こんにちは!業務管理本部の金澤です。
4月から新卒・第二新卒で入社されたみなさんの3ヶ月の技術研修が終了しました。研修を振り返っての感想や、展望などを率直に語ってもらいました。ぜひ最後までご覧ください。
1.研修カリキュラムについて
金澤:まずは研修の内容についておしえてください。
R.Oさん:簡単に説明しますとこんな感じになります。
- ITについての基本的な学習(2週間)
- HTML・CSS(ホームページの書き方言語)・Oracleデータベース(1週間)
- Java(幅広い開発環境に活用できるプログラミング言語)研修(3週間)
- SpringBoot(Webアプリ作成)・個人開発演習(3週間)
- チーム開発演習(16日間)
H.Nさん:初めはITとは何か?、ITエンジニアとしてのキャリアパスとは?などの概要から、社会人としての心構えや、報連相の仕方、時間管理など社会人として必要なことを学んできました。
その後HTML/CSS、Oracle、Java、Springの順に学び、前半のまとめとして個人開発で書籍検索システムを作りました。最後にAWSを使いクラウドの基礎を習得し、チーム開発でWeb上で誰でも閲覧することができるオンラインショップを製造しました。3ヶ月間はかなり濃厚で、有意義な時間を過ごせました。
金澤:研修内容が濃いですね!技術もマナーもしっかり学べた充実した期間だったことが伝わります。
2.研修中に印象に残ったことは何?
A.Tさん:「Java」「Springboot」です。
自分が書いたコードがアプリケーションとして動くのをみて、プログラミングの楽しさを再確認しました。
Y.Oさん:「Java」研修です。
入社前にJavaBronzeの学習をした上で臨んだ甲斐もあり、ほかの研修に比べ理解が早かったです。事前に不明点がわかっていることが、学習において重要であることを改めて感じました。
R.Sさん:「チーム開発」です。
何度か雰囲気が険悪になりかけたことがありました。それは誰かがおかしなことを言っているわけではなくて、お互いが効率を求めていたり、よりよい機能にしようと意見がぶつかり合っていました。皆好きでこの業界に入り、情熱を持ってやっているんだなと、身をもって知った出来事でした。
3.研修中に意識したことはあった?
H.Nさん:「自分から学ぶ姿勢」
言われてから学ぶのではなく、自分から積極的に学んでいったことで、チーム開発で存分に実力を発揮することができました。
Y.Tさん:「勉強する時間を多めに作る」
1日の研修の最後30分~1時間程の復習の時間が割り当てられていたのですが、さらに隙間時間を利用して、復習の時間を作りました。
Y.Oさん:「とにかくわからないことを質問する」
自分はこうだと思っていたけれど、何が違うのか。 この質問の仕方が理解度を上げたと思っています。
A.Tさん:「全部を理解しようとせず、深く考えすぎないようにする」
研修中にプログラミング経験者の方とお話をする機会があり、アドバイスをしてくれました。それまでは、勉強しても出来ている気がしなくて、満足感がなかったのですが、考えすぎないように、良い意味で自分に対してハードルを下げるように取り組んでいました。
M.Oさん:「まず日本語で全部を整理してからコードを書き始めるようにする」
「日本語で理解できないことはコード上でできない」とメンターの方に教わりました。それを意識してできるようになると、理解度がまったく違いました。
R.Sさん:「他の受講生の良い点を探して、親近感を持つようにする」
良い点を自分に反映できるように意識しました。コミュニケーションをとる際にも役に立ったと思います。
金澤:自分から気づいて取り組めたこと、周りの方からの良い刺激やアドバイスで意識が変わったことなど、色々あったようですね!
研修中の思い出..
4.安心して取り組めた点を教えてください
H.Nさん:完全リモートではなく週2回出社だったところです。わからないことがあったときに、すぐに周りに聞くことができる環境でした。
R.Sさん:未経験でこの業界に入ったので、「こんなことも分からないの?」と思われてしまう不安がありました。実際には、文系出身の方や未経験の方が多かったので、質問しやすい環境で安心しました。経験者の方でも全部を知っている人はいないとわかり、配属された後でも安心して働けるのではないかと感じました。
A.Tさん:人事や、メンターの先輩が研修の状況を気にかけてくださり、相談もできたので心強かったです。
金澤:新人さんをしっかりサポートする環境があってよかったです。これから当社に応募される学生さんにも伝わってほしいところです。
5.一番大変だったことは?どうやって乗り越えた?
金澤:3ヶ月はそれなりに長いので、山あり谷ありだったのでは?やりとげるための工夫はありましたか?
R.Sさん:個人開発演習は、自分1人で行わなければならないプレッシャーがありましたが、会話をするように心がけて、質問をたくさんすることで乗り越えました。
H.Nさん:チーム開発の製造の部分で、他の人とコーディングの作業をしなければならず、同じコードをいじって競合が起きたり、他の人のコードを理解する必要があったので、コードリーディングの部分で慣れていなくて大変でした。チームでどう乗り越えたかというと、報連相の徹底、チーム内でのルール決め、不明点はすぐにメンバーに聞く、など心がけました。
M.Oさん:チーム開発で、全員のモチベーションが異なるときがあったので、対等な立場のメンバーに対して、どう話しかけようかと考えたことがありました。自分から「これやりましたか?」と話しかけるようにしたり、他のメンバーから伝えてもらったりしました。雰囲気を壊さずに伝えることを大切にしました。
6.研修後に変わったことは?
金澤:入社式のときと比べて、みなさん堂々とした顔つきのように感じます。自分自身に感じている変化を教えてください。
R.Oさん: 一番はコードの流れを掴めるようになったことです。研修前はコードなんて呪文のように感じていて、どんな原理でアプリケーションが出来上がるのかもわからない状態でした。 それが三か月で、コードを記述した際にある程度エラーが出ても一人で対応でき、簡単なアプリケーションを作れるようになりました。
H.Nさん:研修前は、右も左もわからず状態でしたが、 研修では様々なITスキルや社会人としてのスキルも十分に学ぶことができ、人間として成長することができたと思います。
Y.Oさん:大学時代にプログラミングを学んでいたので、ある程度は大丈夫かなと思っていました。ですが実際は、プログラミング言語ができるだけでは意味がなく、データベースやフレームワーク など、その他のツールも使いこなせるようになって、初めて実用的な動きをするものであることを学びました。
Y.Tさん:専門学校でjavaやPythonやSQLをやっていたのですが、経験者といえるレベルではなかったので、研修中に「教えて」と言われたときは不安はありましたが、講義を受けることで成長できました。できる人が近くにいると、引っ張られる形で理解が深まったと思います。
変化が感じられるのは、努力があったからですね!
7.同期メンバーと過ごした3ヶ月はどうだった?
金澤:本社で研修の日は、会議室から楽しそうな話声が聞こえてきました。
どんな風に過ごしてきたのですか?
M.Oさん:出社時には和気あいあいと話しながら、作業することができました。そのおかげで、不安に感じることが減りました。
R.Oさん:4月の中旬に、同期内で「敬語をといた日」がありました。私が「今日から敬語、やめようぜ!」と提案したんです。
そこからみんな急接近して、研修期間がとても楽しくなりました。
Y.Tさん:仕事に関係のないことも話すことができて、賑やかに過ごせました。私が一番年下だったので、最初は寂しいという気持ちもあったのですが、「敬語を解いた日」のおかげで、歳の差を気にすることはなくなりました。
R.Sさん:同期同士よく質問を出し合っていたので、お互いを知ることができました。技術面でも人格面でもすごいと思う部分がたくさんあり、この同期メンバーが、ウエルストーンという同じ会社の選考を通って、ここにいるんだなあと感慨深く思いました。3か月間走り抜けることができたのは同期の存在が多かったので、とても感謝しています。
8.これからどんなエンジニアになりたい?
金澤:現場でのお仕事が始まりますが、今の意気込みをぜひ聞かせてください。
A.Tさん:周りから頼られるようなエンジニアになりたいです。
M.Oさん:勉強して自分の価値を高め続けられるエンジニア、 部下を持ち心理的安全性の高いチームを運営できる人、になりたいです。
R.Sさん:チーム開発の際、技術力に自信があり、率先して難しい内容に取り組む他の受講生を見てあこがれました。私もそんな人材になりたいです。
「Sさんなら安心だね」と思ってもらえるような信頼を得たいです。
9.インタビューを終えて
金澤:みなさん、それぞれの想いを聴かせてくれて、どうもありがとうございました!3か月の研修内容と頑張りがとても伝わってくる内容でした。現場OJTでもみなさんの勤勉さと素直さを発揮して、がんばってくださいね!