井上華
2018年より学生インターンとして、リミア株式会社アプリ事業部マネタイズチームに所属。LIMIAアプリ内の広告収益の改善業務に従事。2019年に新卒でグリーに入社。現在、DXC事業本部 メディアグロースチームに所属し、SNSマーケティング業務全般を担当。美容SNSメディアLe lait(ルレ)の編集長を務め、Instagram、Twitter、TikTokの複数メディアを束ねる。
そのほかニュース系アカウントとして、GREEニュースの記事遷移によるマネタイズを手掛け、目的に合わせたアドバイスや案出しなどのコンサルティング業務に携わる。
学生時代からのインターンを経て新卒でグリーに入社し、数多くのSNS運用を手掛ける井上さん。人の心を動かせるような仕事を目指し、現在、新しい事業に挑む井上さんの仕事スタイルについてお聞きしました。
正解が出にくい仕事だからこそ、チャレンジしがいがある
--井上さんが入社を志望した理由はなんでしたか?
井上:もともとストリートダンスが好きでやっていた関係もあり、エンターテイメント寄りで人の心を動かす仕事をしたいと思っていました。インターネット業界がいいなと思ったのは、UXを高めながらプロダクトを作った結果、事業が発展していくところですね。新卒でグリーに入社して、はじめはライフスタイル系のアプリ「LIMIA」のマネタイズ事業を2年弱経験し、その後、Glossomに異動になりました。といっても、勤務地はずっと同じで、現在の西新宿のオフィスで働いています。
--1日のおおまかな仕事の流れを教えてください。
井上:出社したらまずは担当するSNSの数値まわりの確認をします。場合によってはそこで何かしらアクションを取るほか、各案件の施策プランに沿って進捗を確認し、ミーティングで次回の施策を決めるためのすり合わせをします。午後からは、適宜ミーティングをはさみつつ具体的な施策を進めます。基本的には競合調査をするほか、なにかしら新しい施策を繰り返していますね。そして翌日に持ち越すタスクがないかをチェックした上で、退勤するのがおよそのルーティンです。
--新規事業はとくに、明確な正解が出にくい業務が多い印象ですが日々、どんな雰囲気の中で仕事をがんばっていますか?
井上:私が担当するのは自社のプロダクトから収益を発生させる目的のものが多く、日々改善しながら地道に取り組んでいます。意外と定常業務は少なく、新しいことに取り組むことが多いので、チーム内外でコミュニケーションを取りながら進める業務が多いですね。年齢が近い社員も多いので、気軽に相談しやすいし、心強いです。
地道な努力の末、勝ちパターンが見えてくると、テンション爆上がり!
--仕事が楽しいなと思う瞬間はどんなときですか?
井上:自分のアイデアがかたちになって、それが積み重なって成果として出るときですね。具体的には、施策を積み重ねることで、目に見えてSNSのフォロワーが1万人を突破したり、TikTokの公式クリエイターに選ばれたりすると楽しくなります。ある程度フォロワーがいると固定費のPRの依頼もきますし、広告収益によってマネタイズできるようになることも成果のひとつです。
それからうちの部署は、インターンやパートさんも多く、それぞれの目的を持って働いています。学生さんの中でも、「成長したい」という高い意識を持つ人もいます。はじめはただ言われたことをやっていたインターンの子でも、オーナー意識を持って主体的に取り組めるようになると、成長を感じて嬉しくなりますね。
--SNSの運用をしていて、具体的にテンションが上がるときはどんなときですか?
井上:TikTokの立ち上げや運用業務をする中で、施策を通じて着実に再生数が伸びると、チーム全体のパフォーマンスも上がるし、テンションが上がりますね。SNSの運用をしていると、はじめは再生数がひどい結果で、そこからあらゆる施策を何パターンも試し続け、勝ちパターンを見つける地道な作業もあります。でも、分析を繰り返した結果、目標を達成できると嬉しくなります。それだけでなく、チーム内の誰かが成果を出したときも元気をもらえるし、一気に士気が高まりますね。
--Glossomで仕事をする醍醐味についてはいかがですか?
井上:新しいことにチャレンジできる環境がある点ですね。しかも新しいことを、オーナーシップを持ってやらせてもらえるところです。新しい案件に不安はつきもので、上司はアドバイスをくれますが、事細かに指示するというより、まずは信じて任せてもらえる職場なのは、ありがたいなと思います。もちろん、道を逸れていたら適宜アドバイスをいただくこともありますよ。
--Glossomならではのいいところについて教えてください。
井上:全体として、スピード感を持って新しいことにシフトしていく会社だと思います。親会社のグリーは約2,000人が働いていますが、Glossomは、そのうち150人程度とあって、機動力がある組織です。それから感じるのは、人を大切にするカルチャーがあること。新卒入社、中途採用に関係なく、Welsome BOXやバルーンを渡しています。そういうところひとつをとっても、働く人に対し、会社としてウェルカムなスタンスであることを感じますね。そして新しく入って来る人たちと既存の社員も仲良く円満に働けている印象です。
個性豊かでそれぞれの能力を持った社員のパワーを結集
--Glossomの社員にどのような印象を抱いていますか?
井上:好奇心が強く、新しいことに挑戦できるフットワークの軽い人が多いですね。新規事業はとくに答えや正解がすぐに出ない仕事だからこそ、まずはやってみようと地道にがんばれる人も多い印象です。一方で既存のプロダクトを地道に守り、がんばって広告運用を続けるチームやエンジニアもいて新規プロジェクトに携わる身としては心強い存在です。
--より具体的にいうとどんな表現になるでしょうか。
井上:よく例えられるのは、いろんな能力を持つ仲間が登場する人気漫画「ワンピース」、これをテーマにしてGlossomでもチーム力でがんばっていこうと言っています。この考え方は個人的にもいいなと思っていて、それぞれの個性や能力を持ち寄って成果を出そうという考え方です。
--とくに社内で個性や能力が突出した人だと誰が思い浮かびますか?
井上:やはり社長の足立さんですかね。足立さんは誰よりも若いんです。というのも、たとえば昨年リリースされたばかりの人工知能チャットボット「ChatGPT」などを誰よりも使い倒していて(笑)、さすがだなと思います。私はZ世代で、流行りのデジタルツールは大体好きですが、各種SNSにしても、40代の足立さんは、Z世代並みかそれ以上にTikTokを見ています。興味の幅が広い上に、フラットな目線で何事も捉えることができ、しかも新しいツールへの造詣が深いのがすごいなと思います。そして仲間を大切にし、人のいい面を見られる懐の深い人なんです。社内の空気が全体的にいいなと感じるのは、足立さんの存在は大きいと思いますね。
--仕事外でのリフレッシュ法について教えてください。
井上:個人的にはダンスやピラティスでリフレッシュすることが多いです。社内の人とは、しばらくコロナ禍で控えてはいましたが、飲みに行ったり食事に出かけたりすることも多いですね。お酒の席が好きでお酒好きな先輩方に飲みに連れて行っていただくこともあります。そういうときはちゃんと締めのラーメンまで付き合いますよ(笑)。
それから年齢関係なく部署を超えた女子会もたまにやりますが、これがかなり盛り上がって楽しいんです(笑)。私は独身ですが、結婚して子どもがいるような歳上の女性ともフラットに会話できる貴重な場ですね。歳上の方のこれまでの経験やキャリアについて話を聞けるのも興味深いですし、見識が広がります。
--今後の目標や個人的な夢、キャリアプランについて教えてください。
井上:入社した動機ともつながりますが人を感動させるものを作りたいという思いは変わらずあって、今後もそんなプロダクトに末長く関わっていきたいです。そして将来結婚して子どもも欲しいですが、結婚してからも仕事は続けたいと考えています。
とくにデジタルマーケティングの領域は今後の積み重ねで強みにしていきたいです。それだけだとあくまでも事業の一部で限界があるので、行く行くは、根本のビジネスモデルを考えて、事業自体を創れるようにキャリアアップしていきたいです。
--最後に、入社希望者に向けてメッセージをお願いします。
井上:Glossomで働く醍醐味として新しいことにチャレンジできることが大きいと思います。そうした熱い思いがある人にはとくに受け入れ体制があって楽しく働けるのではないでしょうか。仲間の一員として一緒に働けたら嬉しいです。そして入社したら、ぜひ一緒にランチでも行きましょう(笑)。