領域を伸ばしながら、共に業界を変える挑戦を
_____ 今後の目標を教えてください
荒川さん: デザインチームのマネージャーとしてどんどん価値を発揮していきたいと思っています。人員をすぐに補充できる大企業とは違う、スタートアップならではのマネジメントの難しさと面白さを通じて、成長してきたと感じています。そのため、今後もその価値を追及していきたいと思っています。
樫山さん: 私はデザインをビジネスの成果や数字にどう結び付けられるか、という視点をさらに強化していきたいです。
高橋さん: 私は、担当しているYouTubeやTikTokなどのSNSをもっと伸ばしていくことです。企画力と編集力を磨いて、数字で成果を出したいですね。
_____ これから応募される方に向けて、ひとことメッセージをお願いします!
高橋さん: チームでの助け合いを大切にしているので、ぜひ専門外のことにも挑戦したいという意欲がある方と一緒に働きたいです。色々なことに挑戦したい方にとってクロスマイルは、成長できる最高の環境だと思います。
樫山さん: お互いにリスペクトを持てる方と一緒に働きたいです。働く環境だけでなく「人」も大切だと思いますので、まずは気軽に応募いただき、面談などでお話しして相性を確かめて欲しいです。
荒川さん: 「ノンデスクワーカーの働き方を変える」という社会課題に、熱い気持ちで向き合える方を求めています。またクロスマイルでの仕事は、IT業界にいながら物理的なモノに触れる「現場感」を味わえる、非常に面白い領域です。このユニークな魅力に興味がある方は、ぜひご応募ください!
お話しできることを楽しみにしています!
クロスマイルではさまざまなポジションで仲間を募集しています!ご興味をもっていただけた方は、ぜひ面談にお申し込みください。「今すぐの転職を考えていない」という方も大歓迎です!ぜひ、カジュアルにお話ししましょう。