こんにちは!ワークスタイルテック株式会社CEOのドリーです。
私たちは多店舗や非正規雇用の多い企業向けの人事労務クラウドサービス「WelcomeHR」を開発販売しています。このサービスを使えば、アルバイトなどの入社手続きをはじめとしたバックオフィス業務を効率化することができ、作業時間やコストを大幅に削減することができます。
今回は、なぜ「WelcomeHR」を作ろうと思ったのか。その理由についてお話しします。
近年、日本の最低賃金は徐々に上昇傾向にあるものの、世界的に見れば、依然として低い水準にとどまっています。
特に、飲食業や小売業など、多くの非正規雇用者を抱え顧客一人ひとりに直接サービスを提供する業界では、給与水準の低さがより顕著となっています。
この背景には、ビジネスモデルそのものが持つ構造的な課題があります。
より多くの人へ商品やサービスを届けるために価格を下げ、その結果、利益確保の手段として人件費を抑える――こうした構図が給与水準の低さにつながっています。
私たちが「WelcomeHR」を開発したのは、このような業界特有のジレンマに立ち向かうためです。
現場の業務を少しでも効率化し、その結果生まれる余剰価値を利益として還元することで、従業員の待遇改善につなげたいと考えています。
人手不足や処遇改善が叫ばれる今こそ、業務効率化によって生まれる新たな価値を従業員に還元し、業界全体の持続的な発展を後押ししたいというのが私たちの想いです。
「WelcomeHR」は、店舗で働く従業員目線で作られた人事労務クラウドサービスです。現場の使いやすさが全体の業務効率化につながると信じて開発しています。
これからも私たちは、業務効率化が給与向上を生み出すサイクルを作れるように努めてまいります。