今回のテーマ
『よくある疑問に答えるシリーズ vol.6』のテーマは産休・育休についてです。
基本的にWILBYでも産休・育休は労働基準法や育児介護休業法の内容が適用されます。法律で定められている制度のほかに、該当するメンバーは弊社のフレックスタイムや出社の自由度などを活用しながら、ご自身やお子さんの状況に合わせて働いています。
今回はWILBYでの産休・育休取得のフローを紹介しつつ、最近産休育休を所得したメンバーに率直な感想を聞いてみました!
WILBYにおける産休・育休取得までの流れ
弊社で育休・産休を取得する場合、おおまかなフローは以下です。顧問の社労士さんに質問できたり、復帰前はMTGの時間が設けられていたりと、初めて取得の方でも安心のサポート体制があります。
WILBY独自の取り組み
弊社オリジナルの取り組みとして、妊婦/乳幼児検診日には有給の特別休暇を付与しています。
ただでさえ、ご自身やお子さんの急な体調不良などで有給休暇が減ったり、使い果たしてしまったりと、有給休暇の「労働者の心身の疲労を回復させ、労働力の維持培養を図るため、また、ゆとりある生活の実現にも資する」という本来の趣旨を果たせないことが考えられます。
有給休暇の残数や欠勤を気にせず、ご自身やお子さんの健康に集中できるので、社内からも好評の制度です。
実際に取得したメンバーに聞いてみました!
今回インタビューをしたのは、編集チームに所属する"おさぴー"。2020年の10月から2022年4月まで産休・育休を取得し、現在は2歳のお子さんを育てながら働いています。
産休取得まで
杉「復帰されてもうすぐ1年になりますね!今の働き方を簡単に教えてください。」
1日6時間の短時間勤務です。フレックスタイム制とリモート勤務に助けられています。
杉「おさぴーはWILBYで最初の産休・育休取得者だったわけですが、会社に報告するとき、気を使ったとか、言いづらかったとか、ありましたか?」
上長に妊娠報告するタイミングについては悩みました。安定期に入ってからと考えていましたが、つわり症状が強く業務に影響しそうだったので、早めに報告しました。
杉「なるほど…!やはり、安定期までは報告したくない方もいれば、早めに言っていただいてこちらから何らかのサポートができる場合もあるので、報告のタイミングはご本人にお任せしています。体調が辛いとき、仕事上はどう対応しましたか?」
つわりのピーク時は満員電車に乗るのが厳しく……リモート勤務で乗り切りました。
杉「出勤/リモートや、出勤時間にある程度自由度があるのは助かりますよね。制度や手続きについても分からないことが多かったと思いますが、誰に相談していましたか?」
自分でも調べましたが、会社が社労士さんとの面談を設けてくださり、そこで不明点など聞きました。
杉「社内にも詳しいメンバーがいますが、プロである社労士さんに聞ける環境があるのは安心ですよね。産休に入る前はなにか準備をしましたか?
いつ何があるかわからないので、余裕を持って仕事を進めるように心がけていました。産休・育休取得前まではライターだったため個人の領域が多く、引き継ぎ作業はほとんどありませんでした。
産休・育休中
杉「すごくストレートに聞いてしまうんですが、産休・育休中の生活ってどうでしたか…?」
産休・育休中はゆっくり休めると思われがちですが、第一子ということもあり、実際はハードでした。とにかく寝るのが下手で、2〜3時間おきに起こされ、抱っこして部屋を歩き回る生活が1年近く続きました。現在も寝ぐずりに悩んでます……。
杉「おぉ…赤ちゃんにも個人差があるし、その状況になってみないと分からないですね。」
そうですね〜。あとはやはり、母親だけでは限界があるので、男性も進んで育休取得していただけたらと思います!
杉「2022年に「産後パパ育休(出生時育児休業)」創設や男性の育休取得促進に関する法改正もあり、パートナーと一緒に子育てをするための仕組みづくりが進んでいます。今後該当するメンバーのためにも、会社としてしっかりバックアップしていきたいと思っています。」
育休からの復帰
杉「復帰についていろいろと不安があったかと思いますが、どんなことが一番大きかったですか?」
職場復帰自体よりも、仕事と育児の両立に不安を抱いていました。復帰に向けて、夫婦間の家事分担を明確にしたり、時短家電を購入したり、ベビーシッターサービスについて調べたりと事前準備をしました。
杉「復帰はとても大きな変化ですよね。復帰前にMTGをしたことで、不安は少しでも解消されましたか?」
1年半会社を離れていたこともあり周囲のメンバー的にもかなりの変化があったので、会社の近況を知れたのは大きかったかなと思います。心の準備ができました。
杉「復帰後は職種を変えて違うチームにジョインされましたが、周りのサポートはありましたか?」
もともと知っているメンバーが復帰後のメンターになってくれたので、コミュニケーションが取りやすく、スムーズに職場復帰を果たせました。チームだけでなく、メンバー全員とお話できる機会「おやつタイム」※があったのも助かりました。
※「おやつタイム」はメンバー総当たりで5、6人のチームを組み、30分程度おやつを食べながら雑談する企画。新メンバー入社時や長期のお休みから復帰したときなどに行っています。
杉「社内の動きに合わせて都度復帰時の企画なりイベントなりは考えていますが、おかえり!という気持ちを表したいのが一番にありますね。実際復帰してみて、弊社のフレックスタイムなどの制度は育児と仕事を両立する上で役に立ってますか?」
午前中、もしくは夕方に小児科にかかる際など、本当に助かりました。保育園に通い始めた当初は、よく病気をもらってきたので……。
杉「通い始めの立て続けな体調不良、よく聞きます><ほかにも社内にこんな制度があったらよかったのに…みたいな点はありますか?」
コロナ禍でなかなか難しいとは思いますが……子育て中のメンバーと会ってお話ししてみたいです!
杉「いいですね、今後もメンバー同士で経験を共有したり、質問したりできたら役に立ちそうだし、制度に対しての相互理解も深まる気がします。最後に、今後取得するメンバーにひとことお願いします!」
夫婦の足並みを揃え、ときには子供に頼りながら、チームで育児をするのが大切だと感じています。産休・育休取得の第一号として、仕事も育児も充実させられるように頑張ります!
最後に
WILBYでは育休取得の実績がまだ多くはないものの、顧問の社労士さんや社内メンバーとの連携、制度の活用をすることでサポート体制を整えています。社会でも少子化や子育て支援が話題になることの多い昨今、弊社もメンバーのライフステージの変化を影からしっかり支えたいと思っています。