Hi everyone!
Wingsでインターンをしているタイガです。今回は、去る11月に行われた日本語勉強会についての記事を書こうと思いマウス!
Wingsで英語の先生として働いているスタッフは、みな英語のネイティブスピーカーあるいはネイティブ並みですが、日本語はあまり……という人も少なくありません。
「でもやっぱり、日本で暮らすうえで、日本語もある程度できるようになりたい……」
そんな要望に応えるべく、Wingsでは日本語勉強会を開催することにしました。
当日は、午前と午後にそれぞれクラスを用意し、その間のお昼休みにはランチ・パーティーをしました。
クラスは、文法などの細かいところを教えるのではなく、日本語以外の言語の使用を【原則禁止】し、日本語ネイティブの教師と、生徒との会話をベースとして行いました。先生1人に対して生徒2人まで、という少人数スタイルで、1時間徹底して日本語を練習しました。参加者には、「実際の日本語会話ができて良かった!」と好評でした ʕ•ᴥ•ʔ
パーティーでは、日本人スタッフと勉強会に参加してくれた英語スタッフみんなでピザを囲み、楽しくおしゃべりをしつつ、午前のクラスの感想を言い合ったり、「どうしたら効果的に日本語(/英語)を習得できるか」について話し合ったりもしました。
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自分はインターン生ながら今回、このプロジェクトを任され、実際に企画・実施しました。
Wingsの側としてのプロジェクトの【目的】は、
「スタッフに対する福利厚生の一環として日本語教育を提供し、日本に来て間もないスタッフが、安心して日本で暮らせるようになるための手助けをすること」。
スタッフが安心して働けるようになれば、彼らの仕事のパフォーマンスも上がるだろうし、長く働いてくれるだろう、ということです。
また、スタッフの側からすれば、「高いお金を出して日本語学校に通うことなく、職場の延長で日本語を勉強できる」ということになります。
そういうわけで、この日本語教室プロジェクトの企画を始めたわけですが、まずは、「何が必要か?」を考えるところから始めました。
日時は? 場所は? 授業内容はどうする? 教師は誰がやる? 教師をどう集める?
などなど……
本当にゼロからの企画でした。
思考を発散させて必要事項を洗い出し(ブレインストーミング)、それらを1つ1つ潰していく。その方法論も、今回のプロジェクトの企画の段階で、社長の城英さんに教えていただきました。
プロジェクトを進める中で仕事はたくさんあったのですが、特に大変だったのは生徒募集と教材作成でした。
「今度、日本語勉強会をやります!!」というチラシを作り、宣伝文を書いてメールで全スタッフに送信し、参加希望者用のGoogle formを作成し、これらを全て(城英さんのアドバイスをいただきつつ)自分でこなしたのですが、それでも初めは希望者が思ったよりも集まらず、かなり焦りました。「せっかく準備してきたのに、もし人が集まらなかったら……」なんて考えたりもしました。
そこで、直前になって、「今度こういうイベントをやるんだけど、もしその日空いてたら参加しない?」とスクールで会ったスタッフに一人一人声をかけて、それでなんとか人数を増やせました。普段なかなかスタッフに対して英語で話しかける勇気の出ない自分ですが、頑張りました。
教材作成に関しては、世界各国で日本語教師をしていた経験のある、日本人スタッフのハルミさんや、ニューヨーク大学で言語学を専攻し、日本語を含む4ヶ国語を流暢に話すJoséなどの意見を聞きながら、どのような内容が良いか考えていきました。
その結果、「実際の場面で使う日本語のフレーズを事前に覚えてきてもらい、授業中にはロールプレイや、さらに発展した会話を練習する」という方法を採ることにしました。文法や単語などの学習はもちろん言語習得には必要だけれども、勉強会では、そのような家でも勉強できることはやらず、ネイティブスピーカーとしかできない会話の練習を中心に据えるのが良いだろう、ということです。
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他にも色々苦労したことはありましたが(準備が終わらず勉強会当日の朝も、スクール近くのスタバでPCを開いて勉強会の構成を練っていました^^;)、なんとか開催に漕ぎつけることができ、初めに述べたように参加者にも「良かった」と言ってもらえて、正直ほっとしました。
次回のスタッフ向けに企画をさらに楽しいものにするべく、現在は反省点をまとめています(この記事を書いているのも、そうした振り返りのプロセスでもあります)。次の企画をするのが僕自身も楽しみです!
長くなってしまいましたが、今回はこの辺りにしておきます。次回のイベント報告もお楽しみに!