こんにちは。MMT代表の伊東です。
最近、僕自身が特に時間を使っていることがあります。
それは、社員との1on1です。 AIによって、情報やノウハウ、やり方は毎日のようにアップデートされています。 数年前まで何時間もかかっていた作業が、今では数秒で終わる。そんな時代になりました。
実際に、「これまで人が時間をかけてやっていたことが、一瞬でできてしまう」という体験を、日々感じています。 もちろん、それ自体はとても面白い。 AIを触ることも楽しいし、自分の能力が拡張されていく感覚もあります。
ただ、その一方で思うのです。 この“AIそのものの面白さ”は、いずれ誰にとっても当たり前になっていく。 だからこそ今、本当に大切なのは、 「個人が何を実現したいのか」 「会社という箱を使って、どう自己実現したいのか」 ということだと思っています。
情報が溢れる時代だからこそ、 目的や理念が、自分たちにとっての“道しるべ”になる。 だから今、MMTでは社員との1on1に本気で時間を使っています。
良い目標設定には“スキル”がある
僕たちは、目標設定そのものにもスキルがあると考えています。
社員にはまず、自分の目標シートを書いてもらいます。
そして、その内容について何度も対話を重ねます。
なぜなら、目標設定の仕方を間違えると、 その目標は“ただの紙”になってしまうからです。 では、良い目標設定とは何か。
- 本当にワクワクしているか
まず最初に見るのは、 「その目標に、本当に本人がワクワクしているか」です。 会社から求められているから。 上司に言われたから。 “そうあるべき”だから。 そうやって作られた目標は、長続きしません。 本当にやりたいのか。 心から実現したいのか。 そこが、最も大切だと思っています。
- 定量的で、期限があるか
次に大切なのは、定量性と期限です。 「頑張る」「成長する」だけでは、 達成したのかどうかが分からない。 だからこそ、
- いつまでに
- どれくらい
- 何を達成するのか
を明確にする必要があります。
ただし、簡単すぎても意味がない。 逆に、達成不可能でも意味がない。
その絶妙なバランスを、 上司と本人が一緒に作っていくことが大切だと思っています。
- 長期目標とつながっているか
短期目標は、長期目標とつながっている必要があります。
若いメンバーには、特によく伝えています。 「夢を笑わなくていい」 「夢に天井を作らなくていい」 子どもの頃は、誰もが“なりたい自分”を持っていたはずです。
会社という場所が、 その夢に向かうための土台になれるか。
そこを大切にしたいと思っています。
- 自分でコントロールできるか
良い目標は、「自分でコントロールできる」必要があります。 例えば、 「上司に認められる」 「昇進する」 だけを目標にすると、 自分では制御できない要素が多くなってしまいます。 もちろん、 「将来的にマネージャーになりたい」 という目標自体は素晴らしい。 でも、そのために
- どんな成果を出すのか
- どんな行動を積み重ねるのか
という“プロセス”を、自分で管理できる状態にすることが重要です。
- 「しない」ではなく「する」
目標設定では、 「〜しない」より「〜する」を大切にしています。 例えば、
- タバコを吸わない
- お酒を飲まない
という目標は、一度でも破ると終わってしまう。
それよりも、
- 健康的なコミュニティに参加する
- 朝型の生活に変える
など、“行動する目標”に変えた方が、継続しやすい。 目標は、自分を縛るものではなく、 前に進ませるものであるべきだと思っています。
全社員・全マネージャーに、この文化を広げたい
MMTでは、 「目的・目標を作る力」 そのものを、組織の重要なスキルだと考えています。 だからこそ、 全社員、全マネージャーに、 この目標設定スキルを磨いてほしい。 AIによって、やり方はどんどん変わる時代です。 でも、
- 何を目指すのか
- なぜそれをやるのか
- 自分はどう生きたいのか
という問いは、これから先も変わらない。
だからこそ僕たちは、 “目的”を大切にする組織でありたいと思っています。