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フードテック企業の土壌づくり真っ只中!若手エンジニアが語る出前館エンジニア部隊の変化(後編)

新型コロナウイルスの影響により、外食の機会が減少、またリモートワークやオンライン飲み会と言ったニューノーマルと言われる生活様式の普及も後押しをし、フードデリバリーの需要は年々高まっています。出前館の加盟店数は70,000店を超え、注文数やユーザー数も急増する中で、今回、若手エンジニア座談会と称して出前館エンジニアの3名にインタビューをしました。

前編では、出前館若手エンジニア3名の業務内容やこの1年間での変化についてお届けしました。後編では、それぞれが考える出前館で活躍するエンジニア像や今後の展望等をインタビューしましたので、ぜひご覧ください。


▲左から中西航大、三木一馬、小田祐司

フードテック企業の土壌づくり真っ只中!ジョインするなら今

――この1年間を経て、3人からみた今の出前館はどんな会社ですか?

三木:まだまだ改善しなければならないところはたくさんありますが、この1年間、LINEエンジニアの方と一緒になってやってきたことで、徐々にレガシーな部分が置き換わってきており、フードテック企業に変わりつつあると思っています。

中西:私が入社したとき、東京オフィスには出前館プロパーエンジニアが2人とかだった状況がガラッと変わりエンジニアの開発部隊が大きくなりました。またいろんな技術を持った人がいる状態で、開発環境もよくなっているので、過去の出前館に比べるとすごくよくなっていると思います。フードテック企業としての土壌はでき始めていると感じています。

以前は「どういう意図でこの施策が打たれているんだろう?」とよく見えていないこともありましたが、最近は会議資料なども共有してもらうことで、エンジニアも施策の意図を理解し、納得しながら開発しているという印象が強くあります。今はフードテック企業になるための準備期間としてすごく有意義な期間だと思いますし、今が入社のチャンスかなと思います。環境が完全に整備されている状況から入るとなるとできることも限られると思うのですが、今は組織が大きくなりすぎてなく、探り探りなところもあるので、勉強にもなると思います。

小田:二人が言ったように今は過渡期かなと思います。だからこそ自分たちで1個ずつ学んでいけるのもありますし、スキルも習得しつつ働けると思います。


――では、そのような環境の中でみなさんが思う「こんな人なら出前館エンジニアとして活躍できる」や「こんな方と一緒に働きたい」など、あれば教えてください。

三木:この1年で、より主体的に動いていけることが求められるようになりましたし、そういう人材が必要だと思っています。トップダウンで案件が下りてきてそれを実行する人と、これやったほうがいいんじゃないか?とボトムアップで提案して実行する人がいると思うんですが、それだったら後者みたいな方が活躍しているし、そういう方がどんどん来てくれればうれしいですね。

中西:三木さんに加えるとすれば、私はメンバーの業務を見ている立場でもあるので、新しいことをお願いしても臆せずトライできる姿勢の人だといいかなと思っています。実際に、自ら手を挙げて動ける人、わからなかったら自分で調べてみようというハングリーな姿勢の人が活躍していますし、今後もそういった方と働きたいです。

小田:ある程度の経験があって、自発的に動ける方は一緒に頑張っていけるのかなと思います。



出前館の若手エンジニアたちがこれから目指すもの

――皆さんが今後挑戦したいことはありますか?

三木:そもそも私が出前館に入ったのは、自社サービスを展開している会社に行きたいと思っていたからなんです。SIerですと、クライアントに納品して終わりになることが多いのですが、本来であれば開発したシステムを実際に使う人がいて、開発期間より運用期間のほうが長いと思うので、その運用期間も見ていきたいなと思ったんですね。またインフラやシステムなどの垣根もあると思っていて、そのあたりも全部見られるような人材になりたいと思っていたので、前者はもう達成できたのですが、今後は後者をどんどんやっていきたいです。

あとは苦手なんですが、リーダーシップも鍛えていきたいですね!

中西:僕は前職からマネジメント業務が多かったのですが、これだけで業界を生きていくのはしんどいなと思っていました。なので、開発作業をもっとやりたいと思って転職したのですが、出前館に入社しても結局マネジメント業務がメインになってしまい・・・。ただ今後はもっと実装をしていきたいと思っていて、上司にもその点を相談しています。また、シェアデリチームではベンダーさんに協力してもらいつつも、「内部でものを作っていこう」という目標もあるので、自らもどんどん手を動かせるようにしていきたいなと思っています。

小田:前職ではJavaでしかプログラムを書いたことがなく、インフラもフロントもネットワークもほとんどやっていなかったので、そのあたりをやりたいなと思い転職しました。今は体制の変更もあり、インフラなども対応していますが、今後はフルスタックにいろんな部分に手をつけつつ、メインとなるサーバーサイドの力をつけていきたいと思っています。中長期的には、中規模プロジェクトも見られるようになりたいですね。



――それぞれの展望をお聞きしましたが、出前館のエンジニアチームをこんな風にしていきたい、などもあれば教えてください。

小田:文化的なところだと、LINEエンジニアの方が業務内で社内勉強会を開いていて、足りない知識を補完している取り組みがあるんですが、それは出前館内でもやっていけたらいいなとは思っていますね。

三木:今までは案件ベースというか、機能の開発がメインで、そこにすべてリソースをフォーカスしていたのですが、これからは技術負債の解消や「こうしたほうがいいよね」というのをエンジニア視点で考えて実行できるチーム組織にしたいと思っています。

中西:出前館エンジニア全体の技術力が上がっていけばいいなと感じます。ずっと負荷に悩まされる状況があり、実装できなかったものもあるので、「こういう実装はよくないよね」「こうするともっといいよね」などというものをチームや開発部隊で共有して、よりよいコードを書いていくという意識が、より強く芽生えていけばいいですね。

あと以前から、出前館主催の社外勉強会はやりたいなと思っています。オフィスもきれいになりましたし(笑)


――最後に。みなさん、いま楽しいですか?

三木:最新の技術を使えるという面では今のほうが楽しいですが、私は昔もいい思い出だなと思っていて・・・笑。キャンペーンを打つ前の週に緊急MTGが開かれて、「今からできることはないか?」とか対策を考えるのは、部活的な楽しさがありましたね。

中西:仕事のやりがいは今もこれまでも変わっていないですが、気持ちの面で変わりました。以前は人数が少ないこともあり焦燥感に駆られながらやっていたので、気持ちに余裕を持ちつつ働けているのは、精神衛生上も今のほうが楽しいです。

小田:やることに対する意味、意義を持って作業ができていますし、やっていることとやったことの成果も数字として見られるので、「この案件ってこのくらい大きな意味があったのか!」と目に見えて成果がわかるのがうれしいです。働く楽しさにもつながっていますね。



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